goo blog サービス終了のお知らせ 

白雲去来

蜷川正大の日々是口実

霜髪明朝又一年。

2012-12-31 16:10:33 | インポート

十二月三十一日(月)晴れ。

早いもので、今上陛下の御代、平成二十四年も今日まで。浪人の身でも、人並みに玄関に松飾りや玄関飾りを出し、部屋にはささやかな鏡餅などを置いて正月の準備を済ませた。毎年、大晦日には親しい人たちと我が酔狂亭で年越しの会を催している。別段、大したことをするわけでもないのだが、私の手料理で、一杯やろうという事だ。


北海道にいたのはもう二十年も前のことだ。以来、大晦日になると中国の詩人である高適の「除夜作」という漢詩が浮かぶ。       

旅館寒燈獨不眠   旅館の寒燈に独り眠れず

客心何事轉凄然  客心何事ぞ転(うた)た凄然   

故郷今夜思千里  故郷今夜 千里に思う

霜鬢明朝又一年   霜鬢(そうびん)明朝 又一年   


と言うものだ。本当に髪の毛は霜のように白くなって、年が明ければ六十二歳となる。正に、門松は冥土の旅の一里塚。めでたくもあり、めでたくもなし。である。


しかしながら、社友や同志、友人に恵まれ、恙なく今年も一年を終えることが出来る。厳しい社会情勢の中で、真綿で首を絞められるように生活や収入は圧迫され、ほとんど崖っぷちに立たされて喘いでいるが、それでも飢えて死ぬわけでもないし、焦っても仕方がない。せめて苦境を楽しむ心の余裕を持つようにしたいと思っている。


来年は、野村先生の二十年祭という節目の年となる。せめて本の一冊も出さなければ、と考えているのだが・・・。


また、正月の休みもなく尖閣の海で、わが領土と領海を守るために戦っている海上保安庁の皆さん。陸・海・空の自衛隊員の皆さん。そして全国の警察官の皆さんには心から敬意を表する次第です。特に、尖閣の海で不法行為を繰り返している中国の船と対峙している海保の皆さんには、どうかお体を大切にして頂きたいと思っています。感謝をしております。


新年が、皇国はもとより、皆様にとりまして佳い年でありますことを心からご祈念申し上げます。新年もまた旧に倍しまして、ご指導とご鞭撻のほどをお願い致します。


また、正月二日の皇居参賀には参加いたします。午前九時前ぐらいに丸の内の東京海上のビルの前で社友と待ち合わせをしております。お見かけを致しましたならば、お気軽にお声を掛けて下さい。皇国の春をお祝いし、高らかに聖寿の万歳を三唱いたしましょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソーセージとウースター。

2012-12-31 13:31:41 | インポート

十二月三十日(日)雨。

 

テレビのニュースでは、成田から海外旅行で出国する人は四万人ほどいると言っていた。私は、残念ながら海外で年越しをしたことがない。子供たちがまだ小学生の頃は、旅行代金の高い正月の三が日を過ぎてからサイパンに出かけたものだが、最近は、一緒に行こうと言っても余り喜ばないので、家でのんびりしていることが多くなった。もっとも不景気の影響もあって、家族四人で海外何ていう余裕もなくなったのが本音である。

 

朝食は、御殿場に本店のある「二の岡フーズ」のボロニアソーセージとキャベツの千切りに目玉焼き。私は、ソーセージの中では、この「二の岡フーズ」のものが好きだ。横浜では中々売っていなくて、取り寄せるしか方法がない。以前、箱根湯本の駅に行った時に電車の時間があるので、売店を見ていたら何と、あるではないか。ラッキーと早速買った。

少々油がキツイので、私はフライパンで焼くよりも、グリルで焼いたものをウースター・ソースで食べる。ウースター・ソースも関西の同志から頂いた「ヒシ梅ソース」というものにハマっている。これも横浜では見かけないが、甘くもなく、辛くもなくちょうど良いのだ。特に蒸し麺を使った焼きそばには最高である。ソーセージも家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いている印南さんからの頂き物。浪人暮らしの身としては、こういったご支援が有難く身に染みる。

Photo※美味しいのですが、少々高いのが玉に傷。


大晦日と正月二日に友人や同志が我が酔狂亭に来訪するので、今日は、午前中から、その買い物に追われた。下町の商店街の喧騒の中にいると、いつも思い出すのは母のことだ。親一人子一人で、貧しかったが、暮になると母の買い出しにつき合わされ、お節の材料やミカン、お餅で手が痛くなるほど買い物をした。家の中が、そういった普段では食べられないような物で溢れ、とても満ち足りた気持ちになった。

下着からズボンや上着まですべて新品を着せて貰うことの嬉しさ。今は、物が溢れていて正月に新しい物を着ると言ったことがなくなった。お節料理も、三が日ぐらいは主婦に楽をさせようと言う思いと、お店が開いていないこともあって、昔は、どこの家に行ってもお節料理ばかりだった。随分前のCMに「お節もいいけど、カレーもね」何ていうのがあったぐらいだ。


札幌の社友、梶浦直樹氏と函館に帰ったヒデちゃんから年末の挨拶の電話があった。新年が佳い年でありますように。


夜は、冷蔵庫の中を漁って、古いものから順に料理して肴とした。テレビは下らんものばかりやっているし、本でも読むとするか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「いいちこ」のお湯割りで酔う。

2012-12-30 17:28:46 | インポート

十二月二十九日(土)晴れ。

時間があったら川崎大師にでも出かけて、参道のお店でも冷かそうかとも思ったが、結局、機関誌の校正に時間をとられてしまい、体が自由になったのは二時過ぎ。今から出かけても着いた頃には夕方で寒くなってしまうので、結局中止した。


川崎大師には、もう三十五年ほど前に一度行ったことがある。当時勤めていた会社の社長と我々社員で初詣に行き、お札を頂いた。それ以来行ったことがなく、社友の松本佳展君から、参道のお店を見るだけでも楽しい、と聞いていたので、屋台や出店好きな私としては、お参りのついでに一杯やりたかった。松本君の話では、正月は人が凄くて、とてものんびり店などで一杯やるような雰囲気ではないそうなので、この時期ならばと思ったのだが残念。


結局、夜は我が酔狂亭で、珍しく「いいちこ」をお湯割りにして、エビチリとわかめサラダとさつま揚げを焼いて愚妻を相手に一杯やった。気が付けば、テーブルを枕に寝ていて子供たちに顰蹙を買ってしまった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あと少しで機関誌が完成する。

2012-12-30 17:13:46 | インポート

十二月二十八日(金)晴れ。

 

何かしているわけでもないのに、さすがに師走。気が急いてならない。腹が据わっていない証拠か。一日、機関誌「燃えよ祖国」の編集と校正に追われていた。何とか、年内に出したいと思っているのだが、間に合うかどうか。何とか頑張らなくては。

 

夜は、カメちゃん&ヒデちゃんに電話して「やまと」へ顔を出した。何やら、常連さんから表彰状を貰っていた。このお店とご夫婦のファンが増えるのは嬉しいことだ。「やまと」から近くの小料理屋に転戦。初めてのお店だったが、感じの良い店で料理も美味しかった。十時過ぎに帰宅。

Photo※「燃えよ祖国」の第百九十三号です。

Photo_2


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴代内閣の支持率。

2012-12-29 12:51:09 | インポート

十二月二十七日(木)曇り。

 愈々今年もカウントダウンとなった。安倍内閣の顔ぶれが発表となった。各所にベテラン経験者を配しての危機突破内閣か。サプライズなどよりも安定感が第一だ。稲田朋美や高市早苗といった正統派の保守が活躍するのは頼もしい限りだ。小池百合子には、そのうち総理の椅子を狙ってほしいと思っている。

 

二十九日の産経新聞に面白い統計が載っていた。過去の内閣発足時の支持率の数字である。それによれば、平成五年に発足した細川護煕がトップで83・4パーセント、次が小泉政権の80・9%、以下、鳩山由紀夫68・7、第一次安倍政権の63・9、羽田孜62・1、野田佳彦59・9、橋本龍太郎58・3、菅直人57・3、福田康夫55・3、今回の第二次安倍内閣が55・0、小渕恵三52・5、村山富市47・7、麻生太郎44・6、森喜朗37・6の順である。

その昔流行った、西田佐知子の「東京ブルース」の替え歌です。

 1・泣いた国民がバカなのか、だました政治家が悪いのか、褪せた公約を罵りあって、夜霧の街でむせび哭く、政治のみれんの、国会ブルース。

2・どうせ私をだますなら、死ぬまでだまして欲しかった。赤い連中の決意に秘めた、あの日の夢もガラス玉、割れて砕けた、国会ブルース。

3・月に吠えよか淋しさを、どこへも捨て場のない身には、暗い日本をさまよいながら、庶民が鳴らす口笛は、民主の終わりの国会ブルース。


夜は、旧友が来訪。松本佳展君の差し入れの「三岳」で楽しんだ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする