白雲去来

蜷川正大の日々是口実

馬鹿と阿呆の絡み合い。どこに男の夢がある。

2009-04-15 17:44:58 | インポート

四月十四(火)雨。

  午前中は曇り空で、いまにも泣きだしそうだったが案の定、午後になって雨が激しくなった。わが陋屋は風雨が激しいと雨漏りがするので、チョット心配である。

 

 今日発売の「週刊朝日」を読んだ。

案の定、「週刊新潮」と島村征憲の間で泥仕合になっている。新潮社の方は、何とか島村を他社から隠そうと様々な手を使ったようだ。面白かったのは、「文春」が、島村の元の女房と面談したときに、新潮から依頼されて、文春とのインタビューを録音して、その謝礼を貰ったこと。あるいは、

「俺に内密で北海道の家族と相談し北広島市(北海道)に2LDKのマンションを用意した。二年契約で『家賃、敷金、礼金はすべて新潮社が払うので、二十年以上前に別れた元妻と二人で一緒に住んではどうか』と強引に勧めてきた」

島村の元の妻がパートで月に八万円程度稼ぐので、それも新潮社が保証する、との話だったようだ。

 正に、これが本人しか知りえない「秘密の暴露」ではないか。

われわれの抗議の前に、あれほど大見得を切ったくせに、何だ、この体たらくは。

 

 私は、新潮社との対面の時に、編集長やデスクの前で、

「もし、私の抗議が『言い掛かり』や、『根も葉もないこと』であり、島村の言う通り、野村先生が、本当にそんなことに関わっていたのならば、門下生として、二十一世紀書院は解散し、私自身も民族派運動から引退する」とキッパリと言った。

 さらに、

「では、もしガセだったら、あなた達はどうするのか」と、言った所、

「あの記事には、決して間違いはありません」と、言いきったではないか。

 

 島村は、野村先生のことに関して、「俺は、野村さんの名前は出していない。新潮が勝手に書いて右翼を怒らせ、えらい目に遭った。それで新潮の担当記者は最初、『ほとぼりが冷めるまで台湾に行けばどうか』と俺のパスポートを取ってくれた」と、言っている。

いくら今回の新潮社の取材班がアホでも、そこまでは、しないだろう。島村と直接会った記者たちが声を揃えて「虚言癖」を指摘するように、これは島村の「逃げ」に違いない。

 鶴田浩二の歌ではないが、

 馬鹿と阿呆の絡み合い。どこに男の夢がある。

新潮社の社歌にしなさい。


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