8月29日(木)曇り後雨。
大型の台風が九州方面から近づいてくる。何でも人が歩くほどのスピードとかで、足踏みをしている。現地の人たちはたまったものではない。さっさと来て、さっさと行って欲しいものだ。横浜は、文字通り「嵐の前の静けさ」である。
台風という言葉が使われる以前は「野分」といっていた。と歳時記に書いてあった。何でも台風という言葉を広めたのは『椿節弓張月』や『南総里見八犬伝』などを書いた滝沢馬琴で「それ大雨はげしきを颶という。また甚だしきを颱と称う」(椿節弓張月)。最近は、積乱雲が次から次へと発生して大雨を降らす現象を線状降水帯とか言うそうだが、それを初めて聞いたときは、女性が船の上で香水を使うことかと思った。
朝食は抜いた。昼は冷食のチキンライス、インスタントのシジミの味噌汁。夜は、勝烈庵のロースカツを「カツ煮」にしたものと、メンチカツに串カツ。キャベツの千切り添え。トマトサラダ。お供は「お疲れ生」の350m.一本の後に「黒霧島」へ。酔狂亭にて独酌。