白雲去来

蜷川正大の日々是口実

土用も近いので鰻。

2016-07-29 12:14:22 | 日記
七月二十八日(木)晴れ。

やっと関東地方に「梅雨明け宣言」が出た。といっても私の日々に何か変化がある訳でもないが、とりあえずは鬱陶しい日々から解放されるだけで、何となく気持ちが華やぐ。

その証拠に、午前中にお世話になっている方から、久しぶりに電話があり、「土用も近いのでうなぎでもどうですか」。どうですか、と聞かれてためらう訳もない。即答で諾。お店は、神奈川のスケートリンクのすぐ近くにある「菊屋」という鰻屋。子供がスケートに通っている頃に、一度入ってみようかと気になっていたお店だ。お店の人に聞けば、明治の頃から、百三十年も営業しているとのこと。その当時は、この辺りは遊郭が多く、このお店も遊郭として商売をしていた。と教えてくれた。鰻を食べる時は、こういった暑い日が良い。車で行ったので、肝焼きで一杯、と言う訳にはいかなかったが、贅沢は言っていられない。いやー美味かった。家族の分までお土産を頂き、幸せな気持ちでお店を出た。

その後、古くからの知り合いで、建設業をしている方と簡単な打ち合わせを行った後に、事務所へ。ほんの少しだけ仕事をしてから帰宅。夜は、私以外は、「うな重」。贅沢をしていると、家が明るくなって良い。魚屋で買ったカツオも今日は当たりだった。

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ずっーとマエカラ本牧だよ。

2016-07-29 11:29:27 | 日記
七月二十七日(水)曇り。

下の子供が夏休みになったので、久しぶりに二人でランチ。どこに行こうかなと思って考えていたら、好きなブログに「ベイタウン本牧五番街に横浜は初上陸で全国で19軒目となるNapoli’s PIZZA&CAFFÉがオープンしたので」という記事を思い出して行くことにした。

普段なら、いい歳をしたおっさんがピザなど食べに行かないのだが、何と言っても子供が中心のメニューだ。しかし「ベイタウン本牧五番街」ってどこだ。ネットで住所を検索してナビに入れて出かけた。一応、ナポリビザを食べさせる店と言うことで、クソ暑いのにジャケットを着て行った。ナビでたどり着いたのは、何だ、マイカル本牧の近くじゃないの。ここは出来た頃から良く来た。その頃はホテルやおしゃれなお店が沢山入っていたが、徐々に寂れて、今では、ご近所が買い物に来る、下町のスーパーのようになってしまった。

いつもの駐車場に車を止めて、ウロウロすれば、あったあった「ベイタウン」が。何だやっぱりマイカル本牧じゃん。二階の電気屋から入って(ここでもうボンビー感が漂っている)店に行けば、上はゲームセンターでうるさいし、子連れのヤンママがうるさいし、食欲が失せて行くが、子供はこんな所に慣れているのか、全く意に介さず早速ピザを頼んでいた。何を頼んだか忘れましたが、中々美味しかった。家の近くにあったなら、嬉しいと思うが、わざわざ車で来るような所ではないと思った次第。

ついでに、スーパー(イオン)で買い物。今流行のステテコを二枚にTシャツ、そして夕食の買い物をしてから帰宅。レジのオバさんに、いつから「ベイタウン」何て名前になったのと聞いたら、ちょっと考えて、「分かりません」。ここはね。前は、「マイカル本牧」という名前だったんだよ。と教えてあげると、「いつ頃のことですか」。アホ、ずっーとマエカラ本牧だよ。と軽いギャグをかましたら、子供に「早く帰ろう」と怒られました。

夜は、久しぶりにカメちゃんを誘って「やまと」へ。そう言えば、オカミサンが入院しており、オヤジ一人でやっているので、メニューが限定されている。常連さんは、それぞれ適当なものを持ち込んで一杯やっており、私もご相伴にあずかった。その後、近くの「すくね」に転戦。アコチャンが合流。九時過ぎに帰宅。

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嫌~な事件だ。

2016-07-29 11:00:43 | 日記
七月二十六日(火)曇り後雨。

朝食の支度をしながら、テレビを点ければ、何やら画面に救急車やパトカーの慌ただし動きを写している。ん、何、と思ってよく見れば、今日の未明に神奈川県の相模原にある障害者施設に何者かが侵入して大勢の人を殺傷したと言っていた。この障害者施設は確か、大行社の岡さんが理事長時代、相模川のBBQを行う時に、いつも車いすなどを寄付していた施設ではなかったのか。

時間が経つにつれて犯人像が明らかになるが、こういったサイコパスと言うのは、恐ろしい。外見は全く異常がなく、付き合いをしなければ、その人の心の病と言うものが分からない。テロであるならば、政治的な背景があり、対処も出来ようが、サイコパスは始末が悪い。今朝のような事件が起こった日のように嫌ーな空気が蔓延すると、日常が重苦しくなる。外は雨が降ってきた。何はともあれ、亡くなられた方たちに合掌。

夜は、月に一度の町内の人たちとの飲み会。適当に飲んで、適当に帰った。

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好きな本も後一巻になった。

2016-07-26 17:23:16 | 日記
七月二十五日(月)晴れ。

朝食は、私が勝手に思っている納豆のチャンピョン水戸の「舟納豆」に、白菜のおしんこ、タラコに玉ねぎの味噌汁。しかし、食い物の話ばかりで恐縮だが、玉ねぎは庶民の強い味方だ。嫌いな人の気がしれない。一時、おいしい玉ねぎを送って頂き、オール玉ねぎで食事をしたことがある。まず玉ねぎの味噌汁。玉ねぎのおかかのオニオンスライス。玉ねぎのオイスター炒め。玉ねぎのフライ。玉ねぎのマリネ。家族からは大ブーイングだったが、私は、一人で悦に入っていた。

最近は、体調のことを考えて「揚げ物」は敬遠しているが、野毛の「福田フライ」などに行けば、「玉ねぎフライ」を即、オーダーする。それでも、煮過ぎてクタっとした玉ネギは好きではない。シャキッとしていないと、玉ねぎではないような気がする。まあどうでも良い話ですが。

読み終わってしまうのが、惜しくてチビリ、チビリと読んでいた『満州国演義』の第八巻「南冥の雫」を読み終えてしまった。まあ七巻、八巻は、大東亜戦争の細かい解説ばかりで、ちょっと飽きたが、主人公の敷島兄弟の波乱万丈な人生が良く描かれていて、興味深かった。『南冥の雫』は、主にインパール作戦を題材にしている。大東亜戦争の「愚将」と言えば、特攻隊員の前で、「私も後から必ず行く」と言いながら、高級参謀とお気に入りの芸者を連れてスタコラサッサと台湾に逃げて行った富永恭次とインパール作戦の責任者である牟田口廉也の二人と相場が決まっている。この二人は、無理な作戦で多くの将兵を死に追いやったにも関わらず、のうのうと天寿を全うした。どの本を読んでも悪評だけと言う人も珍しい。後、評判が悪いのは、ノモンハンの辻政信と東京裁判での証人となった田中隆吉か。海軍の軍人が、東京裁判でもほとんど裁かれず、あまり悪評のある軍人がいない。まあこれはノモンハンから日中戦争、インドシナ方面の作戦を裁かれたのだから仕方の無いことかもしれない。

『満州国演義』は、単行本は既に完結しているのだが、頑固に文庫に拘って読んでいる。残すは、最後の一巻のみ。作者の船戸与一氏はどちらかというとリベラルの範疇に入る人だから、満州の建国や大東亜戦争に対してあまり好意的ではない。それでも読む側の思考がちゃんとしていれば良いだけだ。近代史の勉強にもなる本ですよ。

事務所の帰りに、魚屋へ寄ってカツオを買ったが、これがゲロマズ(すみません。好きなブログのパクリです)。今季二度目の、ノックアウトだった。二三切れ食べて、サヨナラした。あーあついてない。

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家から一歩も出ませんでした。

2016-07-24 18:03:33 | 日記
七月二十四日(日)晴れ。

五時四十五分に目が覚めた。もうミンミン蝉の声が聞こえる。短い命の中で、生きていると言うことを誰よりも早く伝えたいのかもしれない。雨戸を開けると、夏の日差しが、大挙して入ってきた。この瞬間が好きだ。貧乏をしていても天気が良いだけで、元気を貰える。元気と言えば、先日講演をお願いした、藤井厳喜先生の講演テープを原稿に起こす作業をしている。やったことのある人なら分かると思うが、これが結構大変だ。特に、講演を聞いているのと、聞かないでテープだけ起こすのとでは、リライトする時間も違う。早朝の涼しさを力にして一時間ほど頑張ったが、遅々として進まない。

ロシアの陸上選手がドーピング問題で、オリンピックの出場が危ぶまれている。当然と言えば当然である。これまで共産主義国家の選手のドーピングなど、いわば公然の秘密だった。かつての東ドイツだって、人口の割には、メダリストが異常に多い。独裁国家の独裁者が国威発揚と自分の存在を宣伝するために、スポーツ選手を利用することは、誰もが知っていたことだ。もちろんすべての選手がドーピングをしていたとは思わないが、「国家ぐるみ」であることは否定が出来ないだろう。ロシア選手の出場停止は、今後のオリンピックや世界大会の良い薬になると思う。

永六輔や大橋巨泉といった人の訃報が続いた。色々な意味で昭和が遠ざかって行く。仕方がないことだ。子供の頃、テレビなどで活躍している人と言うのは、みんな良い人だと思っていた。良い人だからこそテレビに出られて活躍していると、勝手に思い込んでいたのだ。それが、物心がつくにつれて、当たり前のことだが、悪い奴もいることを知った。日本人のくせに、日本の悪口を言い触らす連中だ。日本人のくせに、日本の伝統や文化を否定する連中がいることを知った時はショックだった。死んだ人のことを鞭打ちたくはないが、有名人であろうが、才能が有ろうが、日本人としての性根が腐っているような人は、尊敬が出来ない。

上の子供はテスト中。ポケモンもゲットできないとこぼしていた。下の子供も、大人しく、少しだけ勉強している。私も、とりあえずはPCで仕事。七時近くになって、昨日に続き、家族で食卓を囲んだ。話題は、トランプが大統領になったらどうなるか。イギリスのEU離脱について。まさか、そんな話が夕食時に出る訳もない。酒が不味くなる。笑い話で十分です。さあ、明日から月曜日。気を引き締めましょう。と私が言えば、すかさず子供たちが「いいね。お父さんは毎日が日曜日で」。とほほ。

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