白雲去来

蜷川正大の日々是口実

大陸浪人、杉山天外君。

2013-10-31 15:48:34 | インポート

十月三十日(水)晴れ。

先週から歯茎が腫れて痛い。ずっと我慢していたが調子が悪いので歯医者に行って治療してもらった。終了後に天気が良いので伊勢佐木町をぶらりとしていたら、偶然に盟友の古谷喜久男さんとバッタリ。スタバでお茶をして、群青忌に出席して頂いたことのお礼を。結局、夜に再び会って仕切り直しの酒の約束をした。

一旦自宅に戻り、子供たちに煮込みハンバーグを作っててから古谷氏と待ち合わせて「やまと」へ。カメちゃんが合流。バカ話を肴に一時間ほど。その後、古谷氏に誘われて桜木町駅近くのバー「GIG」へ転戦。私はこのお店は初めてであるが何とお客さんは知り合いばかりで驚いた。更に、スタッフの中に伝説のヨコハマ愚連隊のモロツコの辰の縁者の方がいて、二度驚いた。ターキーソーダーを二杯飲んでから古谷氏と別れて帰宅。

そう言えば、若き大陸浪人の杉山天外君から絵葉書が届いた。いつも海外に出ると旅先から絵葉書を送ってくれる。彼の旅は単なる観光旅行などではなく、いつもしっかりとした目的がある。例えば、「バンコクに到着した金曜日の深夜、今回で二回目となる、バンコクのスクンビットソイ58に在る場末の居酒屋「まりこ」を訪れて来ました。今では耳にしなくなった唐行きさんの生き字引的な存在です。先日、81歳を迎えられたばかりの武山真理子さん。そんな真理子さんの激動の半生を書いた本を宮崎学先生が書かれています。」等々である。バンコクでは古い友人で「いもや」を経営している木立氏や以前はサイパンでラーメン店「日光軒」を経営していた方がバンコクへ移ってお店をやっている所へ挨拶に行ってくれたり、気を遣ってくれている。好漢、雄飛せよ。

Photo_2※杉山君から届いた絵葉書。

 


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お知らせとお願い。

2013-10-31 15:06:22 | インポート

十月三十日(水)晴れ。

お知らせです。

拙著「師・野村秋介」(展転社)を皆さんに宣伝して頂き恐縮しております。しかし、「何処の書店に行っても置いてない」との声を聞きます。展転社は大手の出版社と違い、発行部数も宣伝も行き届きません。従って全国の書店に「師・野村秋介」を置いてもらう力がないのが現状です。ご迷惑をおかけいたしますが、地元の本屋さんで、ご注文頂くと嬉しいです。書店からの注文が多いほど、出版社も私も元気が出ます。宜しくお願い致します。

Photo


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子供の頃のこと。

2013-10-30 09:26:42 | インポート

十月二十九日(火)曇り後雨。

 子供頃は、火曜日と聞けば、「今日は床屋さんが休み」とすぐに頭に浮かんだ。遊んでいて、風呂屋の煙突から煙が出ると三時。豆腐屋のラッパが聞こえると四時。近くの工場のサイレンが鳴ると五時。「カエルが鳴くから帰えーろ」と歌って家に帰った。

私が子供の頃に住んでいた町は、戦後「麻薬の密売」として有名だった京急黄金町駅と、東條英機らの戦争指導者が荼毘に付された久保山の火葬場との中間にある典型的な下町だった。市電の通っている「電車道」を渡ると、「赤門の寺」として有名な東福寺があり、その境内でよく遊んだ。そのお寺は高野山真言宗寺院のお寺で光明山遍照院と号す。作家大仏次郎や吉川英治はこの寺の近くで生まれ、明治の女傑富貴楼お倉の墓、長谷川伸一族の墓などがある。

もちろんそんなことを知ったのは後年、大人になってからのことだ。ちなみに野村先生のご尊父野村三郎氏のお墓もあり、お墓の横には「昂然と行くべし冬の銀河の世」の句碑がある。

あれれ床屋の休みの話から、随分と話が飛んでしまった。雨模様で寒い。出かけずに、自宅で、様々な人に様々な手紙や資料を送った。そんなことをしているとあっという間に夕方。秋の夜はつるべ落とし、とか。寒いので急に「鍋」がしたくなり、慌てて吉田町にある鳥専門店に行き「日向鳥」を買った。夜は家族で鍋を囲む。まあこんな程度で幸せ感が味わえるのだから安上がりにできている。録画しておいた「プラトーン」を見るが、北原ミレイではないが懺悔の値打もないぜ。


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また冬に包まれる。

2013-10-30 08:49:51 | インポート

十月二十八日(月)曇り。

いゃー早いものだ。今週で十月も終わる。日本では「天高く馬肥える秋」だが、中国では「蟹肥える秋」で、中華街ではどのお店も「上海蟹入荷」の看板が出る。しかし、私はせっかちなので、この川蟹が好きではない。食べるのにめんどうで酒を楽しむ暇がなくなるのが嫌だ。たから、幾ら美味、珍味と聞かされても食指が動かない。最近は、中華街の秋の風物詩となっている。

十一月になればお酉様、そしてボジョレーヌーボーが解禁となり、木枯し一番が吹いて我が街ヨコハマは冬に包まれる。街がイルミネーションで彩られる耶蘇の祭りが終わり、年の瀬を迎えると港に停泊している船の汽笛が一斉に鳴れば年が改まる。考えてみれば(考えなくても)もう物心がついてから毎年同じことを繰り返しているにも関わらず、毎年、初めてこの季節を迎えるような新鮮さがあるのはなぜなのだろうか。

一日、事務所でPCに向かっていた。静かでいい。事務所にはテレビもなく、あるのはミニコンポだけ。その日の気分に合わせて好きなCDを聴く。今日は、MJQを三枚に、BBキングと吉田日出子名選集「上海バンスキング」をBGMとして仕事。五時半に自宅に戻った。

夜は、月に一度の町内の仲良しさんたちとの飲み会。カツオの差し入れ有り。一時間ほど飲んでから帰宅。


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カツオが終わって駅伝のシーズンとなった。

2013-10-29 16:37:05 | インポート

十月二十七日(日)晴れ。

久しぶりの良い天気。家族で大掃除と大洗濯。秋もたけなわとなって「カツオ」の季節もそろそろ終わりだが私にとっては、嬉しい駅伝シーズンの到来である。様々なスポーツの中で私の一番好きなのは駅伝である。事務所には過去に録画しておいた駅伝のビデオテープが山ほどあるが、結局はお蔵入りとなってしまうのだろう。早くデジタルに変換しなければ。

正午から始まる全日本大学女子駅伝をしっかり録画してから、愚妻を伴って夕食の買い物に出た。最近は松原商店街に行かなくなった。その理由は大した魚がないからである。照明で美味しそうに見えるが、実際に食べようとするとがっかりするものが多い。そしてマグロを切り分ける職人の言いなりの値段で買わされるのだが、それが高いのか安いのか、素人には分からない。シーズンになるとカツオもあるが、まあ値段なりで特別良い物とは思えない。だから最近は、いわゆる「デバ地下」それも「そごう」の生鮮食品売り場にまあまあの品物が置いてある。

今日も、マグロとカツオを求めて「そごう」に行き。ついでに子供たちの食材も買った。後はのんびりと風呂に入って一杯飲みながら駅伝を見る。正に至福の時である。結果は立命館が圧倒的な勝利、格の違いを見せて終わったが。この大学女子駅伝も当初は、何かヨタヨタ感があったが最近は、実業団でも立派に通用する選手が沢山いるので、迫力のあるレースとなっている。

嬉しかったのは、高校生の頃からファンで応援している筑波大学の赤松眞弘さんがアンカーで走っていたことだ。彼女は確か高校二年生の時に五千を十五分三十八秒で走り、高校十傑の八位に入っている選手である。筑波大学のエースで双子の久馬姉妹が欠場したため筑波大学は残念な結果に終わった。赤松さんは三年前の高校女子駅伝で優勝した興譲館高校のメンバーで、やはりアンカーでゴールテープを切った。そう言えば彼女も双子の姉妹だ。久しぶりに画面で彼女を見たが、すこしふっくらしたかな。もう大学の三年生か。実業団でも頑張ってほしいものだ。来年は家族で応援に行こうと思っている。


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