映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

[リミット]観ました (怒りのため長文)

2012年07月16日 | 映画
待っていたのにとうとう来なかった映画[リミット]をDVDレンタルしてやっと観ることができました



<ストーリー>

地中の箱に閉じ込められた男の脱出劇がほぼ全編暗闇の中で描かれる異色シチュエーション・スリラー。イラクでトラック運転手として働くアメリカ人ポールは、ある日突然何者かに襲撃され、気づくと地中深くに埋められた棺の中にいた。手元にあるのは携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒、そして残り90分の酸素のみ。タイムリミットが迫るなか、ポールは必死に脱出を試みるが……。

<キャスト>
ライアン・レイノルズ


充電切れ間近の携帯

オイルの尽きかけたライター

残り90分の酸素



という、キャッチコピーがそそるじゃないですか。

うんうん、設定はいいんじゃない。
主人公がこの極限状態を(容量ギリギリの)道具をいかにうまく使って状況を打破して行くのだろうと思って観てました。

ところが、とてもじゃないけど、

主人公がそこから心底脱出したがってるようには思えなかったのです


理由を挙げていくとキリがないのだけど、まず主人公は道具を全っ然大事に扱ってないのです。

オイルライターはずっと火つけっぱなし。
携帯電話の光がついて明るい時も、ライターをつけっぱなし。(ライター消せよ!)

携帯電話も「充電切れ間近」だとキャッチコピーにあるからそうなのかと思ったら、まだ充分入っていました。

そもそも犯人と連絡を取らなきゃいけないので、電池がなかったら困るはず。

じゃ、なんで電池が少なくなっていくのか…


それは、
主人公が携帯を無駄遣いしてるから

常にどこかに電話をかけまくって、電池を減らしています。
FBI、国務省などにかけるのは当たり前だけど、まあ、妻にかけるのも仕方ないでしょう。
しかし、

認知症の母親にかけるのはどーなんでしょうか!!
この状況で、息子のこともわからない人に長々と電話する人が、どの世界にいるというのか。
助かってからやれ!と思わずにはいられませんでした。

しかもこの主人公、救助しようとしてくれてる人に対しての態度がひどすぎる。

「早く助けろ!!」

「どうせお前らは俺のことなんかどうでもいいんだろ!」

「このウソツキめ!」

(↑うろ覚えです)

などなど、怒鳴るわ、悪態つきまくるわ

この主人公に共感できず、「こんな奴助けなくてもいいじゃん」とまで思ってしまいました

そのくせ犯人に対しては、へこへこしまくり。

救助を要請している国務省の人質交渉係と電話している時に、犯人から電話

交渉係:「犯人の電話番号を教えてくれ」
主人公:「だめだ教えている暇はない!早く出ないと!」
(↑うろ覚えです)

うだうだ言ってる間にディスプレイに映っている番号教えてあげたらどうなのか。
だいたい、犯人だって出なかったら何度でもかけてくるよ。そうじゃなきゃ困るのは向こうなんだから。

電池の容量を保つために、マナーモードを解除して着信音にした方がいいというアドバイスも無視。
動画を送れという犯人のために、動画を撮影、送信。

みるみる電池が減っていくのです。当たり前

しかも、この主人公。ちょっと寝てる以外は常に何かをしているのです。(主に電話)


主人公が箱から出られないから、時間を持たせるために何かさせなきゃいけないのでしょうが、もっと撮りようがあったのじゃないでしょうか。

ダニー・ボイルの『127時間』も、主人公が脱出できない映画でしたが、回想シーンや妄想を盛り込んでて全然飽きさせない作りになっていました。

この映画でも、回想シーンを入れるとかすればなんとでもなりそうなもんですが。
たぶん制作費をケチったんでしょう…(としか思えない)


犯人側にも納得いかない所が多々あります。

なぜ、彼だけ殺さず地中に埋めたのか?

なぜ埋めた時に猿ぐつわをして手足を縛ったのか?(彼が動けず、電話に出られなかったらどうするつもりだったのでしょう)

また、携帯電話もわざわざ届かないような足元に置いたのはなぜ?
(上と同じく電話に出られなかったらどうするつもりだったのでしょう)

蛇を仕掛けておいて、主人公が咬まれて死んだらどうするつもりだったのでしょう?

この犯人は、主人公を殺したかったのか?金を脅し取りたかったのか?一体なにがしたかったのでしょうか?謎です。


それよりも終盤、主人公が入っている木箱の天井が割れて砂が流れ込んできて、絶体絶命になるのですが…

あれ?待てよ?
前半、人質交渉係が「携帯の電波が届いているから、埋められているとしても数十センチほどのところだ」と言っていた…(あらすじのように、地中深くは埋められていない)

つまり、木箱の周りの砂が木箱に入って来てるということは、上に積もっている砂はかなり少なくなっているはず!!

木箱を破ればすぐ外に出られるぞ~!!

……と思ったのですが。

主人公はただ、騒いでるだけなのですね。
このままじゃ死ぬって思ったら、少なくとも(それこそ)死ぬ気で外に出ようって思うものだけど。

……お前、実は助かりたいと思ってないだろ

というわけで、潜在意識下では助かりたくなかった男の物語でした。
だって、そうでないと説明つかない。

結末も予想つきました。つまらないオチでした。

せめて、無事脱出できた!…と思ってたら目の前に犯人が…
遠くにいるものだと思ってたのに、実はすぐ近くにいた!
とかいう方が、まだマシ。

結論、

充電切れ間近の携帯←充分電池残ってました

オイルの尽きかけたライター←充分オイル残ってました

残り90分の酸素←息苦しくなるシーンなどありませんでした。
だいたい、主人公は怒鳴るわ、火をつけっぱなしだわで自ら酸素減らしまくってたはずなのに、なぜ酸欠にならないのかが不思議。

映画館に来なくてよかったな~…と今になって思います
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あぢ~

2012年07月15日 | 日記
ランチを食べ、その後にちょっとお買い物して帰ってきたのですが、車から出ると

暑い

うちの中ではエアコン(28℃)をつけてサーキュレーターを回し、なんとか快適に過ごせましたが、一旦、戸をあけて他の部屋に出ると、もあああ~んとした暑い空気が…。

一体、何℃あるんだろうと温度計を見たら…

34℃

7月半ばでこの温度… ひ~

これからが夏本番ですが、大丈夫かな…

でも、なんとか乗り切らねばなりませんね

うちはとりあえず、今年はすだれを買うべき…?

みなさんも熱中症には十分気をつけてくださいね
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カレーライス

2012年07月14日 | グルメ
お気に入りの喫茶店で以前食べた日替わりランチのカレーライスが家庭的な味でとてもおいしかったです。

また、もう一度食べたいと思っていたところ、今日そのお店にいったらちょうど日替わりランチがカレーライスでした





エビフライが乗っていて、サラダ・味噌汁、おまけに食後のコーヒーがついていて650円

お腹いっぱいでこの価格

大変お得でした
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ミルクチャポン

2012年07月13日 | その他
新聞に載っていた広告。

ミルクチャポン


前にも載っていたのだけど、なんとなく気になったのでHPにアクセスしてみました。

ミルクチャポンのHP

そこはミルクジャパンのHPでした。
その中の子ども番組が『ミルクチャポン』だというわけですね。

ジャパンとチャポンをかけていて、ミルクのチャポンとする音にもかけているんですね。

で、このサイト牛乳だらけなんですが、誰が運営しているのか気になっていたのですが、どうやら社団法人中央酪農会議というところのようですね。

それはともかく、キャラもかわいいし、なんかよくわからないけど、強烈に牛乳をプッシュしていることはわかるので、私も久しぶりに飲むヨーグルトじゃなく、牛乳を飲んでみようかなと思ったのでした
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お、惜しい~~~!!

2012年07月12日 | 日記
むーちゃんの車のメーターが今日で100,000kmになるので、せっかくなので記念に撮ろうと思っていたのですが…





タイミングを逃し、1km超過…

惜しかった~~~



次、100,100を狙ってみたら? ハイ
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CM難民

2012年07月11日 | テレビ
アナログから地デジに移行する時に、TVを買い替えないで地デジ難民になったという人がいましたが…

私たちは、最近CM難民になっております。

どういうことかといいますと、何か見たい番組がある時はまず録画しておいて、後でCMを全部すっ飛ばして見るため、CMを見る機会がなくなってしまったのです

先日も『トイ・ストーリー3』を観たのですが、録画してあるのを20分遅れで観ていたら、観終わるのが本放送とだいたい同じになりました。
映画なんかは特に、間にCMが入ると気がそがれるんですよね

そういう見方が標準になってから、CMを見ることがほとんどなくなりました

まあ、もともとそんなに見たいものではないからいいのだけど、シリーズもののCMなんかは新作はどうなってるんだろうと気にかかったりします(サントリーBOSSの宇宙人ジョーンズとか)

だけど、その商品のサイトを見るとCMが動画で見られたりするので、それもあまり不便ではないんだけど…

じゃあ、別に問題ないんじゃ?と思ったりしますが、たまに面白くて話題になるCMもあるようで、そのことについて全然知らなかったりすると、淋しいものがあるんですね。

そのCMの存在を知らないから、当然ネットで動画を探すこともなく…
ま、そういうわけでCM難民になっているわけなのです。

でも考えたら、やっぱり番組の間にCMがないほうが見やすいからいいか~

で、結局何がいいたかったわけ?
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イップ・マン序章

2012年07月10日 | 映画
先日『イップ・マン葉問』を観たので、その前日譚となる『イップ・マン序章』をレンタルしてきました。



池内博之さんも、日本人兵役で出てました。
しかし彼はまつ毛長いね~。

途中、モノクロ映画かと思うほど色褪せたカラーの画面がありましたが、最初の方の時代と戦時中を対比させていたようですね。

公開した順に借りてみたのだけど、序章の方を先に観ればよかった…
『イップ・マン葉問』の冒頭部が唐突なのと、途中わからない登場人物が出てきたので…
もしまだ観てない人は、公開順でなく『序章』『葉問』の順で観るのがお薦め
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また一人…

2012年07月09日 | 映画



アーネスト・ボーグナインが亡くなったことをネットのニュースで知りました

かなりおじいちゃんになっていたはず…と思っていたら95歳だったのですね。

アカデミー主演男優賞を獲ったという「マーティ」は観たことがないのですが、有名なところでは「ポセイドン・アドベンチャー」、そして比較的新しいものでは「ガタカ」や「11'09''01/セプテンバー11」(←ショーン・ペン監督のものに主演)が印象に残っています。
(あ…「RED/レッド」にも出ていたんでしたっけ!

今はないですが雑誌「ロードショー」では年に一度つく付録で“スター名鑑”というのがありました。

で、掲載順が「あいうえお」順だったので、一番最初に載っていたのがいつも「アーネスト・ボーグナイン」だったのですが、それも妙に印象強くて…

名前が「ア」で始まる俳優といえば…?という時に、たくさん該当する人がいる中、なぜか不思議にこの方の名前が真っ先に浮かぶのもその影響だったのか…?とか思ったりして

…って、なんだ、このどうでもいい話は


しかし、昔からいる名優が亡くなるのは寂しいものです。

普段はたま~に話題にしていた程度なのですが、いなくなってしまったと思うとやはり残念です

ご冥福をお祈りいたします。
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モーニングセット

2012年07月08日 | グルメ
喫茶店にモーニングセットを食べに行くとお金がかかるので、家でそれらしいものを作って食べてます。(日曜のみ)

パンとゆで玉子とコーヒーの時もあるけど、

今日はサンドウイッチとパンプキンスープ(インスタント)



パンは、日持ちのするパネトーネ種のものを買いだめしておいて、それを使っています。

平日は時間がないので食べる暇がないけど、休日ぐらいは朝食もゆっくりとりたいものですね。

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DVD三昧

2012年07月07日 | 映画
今日は、むーちゃんの仕事がお休みのため(本当は土曜日はお休みなんだけど、いつも休日出勤していた)朝からDVDを借りに行きました

どうせなら、映画館で観なかったもの…ということで、『アンストッパブル』『イップ・マン葉問』をレンタル。



どちらも2時間足らずで観やすかったのがよかったです。

ああ、こんなに面白かったのなら映画館で観ればよかった

と思わされた2本です。

それにしても、映画館とはまた違って、おうちでDVD三昧というのも楽しいものですね
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ほのぼのカレンダー7月

2012年07月06日 | 日記
7月に入り、またカレンダーのページも新しくなりました





今回はライオンさんが登場~

ライオンとホットケーキの組み合わせ…となっていますが、う~ん…これで特に7月らしさが出ているわけではなさそうです

…がかわいいので、何の文句もないけどね





ハチミツがあるだけに、隅っこでひそかに(?)ハチさんが飛んでいるのもニクイところです

作者のこういうセンスがたまりませんよね。


さて。またまた明日の土曜日が休みとなったむーちゃん

嬉しさのあまり(?)明日する予定の掃除を今日のうちに済ませてしまいました。

(ほんとは明日ゆっくりしたいから今日のうちにやっつけてしまっただけですが

明日はうちでビーちゃんと一緒にDVD鑑賞、そして外でランチの予定

日曜日は映画館へ…

あ~2連休って素晴らしい そう、しみじみ感じるむーちゃんでした シアワセ…♪

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天声人語に…!?

2012年07月05日 | 日記
大学などの入学試験によく取り上げられるという、朝日新聞の天声人語



最近、書き写す人のために『天声人語 書き写しノート』が販売されたこともあり、今日はそのことについてのコラムが書いてありました。

よくある質問に「黒い逆三角形(▼)は何?」というのがあるらしく、執筆者は「段落を示す記号」だと書いているのだけど、なんと今日の天声人語には、一部▼の代わりにハートマークが使われていたので驚きました。



長年朝日新聞を読んでいるけど、このコラムにハートマークが出てきたのは後にも先にもこれだけだと思うので、記念がてらここに載せておくことにしました

ちょっとしたことだけど、固いと思われているこの欄でのこういう遊び心は楽しいものです

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今夜の晩ごはん

2012年07月04日 | グルメ
日ごとに少しずつ暑くなって夏に近づいているなぁ…と感じるこのごろ。

今日も気温が28度になり湿度も高く、じわり…とくる暑さでした

こんな日なので、ごはんはサッパリしたものを食べたい。

でも栄養もしっかり摂らなければ…。

ということで、ビーちゃんがそれにピッタリの晩ごはんを作ってくれました


ジャ~ン




ごはんにそうめん(カラフルなの みょうがとショウガ入り)
ゴーヤチャンプルーになめこの酢のもの。

なかなかいいバランスだと思いません?

おいしくいただき、大満足のむーちゃんでした


むーちゃんはいつも食べるだけ?

皿洗いだけやってるよー
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コラボしたよ♪

2012年07月03日 | 日記
うちでは洗剤を使わず、肌にやさしく地球にもやさしいせっけんを使って日々過ごしています

で、ずっとお世話になっているのが無添加の『シャボン玉せっけん』なのですが、浴用せっけんで、なんと今回、限定でキキララとシャボンちゃん(←シャボン玉せっけんのキャラクター)がコラボしました

パッケージがとってもかわいいです



あらゆるところでさりげなくキキララの星が散りばめられています


さらに裏側にも登場しています




そして中身を出すと、またかわいいのが…



なんか、この3人がかわいくて癒されますね~


さらにこの中のせっけんのキキララがかわいいと思って、写真に撮ったのですが、写りが悪くボツになりました ゴメンナサイ

なので、その裏側のシャボンちゃんだけ披露しましょうね。(ちなみにシャボンちゃんはいつもあります。)




ところでキキララとシャボンちゃんは、キャラクターとして共に1975年に誕生したそうです。
縁あって37年目にして初めての出会い…
そう思うとちょっと感慨深いですね。


さてわたしたちが次に狙う(?)のは、せっけんハミガキかな フフ…

      ↓

シャボン玉石けん株式会社HP

興味ある方は見てみてね

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アメイジング・スパイダーマン

2012年07月02日 | 映画
昨日観てきたばかりなので、他の映画を差し置いてレビューを書いてしまいます

<ストーリー> Yahoo!映画より抜粋

高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は両親が失踪した8歳のときから伯父夫婦のもとで暮らしていた。ある日、ピーターは父リチャード(キャンベル・スコット)の共同研究者だったコナーズ博士(リス・エヴァンス)のもとを訪れ、研究室で特殊なクモにかまれてしまう。その直後、ピーターの体には異変が起き……。



サム・ライミ版の記憶も新しいままなので、比べるなと言われてもそれは無理というもの

だけど、今回のスパイダーマンもわりとすんなり入り込めました。

前シリーズのピーターは、いじめられっ子で情けない役だったけど、今回のピーターはちょっと陰のある正義感あふれたちょっとしたイケメン。
(いえ、トビー・マグワイアが決してイメケンじゃないとは言ってないのよ。そういう描き方をしてたということ)誰に弁解してるの

だって、今回のピーターは『ソーシャル・ネットワーク』や『わたしを離さないで』で脂の乗っているアンドリュー・ガーフィールドだもの
ところで彼は現在28歳なんですね。
トビー・マグワイアといい、スパイダーマンを演る俳優は年の割に若く見える人ばかりですね~

クモに刺されるまでの展開が雑だという声も聞きますが(施設のセキュリティーが甘すぎるなど)、それを指摘するなら前作のスパイダーマンはどうだったか。

遺伝子操作されたスーパースパイダーの数が足りないという見学者に、「研究にでも使っているんでしょう」という一言で済ますお粗末さ。(ちゃんと調べろよ!)
抜け出してそこらを這いまわってるじゃないですか~!
管理のずさんさは、前作のが上です!(笑)



前シリーズが、ピーターの両親について触れてなかったところを、今回では言及しています。
お父さん役がキャンベル・スコット(懐かしいですね~)で、お母さん役がエンベス・デイヴィッツ(気付きませんでした)

どうして、ピーターが叔父さん夫婦と暮らしているのかがわかりました。

ところで、叔父さん役のマーティン・シーンはすっかりおじいさんになってましたね。
サリー・フィールドもどちらかというとおばあ…(略)



そして、今回のヒロインはMJではなく、グウェン・ステイシー。
同じく高校の同級生という立場ですが、父親が警察署長というのがミソ。
これまた脂の乗っているエマ・ストーンが演じています。

前シリーズと違うのは、スパイダーマンの正体を彼女がしょっぱなから知ってしまうということなんですね。
う~ん、これはこれでアリなのかもしれないけれど、そういうところはもう少し引き延ばした方が盛り上がるのにな~…なんて思ってしまいました。

あと、今までの設定と明らかに違うのは、スパイダーマンの蜘蛛の糸が自前ではないということ。
自分が作った機械からスイッチで発射するという設定になっています。



調べたところ、本来の原作でもスパイダーマンの糸は自前じゃないんですね。
そう言われると、糸を出す手つきがこのような指の形になるのは納得です。
(前シリーズ、糸を出す手つきを試してみるところはほとんどギャグでしたね)

ただ、そういう糸が開発されたというのを知ってから、糸の発射装置を作るまでがめちゃくちゃ早いんですが、ま、そーいうことは追及しないのが優しさというものなのでしょう



今回の敵はリス・エバンス。いろんな役をこなす人ですが、こういうのもいいですね。


というわけで、総じて悪くないと思った新しいスパイダーマン。
笑いも随所に入っているし、設定に説得性を持たせるためにディテールにこだわったところも評価できます。

だけど、私個人の好みとしてはやっぱりサム・ライミ版の方が好きですね~。
どこがどうと言われても、ただ全体的にというしかないんですが…
主人公の変身前と変身後のギャップが大きい方が楽しいというのもあるかな。

それでも、まだ第1作目。
前シリーズのスパイダーマンも第2作目が一番面白かったので、この新シリーズも2作目に期待ですね

ところで…
エンドクレジットに日本語の歌流すのやめて!!

興ざめもいいところでした


監督:マーク・ウェブ
製作:ローラ・ジスキン、アビ・アラド、マット・トルマック
製作総指揮:スタン・リー、ケビン・フェイグ、マイケル・グリロ
原作:スタン・リー、スティーブ・ディッコ
脚本:ジェームズ・バンダービルト

原題:The Amazing Spider-Man
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:136分


<キャスト>

アンドリュー・ガーフィールド
エマ・ストーン
リス・エバンス
デニス・リアリー
キャンベル・スコット
マーティン・シーン
サリー・フィールド

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