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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

里山に見るエコ

2017-01-07 12:04:16 | 人声人語
 太陽光発電のパネルが広がっている風景を最近やたらと見かける。

 町中の場所を上手く活用しているなと思える所もあるが、なかには風景ぶち壊しも散見する。

 
 (里山の太陽光発電)
 最近は里山の斜面を利用して発電用のパネルを設置しているのが目につく。

 例外なく相当に広大な面積をパネルが占有している。

 きっと牧草地か、山間の空き地を利用したものだろう、などと思って眺めていたものだが最近になって様子が変わってきた。

 
 (切り開かれた里山)
 続けざまに隣接する山の斜面が伐採されているのが目につくようになった。

 何キロも離れた場所から見て相当に大きく見えるから、現地はさぞ広々としていることだろう。

 開発しているのが、エコだ、省エネだ、環境に優しいだのを謳い文句にしている会社だったら怒るぞ。

 植林を前提とせず広大な森を伐採して、森の荒廃を招いたり自然災害を誘発したりする可能性は十分にある。

 通常発電所などの公共工事を行う場合は、環境負荷や周辺住民への調査などが行われるが、こと自然エネルギーでしかも個人の私有地の場合は、どういった制限や義務があるのだろうか。

 バブルの頃、山が次々とゴルフ場になったり保養施設が山ほど出来た時代もあった。

 それらは元の森に戻ることなく、跡地だけが夢の後のように残っている。

 あの頃は働き過ぎの日本人に「ゆとり」をが謳い文句だったが、今は「再生可能とエコ」がそれに取って代わっている。

 掛け声と謳い文句が高らかに響くときは「???」を3本くらい立ててみる必要がありそうだ。

 せめて「そのやり方で?」の1本ぐらいは立ててみるべきだろう。

 「十年も前のニュースが古くない」

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コメント
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