南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

香港の街頭に中田英寿が下着一丁で出現?

2010-05-25 00:15:29 | HONG KONG

と言っても、カルバンクライン・アンダーウェアの広告のお話しです。
日本は南アフリカのワールドカップに向けて、着々と準備を進めている
のですが、中田英寿選手は、トップモデルとして世界を相手に大活躍。
今年の2月からカルバンクライン・アンダーウェアX(Calvin Klein
Underwear X) というニューラインの商品が発表され、"Mark Your
Spot"というテーマのグローバル広告キャンペーンが展開されており
ました。

このキャンペーンには今をときめく4人の男性が起用されていて、
中田英寿の他には、アメリカの俳優 ケラン・ラッツ(Kellon Lutz)、
メカッド・ブルックス (Mehcad Brooks) と、スペインのテニス選手
フェルナンド・ベルダスコ (Fernando Verdasco) が起用されています。

中田のこの広告は、すでに他の場所でも(まさに文字通り)露出して
いたのですが、こんなに大きなサイズで、香港の屋外看板の一等地の
コーズウェイベイのSOGOに登場。これは結構インパクト大です。
せっかくなので、もうちょっとアップしてみましょう。


見事なモムチャンです。しかも男の私が見ても刺さるような彼の視線。
フェロモン光線がばんばん発せられているようなそんな強い広告です。
この広告キャンペーンを作ったのはLaird & Partnersという
ニューヨークのクリエーティブ代理店。有名ファッションブランドの
仕事をいっぱいやっている会社です。そしてカメラマンはMikael
Janssonという有名ファッションフォトグラファー。この人も有名な
ブランドの広告写真をいっぱい撮影しています。やっぱり、この
グラフィックにこの写真、ちょっと普通の広告のレベルじゃないです。

このキャンペーンは、すでにご存知の方も多いと思いますが、ムービー
もあります。テレビCMで放映している国もあるのでしょうが、メイン
はインターネット。こちらのキャンペーンサイトで見られます。
http://www.xmarkyourspot.com/
イントロの動画は中田が最初に登場しますが4人全部の映像を編集した
もの。サイトの中で一人一人の動画を見ることが可能です。

YouTubeに中田のバージョンがありましたので、こちらにご紹介
しておきましょう。

なんかすごく挑発的です。台詞がかなり細切れに編集されていて、
きわどい言葉にはピーッという音と、赤いロゴのXの印が入っている
ので、正確な言葉はわかりません。"Come closer"(もっと近くに
来いよ)というのは、かろうじて聞き取れます。最初のほうは
「ぼくのXXX(ピーッ)見たい?」みたいな卑猥なことを言っている
ようにも聞こえます。

メーキングの映像もありましたのでご紹介しておきましょう。

中田の肉体が思う存分堪能できる映像ですね。私はそういう趣味で
はないのですが...

ついでなので、4人一緒のバージョンもご紹介。

ちょっと、これはPTAの方に怒られそうですね。「もっと見たい?」
とか「恥ずかしがるなよ」とか何だかみんな露出狂のようです。
やたらピー、ピー音が入ります。

この映像は、これまた有名なアーティストのDarius Khondjiという人
が作っています。先端的な映像ですね。でも「下ネタじゃねえか。
言わせねえよ」と言いたくなるようなギリギリの下品さ。こういう
ところが挑戦的で過激なんでしょうね。国によって規制を受けている
ところはないか心配になっちゃいます。

早速、これのパロディー映像がアップされていました。ちょっと
できがいまいちですが、いちおうご紹介しておきましょう。

もうちょい中年のオヤジさんがやってもらうともっと面白かったのに
と思います。鳩山さん、小沢さんなどに忘年会ネタで罰ゲームとして
やって欲しいです。

ところで、このキャンペーンウェブサイトで、オンライン広告手法と
しては最先端のAugmented Reality(オーグメンテド・リアリティー=
拡張現実)が広告の世界では初めて取り入れられたというニュースが
ありました。Virtual Reality(バーチャル・リアリティー=架空現実)
というのはおなじみなんですが、拡張現実というのはあまり聞いたこと
がなかったのですが、これはもはやかなりトレンドなんですね。
自分とパソコンの中の世界がさらに一体化するような仕掛けということ
のようです。

まずは、このキャンペーンサイトのAugmented のページを
開きます。アドレスはこちらです。
http://www.xmarkyourspot.com/augmented_x/
こういう画面になります。

左の英語の指示に従って、赤い文字で"Download and print here."
と書いてあるところをクリックします。するとXのマークの画像が
ダウンロードされます。これを紙にプリントアウトします。

その紙を手元に持って、右側にある"Launch Experience"という所を
クリックします。
するとパソコンのウェブカメラが作動します。(ウェブカメラ付きの
パソコンでないとダメなのですが)
画面に自分が映ります。マークが印刷された紙を画面内に入れると、
そこにキューブが組み立てられていきます。こんな感じです。

4人の写真が立方体になります。

こうなるとこれを左右に回転させたりすることが可能になります。
そして動画も起動させたりできるようになるようなのですが、自分
ではダメでした。デモビデオという右のところで大体どんな感じか
見られます。実際にやってみたらわりと簡単にできました。お時間が
あれば皆さんもこの「拡張現実」を経験してみてください。
「録画はしていないのでご安心を」という表示が出ます。
"Augmented Reality"(拡張現実)、覚えておいて損のない言葉です。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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