終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

自分で外壁塗装編その1

2016年03月01日 | リフォームは自分で
現在は屋根外壁塗りも終わり足場も取れました。「サイディング補修作業に難行」で2015年9月28日掲載した小屋裏(ロフト)部分の外壁のゆがみを直すためにロフトの内壁を壊して外壁を補修したのだった。その壊したロフトの断熱改良と内壁復旧をしている。

窯業系サイディング外壁塗装の一般的な作業工程順は高圧洗浄作業→補修→シーリングの撤去打ち換え(必要があれば)→養生→下塗り→中塗り→上塗り

窯業系サイディング外壁のシーリングの経年劣化が著しい場合は、補修後→シーリングの撤去打ち換え→高圧洗浄作業→養生→下塗り→中塗り→上塗りとなる。この違いは高圧洗浄作業をシーリングの撤去打ち換え後に行なうことだ。

シーリング(コーキング)はサイディングの継ぎ目から雨水の浸入を防ぐため密閉する役目だったが、劣化で亀裂や剥離が生じて大きく隙間を開けた状態になってしまう。この状態で高圧洗浄作業を行なうと切れたシーリングの隙間から水が浸入してしまうのだった。

この建物は特に経年劣化が著しく1cm以上の隙間がある状態なので、「リフォームシーリング編」で掲載したような作業を先に行なう必要があった。

さて本題の高圧洗浄作業に戻るが、洗浄ガンにはロングとショートがある。ロングガンの先端に噴射角度を調節する交換ノズル15度・25度・40度・直射・洗剤吸引用の五種類があり、用途に応じて取り付けて洗浄するようになっている。

ショートガンは低圧・高圧切り替えがあり、高圧噴射の噴射角度を手元で調節できるようになっている。また低圧にすると水道圧と同程度まで落ちるのでホースの移動時などに楽である。ロングガンはこの低圧に落とすことができないので、移動時やホース移動時にエンジン側で出力を調整しなければならない。


外壁洗浄ではショートガンを使って洗浄する。屋根洗浄ではロングガンが洗浄力も高く、楽な姿勢で洗浄作業ができる。


外壁洗浄時は壁からの水の跳ね返りが凄いので、雨合羽を着てやることになる。


工進の高圧洗浄機 JCE-1408UDX 高圧ポンプ洗浄機 最大圧力:14MPa 最大吸水量:8L/分 直接水道蛇口から水道直結用ホースを使って給水できるので大変便利だ。


洗浄が終わったら、一番にやる事は塗料が付着しては困るところすべてに、しっかり養生を行なうことだ。この養生をやっておくと塗る時も楽であり、ダメ補修も少なくなる。
出窓部分の養生だが、屋根に養生クロステープを張り、周りは養生テープを使って仕上げた。養生クロステープの下にマスキングテープを先に貼ってある。


窓には上部に養生クロステープを張り、周りは養生テープを使って仕上げるのだが、サッシ部では塗りの縁切りに注意して養生テープを張る位置をよく考えて張らないと後で後悔することになる。養生テープの位置まで塗ることになるからだ。


屋根の上にある外壁の塗装に際して、どんなに注意しても塗料がたれたり、風で飛んだりして汚すものだ。塗り面の下には塗料が垂れ落ちても良いように養生クロステープを張って塗料の付着を予防した。もっと幅広に張っても良いかもしれない。


塗り面の上部もローラーが触れても良いように、養生テープで塗料の付着をとめた。


外壁を塗って養生テープを剥がして思ったことは、時間を掛けてもしっかりこだわって養生テープを張った方が綺麗に仕上がるし、塗装作業の効率も良いことがわかった。
どんなに注意して塗ったつもりでもはみ出したり、塗り残しが出たりするものだ。

自分で外壁塗装編その2に続く