終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

チェンソーわたしの流儀

2015年03月28日 | 薪ストーブの暮らし

チェンソー使用後は清掃するのが私の流儀

チェンソーのクリーナカバー、スタータケース、ブレーキカバーを開けたら、エアクリーナー、ローター、遠心クラッチが油や木屑で満杯というチェンソーを使っていないか?

エンジン故障の大半が、劣化した燃料とキャブの詰まりに集約され、チェンソーに多いキャブ吸入口から粉塵がシリンダーに進入し、ピストン、シリンダーに縦傷跡と残す焼付き。

使うたびに修理に持ち込まなければならないし、修理費もばかにならない。修理を諦めて新品を買うことになる恐れもある。綺麗に使うか修理して使うか答えは簡単だ!


使ったらチェンソーを清掃している手順

私はゼノアG3711EZとG2501フィンガーEZ「こがる」を使っている。チェンソーの宿命的弱点は動力回転する刃とエンジンが近いことで起こる木屑や埃トラブルだと考えている。

舞い上がる木屑や埃はスタータケースから侵入し冷却ローターによってシリンダーフィンやキャブレター室に送られ溜まる。排出されずに残った木屑の一部は遠心クラッチにも溜まり回転力を落とす原因になる。

ガイドプレートに木屑とオイルが固まりオイルポンプからの給油を妨げるとチェーン刃の切れ味を著しく下げる。

木屑と埃まみれのチェンソーを清掃する
ソーチェーンガイドバーを取り外す前にバーの上下を確認しておこう。清掃終了後にガイドバーの辺摩耗を防止するために上下逆転して取り付けるため。 ブレーキカバーを固定している二本のボルトを取り外し、チェーンを取り外すしガイドプレートを外す。
カバーを開けフィルターを取り外し、チョークノブをいっぱいに引き吸気口にティッシュペーパーを二枚重ねて詰め込み、キャブ周辺をコンプレッサーで吹き飛ばす。 エアクリーナフィルターの網目を清掃で痛めては意味がないので、初めに刷毛で清掃する。フィルターは消耗品と考え、予備のフィルターがあってもいいのではないか。
エアクリーナフィルターの網目にコンプレッサーで吹き飛ばすときは傷めないように斜めに軽く掛ける。フィルターを分割して内側も綺麗にしたい。 カバーの汚れもコンプレッサーで吹き飛ばしておこう。
動力を最大限引き出し、チェーンに油を供給しやすくするために遠心クラッチ、オイル供給口及び本体側ガイドプレートAをコンプレッサーで吹き飛ばして清掃する。 ブレーキカバーを取り外し、本体及びガイドプレートB、ブレーキばねの木屑をしっかりコンプレッサーで吹き飛ばして清掃する。
ガイドバーの溝に詰まっている小さな木屑をコンプレッサーで吹き飛ばすことでチェン油の供給が改善する。ガイドバーの上下偏磨耗防止と油の供給がよくなることで刃の切れ味が落ちにくい。 リコイルカバーを外すとき、ローター二つの爪の傾き位置をNS磁石から何個目か確認しておく。シリンダーフィン及びローターやキャブ空気取り入れ口周辺部をコンプレッサーで吹き飛ばして清掃する。
ローター二つの爪は動く、ローター固定ナットとの隙間をチェックして、狭い爪を覚えておく。リコイルカバーを外したときローター二つの爪の状態を覚えておく。 リコイル紐を巻いているリールに付いている黒色の爪部品がローター側爪の間に収まらないとカバーを閉じることができない。
ローター側爪が障害になってリコイルカバーを元に閉じることができないときは「障害になっている爪をドライバーで開いて」カバーを押すと簡単に閉じれる。 ガイドバーの偏磨耗防止のためバーを逆さに取付、チェンを掛けブレーキカバーを被せボルトを軽く締める。チェンの張りを規定量になるまで調整ネジを締めて、バー固定ナットを固く締める。

清掃だけではなく燃料、チェンオイルも抜く習慣が大切だ。ここまでする必要は無いと思われるでしょうが、リコイル一発でエンジン起動することは気持ちがいいものだ!

手入れのいいチェンソーは安全な作業につながる。

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