エアコンのスイッチを入れることから始まる
寝床から起きてOM温度センサーの表示温度(室温17℃・外気温0℃)を見る。エアコンのスイッチを入れる。
固形燃料クリーン(ニチネン)の1/3とチャッカマンを用意する。フロントドアを開けアンディロンの前に4~5㎝角の薪を置くことで、炎でガラスに煤が付きにくくなる。
グレートの上に乾燥した焚きつけを並べ、その上に固形燃料1/3を置き着火後に焚きつけ5~6本を上に被せ、中割の薪5~6本重ねて置きフロントドアを閉める。
灰受トビラのレバーロックを開放した状態で、灰受トビラをレンガで押さえながら燃焼炎を微調節する。薪全体に炎が回ったら火箸で焚きつけが燃えてできた空洞を崩して均す。中割の薪を追加して灰受トビラのレバーロックを締める。
1時間もすると室温が2℃ほど上昇するのでエアコンを切り、室温22~23℃ぐらいまで焚き続けるのが、冬の我が家の生活スタイルになる。
なんでエアコンを入れるのかと言えば、薪ストーブの輻射熱は強力だが室内を暖めるにはある程度時間を要する一方、冷めにくい特徴がある。エアコンは稼働と同時に暖かい熱風が放出されるが、停止と同時に室温が冷めてくる。併用することで空気が攪拌され室内が早く暖まる効果があるから。
障子を開けて外を見ると庭の斜面には霜が降りていた。夏には日陰斜面のギボウシ(ホスタ)が花壇をにぎわしていたが、いまは何もないが、府が入った熊笹が存在感を増している。
我が家は東と南に登り斜面を控えているので、11時を過ぎないと太陽が屋根を温めてくれない、せっかくのOMが動かない。
悪いことばかりだけではない。おかげで半日陰斜面と水はけのよい環境を得たことで「ヤマユリ」の育成には最適の地となった。7月には楽しませてくれるだろう。