終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

薪作りから解放されたい

2020年02月15日 | 薪ストーブの暮らし

原木の山を見ると薪作りはいつ終わるのかと気が重くなる。

薪置き場にある大量のクヌギ原木、伐採から二年になろうとしている。 2018年3月末に伐採を開始し、6月に薪置き場に運び込み2020年2月現在までをGIF画像で掲載した。

良質な薪といえば「クヌギ、ナラ、ケヤキ」が最適だ。クヌギは椎茸栽培で原木にシイタケ菌を植え付けてから二年後に収穫できるといわれている。

クヌギを二年ぐらい雨曝(あまざらし)にしていると白身(木の中心部が赤身、表皮側が白身)部分が腐りはじめ、虫の幼虫(ヤマトタナムシ、キクイムシ)などが繁殖してしまう。

いい薪を作るなら6ヶ月以内、遅くても2年以内に作るべきですね。

一本割るたびに「ヤマトタナムシ」の幼虫が数匹見つかり、一匹一匹指でつまみ出している。一刻も早く薪に仕上げて屋根付きの薪棚に収める必要があると気持ちが焦ってくる。

薪はいくらあってもいいんで、一つ一つ山を片付けていくしかないですね。欲しいと思う時に薪を作る原木を手に入れるのは普通は難しいのが現実だ。都合よくいかない。

薪を買っている人にはわからない作業!
縦6m×横5m高さ2m 10列積み 単管パイプ薪棚。奥が昨年10月末から焚いたことで空になった薪棚。 90㎝、130㎝に切り揃えてある。整理後の原木には赤く硬い平らな「ヒイロタケ」が樹皮に広がっている。
90㎝は両端を切り落とし半分の40㎝に、130㎝は両端を切り落とし3分の1の40㎝ごとに玉切していく。 1日で玉切が終わり一山が消えて、少しばかりホットするがまだまだ道のりは長い。次に崩す山が待っている。
PHGS-13 Prowで割っていて割れないということはありませんね。ただけっこう腰が疲れますね。 右奥の薪棚はコツコツ割った薪を面一になるように揃えて積みあげ、最低2~3年以上乾燥させる。

薪置き場第一、第二合わせて、今回の処理作業で6~7年分の薪ストックができると思うと残り作業に気力がでる。

薪作りから解放されたら、やりたいことがいっぱいあるんです。住んでいる家のリフォームを自分でやること。次に東屋の製作、ステンドグラスパネルの製作、木製建具を自作で作り治す、陶芸はオブジェ製作等々、旅行もありますね。