陶芸ブログ「ひとりごと」

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断線?

2010-09-24 | Weblog
今日も一日涼しかったですね。

素焼きをしていましたが、ちょっと雨が止んだ隙を狙って犬の散歩。

帰宅すると・・・あれ?

出かける前に見たときは異常はなかったのですが、帰宅後見ると、温度があがっていない。

こういうときは、出来る範囲のチェック。

○電源
ちゃんとスイッチが入っている。
通電、非通電の切り替えなども問題ない。

○電気コード
一度過熱があったので、30分~1時間おきにチェック入れていますが異常なしでした。

○熱電対
温度表示が、ほぼそのときの温度、600度を表示していたので問題なさそう。

○異常は、温度が上がらないことと、電熱線に通電中独特の音がないこと。

まあ、おそらく、電熱線の断線が原因だと思います。
(他に思いつかないです)

素焼き前の炉内環境は、電熱線の遊びはそれなりにありましたが、接触の問題がありそうなほどではなかったかと思います。
中の掃除もしていました。

明日、温度が下がったら窯の中を見てみます。

断線だとしたら初めての経験になります。
これまでの焼成経験は350回を超えていますので、経験してないほうが珍しいかもしれませんが。

電熱線の寿命は、だいたい本焼き200回程度と言われています。

今の電熱線(カンタルA1)での焼成は、まだ150回いってないですし、酸化焼成しかしていないので、おそらく接触かなにかが原因と思います。

前の電熱線のとき(購入時)は、230回ほど本焼き(還元もやっていた)して、寿命を迎えました。

そのときは、炉壁ごと自力で張り替えたのですが、今は頚椎症もちなうえに、作業場も適当ではありません。
炉壁のイソウールボードの削りくずなどへの対応が結構大変ですし、この窯に関しては自分で全張替えはもうしないつもり。

部分修正の仕方は、ネットで調べた範囲ではバーナーを使ったものがありました。
画像つきがなかったので、見て出来る自信がないですし、バーナーももっていません。
カンタル線の短いものは、手元にあるのですが。

業者さんに頼んで直してもらっても、結構かかるようですし、そうしてもこの電熱線はあと1年程度で寿命を迎えると思います。
この機会に買い替え?など、いろいろなことが思い浮かびます。

今は、全自動焼成装置つきのものが、以前よりずっと安価に手に入れられるんですよね。

かなり悩ましい情況ですが、明日、窯を開けてみるまでは動き出せないです。

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