今日の遅い午後、仕事だったので、名駅で待ち合わせて、映画「幸せのレシピ」(ミッドランド・シネマ)を見てきた。
原題は「No reservations」だけれど、ちょっとあまいが邦題の方が、ストーリーにあっているか。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ扮する主人公ケイトのシェフ姿が何とも凛々しい。狂言まわしは母を交通事故でなくした姪のゾウイー。彼女がなかなかの役者振りなのだ。
レストランの人間関係や主人公の幸せをつかむためのラブストーリーではあろうが、母を亡くして孤児になったゾウイーの幸せつかみのストーリーでもある。
ほのぼの楽しい映画で、ぜひご覧あれ。
公式ページ:http://wwws.warnerbros.co.jp/noreservations/mainsite/index.html
岡田斗司夫、2007、『「世界征服」は可能か? 』、ちくまプリマー新書
マンガやアニメに出てくる悪者が「世界征服」をたくらみ、それを主人公が阻止するというストーリーは、ありがちではあるが、本書では、「世界征服」が可能か、「まじめに考え」て見ようとする。
結論は、これは大変なことで、世界征服なんでできそうにない、ということなのだが、著者は、あれこれと考察を試みる。
考えてみると、ブッシュ大統領が、世界に悪なすアルカイダやビン・ラディン、はたまた、フセインと決めつけ、アフガニスタンやイラクに侵攻するという筋書きは、マンガやアニメに登場する悪者の世界征服の逆パターン(つまりは、正義が世界を支配しようとのりだす)なのだが、これまた、本書を裏返して、無理な話だ、ということになるだろう。ブッシュは、まさか、本気で正義による世界セウフクなどということを考えたのではあるまいと思いたいが・・・。
2007-10-08 14:05:54 |
読書 |
| Trackback ( 0 )
半田に「はんだ山車まつり」を見に行った帰りにミッドランド・スクエアの「サンジェルマン・タンドレス」でバゲットを買ってきたので、それを食べるためのメニューということで。
ブルスケッタ(ツナ缶、バジル、ドライトマトソース缶、塩胡椒、オリーブオイル、ミックスハーブ)
ルッコラとトマト、ブロッコリースプラウトのサラダ
三種のハムの盛り合わせ(スーパーで買ったパック)
フレッシュオリーブオイルとバゲット
5年に一度、半田地方の山車31台が集合するというまつり。昭和54年に始まったということであるから、古くからある物ではない。市制の周年とあわせた企画であるという。
昨年2月に、亀崎の「望洲楼」にいって、女将から、亀崎潮干祭の山車のことを聞いたのだが、最近になって、5年に一度の祭りの存在を知った。それで、行ってみようと思った。
祭りでは、昨日今日の二日間、亀崎も含めて周辺の山車も含めて31台が勢揃いし、山車が引き回され、中央会場でからくりなどが披露される。
名古屋駅から武豊行きの直通列車で行ったので、余裕ですわれたのだが、超満員で半田駅に到着し、駅前から、中央会場まで人で埋まっていた。帰りは、早々に引き上げて、名古屋で遅い昼食を食べた。
2007-10-07 20:26:27 |
情報 |
| Trackback ( 0 )
今日の昼食は、瀬戸でうな丼をたらふくだったので、少々抑えめに、冷蔵庫にあったものを片付けることにした。
ヒジキの煮物
シャケのぬか漬け(今ひとつの味だったので、ゆず胡椒をつけて食べてみたのだが、やはり、根本的なところではいまひとつだった)
納豆
キュウリなすニンジンのぬか漬け
今日は、ついでに、「瀬戸蔵ミュージアム」に行ってきた。
愛知万博を機に創られたのか、新しい建物で、多目的ホールなど市などイベントなども行われている。また、名鉄の瀬戸駅も新しくなっていて、ずいぶん、かわって広々ときれいになっていた。それほど、最近この辺りにきていなかったということだが。
瀬戸蔵ミュージアムというのが新しくできていて、ちょっとのぞいてみた。瀬戸物の歴史や過去から現代に至るまでの窯業の様子もわかるようになっていて、小規模な展示だけれど、結構力が入っていることがわかる。
その理由のひとつは、博物館フロアの中に、窯元の作業場が再現されていたり、窯業の技術の展示が瀬戸物屋の店からはいるようになっていて、楽しい。また、考古学的な発掘品が、歴史的変遷に従って、膨大な量が並べられていてちょっと圧倒される。さらに、引き出しの中には、資料がはいっていて、自分で引き出してみることができるような仕掛けになっている(もちろん、直接触ることはない)。
リピートするようなスタンプ券が用意されているのだけれど、しかし、リピートさせるのは、単独では難しかろう。
洞町あたりの散歩ルート「窯垣の小径」を歩いてみたのだけれど、ちょっとつらいかな。もう少し、密度高く見物する物がないと。また、瀬戸物を売る店もないのでは、これも、よくないのではないか。
いずれにしても、もう少し、連携したほうがいいのではないだろうか。また、以下の瀬戸蔵ミュージアムのウェッブページも、ちょっと予想を裏切られる。情報量が少ないのではないか。
瀬戸蔵ミュージアム:http://www.city.seto.aichi.jp/sosiki/setogura/002492.html
今日は、瀬戸に行って食器を買おうというので出かけてきた。知人から、おいしい鰻屋があるときいていたので、調べていったきた。
名鉄瀬戸線の駅から、川沿いに先に進み、深川神社参道を左折、20メートルほど行ったところの右手に店がある。
歩道に面した厨房の窓が開けられ、炭火で鰻が焼かれている。そのすぐ脇では、次々と鰻が開かれ、さばかれていく。炭のにおいとおいしい鰻のにおいにひかれて、12時過ぎだったが、既に行列ができていて、これは、待つしかない。
焼いているおばちゃんに、人数をいうと、記録してくれる。メニューは、うな丼の並と上、長焼きの並と上(並が鰻一匹、上が鰻一匹半と分量の問題)で、あとは、店で食べるか、持ち帰るかのチョイスだけ。きも焼きは、お願いしても、出してくれるかどうかわからないようで、「あればね」、みたいな返事である。焼いているのだけれど。
鰻の煙にいぶされながら待つこと約30分、店に入ることができて、うな丼を食する。吸い物はインスタント、漬け物はキュウリのしょうゆ漬けのようなものだけ、山椒はなし、といった、スパルタンな鰻へのこだわりぶりではある。
ぷりぷりとした鰻の焼き上がりで、なかなかおいしい。たれの味もくどくなく、あっさりとした味である。
並びの「焼きそば屋」も行列ができていて、この二軒、非常にディープである。
ハンバーグ(タマネギみじん切り、牛乳をすわせたパン粉、全卵、塩胡椒、ナツメグ、パプリカ、チリーパウダー、合挽ミンチをよく練り合わせしばらくおいておき、オリーブオイルをしいたフライパンで焼く。添え野菜に、千切りキャベツ)
ナメコの味噌汁
茄子、キュウリ、ニンジンのぬか漬け
蛸のラグーソースパスタ(セロリ、ニンジン、赤ピーマン、タマネギ、蛸を同じようなサイズの賽の目に切る。深鍋にニンニクみじん切りとオリーブオイルを入れて炒めて香りを出す。赤唐辛子を加える。タマネギを加えて炒める。セロリ、ニンジン、赤イーマンを加えて炒める。白ワインを加えて、ローリエ、イタリアンミックスハーブ、塩胡椒で味を整え、煮込む。タリアッテーレ・パスタをアルデンテに茹でて、ラグーソースを上にかけて供する)
クレソンのサラダ(クレソン、ブロッコリースプラウト、グラナパダーノ・チーズのスライス)
網野喜彦、1997、『日本社会の歴史(上)(中)(下)』、岩波新書
ずいぶん前に購入していたのだが、読んでいなかったことに気がついて、改めて手に取った次第。本書のポイントは、日本社会の歴史を東アジアや日本社会の中の「周辺」に焦点を当てて描いたということか。中世に蝦夷が登場するあたりから、近世に至るまで、蝦夷(あるいは、アイヌ)や琉球、さらには、日本海の北辺にも目配りがされている。あらためて、せめて東アジアに広がりを持った歴史意識を持ちたいものだと思う。
| 日本社会の歴史〈上〉 (岩波新書)網野 善彦岩波書店詳細を見る | | 日本社会の歴史〈中〉 (岩波新書)網野 善彦岩波書店詳細を見る | | 日本社会の歴史〈下〉 (岩波新書)網野 善彦岩波書店詳細を見る |
2007-10-03 22:59:47 |
読書 |
| Trackback ( 0 )
茹で豚スライス、黒酢ソース(白ネギの青い部分、ショウガとニンニクのたたきつぶし、赤唐辛子とともに、豚肩ロース・ブロックをゆでる。ゆであがったブロックをしばらくおいておいて、薄切りする。スープの一部を使って、黒酢、中国たまり醤油、フィッシュソースで味を付け、片栗粉でとろみをつける。チンゲンサイ、もどした干し椎茸、えのきをゆでて、にくにそえて黒酢ソースをかけ回す)
コーンスープ(豚ロースを茹でたあとのスープをつかって、つくる。コーンクリーム、薄口醤油、フィッシュソースで味を整える)
他人丼の具(フライパンにサラダオイルをしき、牛肉裁ち落としと赤唐辛子を加えて炒める。白ネギ斜め薄切りをたっぷり加え、炒める。しんなりしたところで、日本酒を加えて沸騰させ酒分をとばす。水を少々。薄口醤油で味を整える。仕上げに溶き卵)
ヒジキの煮物(ヒジキを水でもどしておく。ニンジンを千切りしておく。深鍋にサラダオイルをたっぷり目。鶏もも肉細切れを炒める。赤唐辛子、ニンジンを加えて炒める。もどしたヒジキの水を切り、炒める。日本酒と水少々をくわえ、薄口醤油とフィッシュソースで味を整える。だし昆布を加える。しばし煮込む)
茄子とキュウリのぬか漬け
新米ご飯(いただきものの新米。それこそ産直とれとれだけれど、お百姓さんは、今年のできは今ひとつという。しかし、十分においしい。これは、流通の問題かと思える)
夕方から、ミーティングで盛り上がり、錦の寿司屋へ。肴と寿司でとてもおいしい技を堪能した。あいにく店の名前を忘れてしまったのだけれど、場所はよく記憶している。
2012年11月17日、店舗名を補足。