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貧困格差・・・拡大・・

2012年01月26日 | 日記
  *** 以下引用 北海道新聞 1/25 ***

 何とも痛ましい「孤立死」だ。 札幌市白石区のマンションで、姉妹が生活の困窮の末、亡くなった。  妹は知的障害者で、姉も無職に近かった。 ほとんど外部と付き合いはなかったようだ。  生活保護を受けておらず、行政の目も届いていなかった。2人の状況をどこかで把握できなかったものか。 残念でならない。

 なぜ、死に至ったのか、市の対応に問題はなかったのか。二度と同じことが起こらないよう、市は経緯を洗い直してもらいたい。


 札幌白石署などによると、姉妹は2007年から同居していた。
 姉は商業施設で働いていたが、妹の介護が必要になり退社。 月約7万円の妹の障害者年金と短期のアルバイトでしのいでいた。 両親は既になく、近くに親戚もいなかった。


 近所や行政との接点が希薄だったが、「SOS」に気付く機会はあった。 姉は白石区役所へ生活保護相談に3度訪れていた。申請はしなかったが「妹の具合が悪く働けなくなった」と悩みを話していたという。  市がもっと丁寧に状況を聞き出し、助言できなかったか。


 料金滞納で、電気やLPガスが止められていた。 同署は姉が病気で亡くなった後、妹が飢えと寒さで死亡したとみている。  この時期の電気やガスは文字通りの「命綱」だ。


 北電は督促状を何度も送り、数カ月間、支払いを猶予し、文書で通告したうえで、通常の手続きに沿って供給を停止したとしている。

 類似の悲劇は過去にもあった。事業者に、あと一段の配慮を求めるのは酷だろうか。

 一方、釧路市でも認知症の夫と、世話をしていた妻が遺体で見つかった。生活保護や介護福祉サービスを受けていなかった。

 施設より在宅を重視する国の政策によって、地域で暮らすお年寄りや障害者が増えている。行政や地域がよりきめ細かく連携し、対応することがこれまで以上に求められる。

 しかし、見守りを担当する民生委員は不足し、障害者についてはプライバシー保護から、名簿の提供を受けられないことが多い。

 周囲の手助けが必要であっても、近所付き合いを敬遠する人も多い。

 行政サービスを受けるには、自ら申請しなければならないが、他人に迷惑をかけたくないとして躊躇(ちゅうちょ)する人もいる。 事情は千差万別だ。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用   終  ***


 上記記事での問題点は、収入の無い家族が電気とガスを止められ、死んだということ。 問題点はカネがなかったこと、ライフラインを止められたこと。
対応策は二つ
 一つは生活保護を該当させること。
 二つ目は、ライフラインを止めないこと。
彼らには、その重要性が分かっていない。
彼らの生活が恵まれすぎている為に、その貧困度が『想定外』 でしかないと言う事。
それにしても、言いようの無い怒りがこみ上げてくる!!!


 

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