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はちみつ体験

2010-06-20 | 青森イベント
ミツバチが突然いなくなるニュースをよく見ますが、でも養蜂業というものを実際に見る事はほとんど無いのです。
私もテレビで見るだけでしたが、養蜂家の仕事を見ることができるイベントを見つけて参加してきました。五戸町役場農林課と同町の養蜂家による「みんなで蜂屋さん」です。

蜂に関する注意事項や簡単な説明の後、頭部を覆うネットを借りて巣箱での作業の見学です。
顔の周りはカバーされていますが、蜂が近くへ来ると怖いのです。事前の注意で近くに来た蜂を追い払わないように、とのお話でしたのでじっと我慢しつつ近くへ寄ります。
見学者の周りでは、養蜂用の道具で煙を出していました。この道具の他にも専用の道具は多いのですが、初めて見る道具の名前を聞いても、どんな字を当ててどのような意味を持つものか見当も付きません。
説明しながら作業を見せてくれたこの養蜂家の方は、素手で作業をしていて動きが流れるように早い。
写真がボケるほど常に動き続けるのは、蜂を扱う上では必要な事かもしれません。

受粉と採蜜は違う事、ミツバチが蜜を集める木はトチやアカシアで、花の時期に合わせて移動する事、蜂は法律上は家畜と同じである事など、普段は聞けない話もたくさん聞けて、取れたての蜜を味わい、今日採取した蜂蜜をお土産にいただきました。
新鮮な蜂蜜のためか、とても淡い色の蜂蜜は、普段口にするものよりも柔らかい味のように思えました。
様々なイベントの中でも特に興味深い、貴重な体験ができて大満足の数時間でした。


養蜂 Wikipediaより
















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4 コメント

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養蜂業 (やじろじゃ)
2010-06-21 10:02:40
こんな北のハズレで蜂なんかいる訳ないだろ、って思っていたら、結構いるんですね。八戸市内に3件、県内だと20件近く養蜂業さんがいらっしゃるんですよね。ビックリします。

とある道の駅の産直では、何とその蜂屋さんが売り上げのトップだったり。ま、はちみつ以外にも色々扱っているので、はちみつ単体ではどれ程の売り上げかは判りませんが。

個人的には、人の不幸が蜜の味(笑
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やじろじゃさま (shouske0)
2010-06-21 20:07:34
養蜂の蜜を集めるための植物がふんだんに残っているのは東北と北海道とも聞きました。
奥入瀬にも多いトチノキは、縄文時代から増えだしたと花粉年代測定では出ているそうです。
ミツバチと人間の付き合いは、日本でも考古学まで遡るのかもしれませんよ。

人の不幸も距離が遠ければ蜜になりますけど、近づくにつれ自分の不幸とも連動しますね。
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Unknown (ポン太)
2010-06-23 05:13:59
あら~!こんなイベント何を見て見つけるんですか?
オラ、ず~っと養蜂屋さんの仕事を見たくて見たくて
近所の養蜂屋さんに頼み込んで見せてもらおうかと思ってたんですよ。
羨ましいっす!!
今度どこかで似た様なイベントあったら教えて下さい。
仕事休んででも行きますから(^0^*
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ポン太さま (shouske0)
2010-06-23 21:30:51
行きたかったとは知らずに・・・失礼しました。
次回を見つけたらご連絡しますね。
養蜂業は意外と人気があるんですね。
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