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今も残る震災瓦礫

2012-08-19 | その他
先日、機会があって八戸ポートアイランドに仮置きされている震災瓦礫を見学してきました。
だいぶ少なくなったとは聞きましたが、それでも100m平方ほどの区画がいくつかあって、ビニールシートを掛けられた瓦礫や、山積みされた汚泥などに区分けされていました。
八戸市内から出た震災瓦礫だけ、とのことでしたが、震災から一年半になろうとしていても、これだけの大量の瓦礫や汚泥が残っていて、処理の途上であることに、あの震災の津波の破壊力を感じてしまいます。
個々に仮置きされている瓦礫類は、今年の11月頃には処分完了予定とのことで、もっと甚大な被害のあった地域の大変さを感じます。

夏休みのドライブで通過した岩手県野田村は、国道45号線周辺で今も生々しく津波被害の痕跡が残っていました。
東北を応援する購買運動も、昨年の盛り上がりが段々と下火になっているというニュースも見かけます。
次は野田村にも行って、食事や買い物をしようと、野田村の風景を車窓から眺めながら思っていました。
観光、行楽で津波被災地へ行く事は、今でも、これからも大切なのでしょうね。

 




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4 コメント

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Unknown (マサコ)
2012-08-19 15:52:02
写真の様子では重機が並び作業が進んでいるようにみえ、
街の建物もきれいに並び、、、、が
現地に立たないと解りませんね
地震、原発事故、津波、風評被害と散々でした

十和田湖観光汽船も倒産してしまいました
なんとか早い援助で興さないといけない、、
元にもどります、きっと
日本人みんなが復興中の東北を毎日、祈ることですね
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Unknown (やじろじゃ)
2012-08-20 09:36:05
マサコ 様

八戸は被災地域と言えども限定的、かつ他地域と比べると
軽微な被害で済みました。死亡者1名、行方不明1名と言う
数字がそれを物語っています。とはいえ、動産、不動産に
対する被害は相応にあり、沿岸部の工場が総じて深刻な
被害を受けたほか、水産関連企業では倒産、規模縮小、撤退
等が多々発生しました。
それでも、今ではほとんどが元通り。

と言うのも、八戸には公有遊休地が多くあり、この画像に
あるように、ポートアイランドの35ヘクタールが殆ど遊んでいたこと
それ以外の公有地も含めてがれきの受け入れ場所に
事欠かなかったことがあげられると思います。
ほかの地域では、土地がなくてがれきの集積場所に苦労
したほか、復興工事の場所も見つからない状況です。

公有地の売却で苦労していますが、思わぬ形で有効利用できた
これが復興に一役買っているのは間違いないと思います。
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マサコさま (shouske0)
2012-08-20 16:25:25
十和田湖観光汽船倒産のニュースには衝撃を受けました。
今年の夏は有名観光地に行く事が何度かあって、十和田湖の寂れようも見ていたのですが。
青森の魅力を語るのも大切ですし、自分も一観光客となって応援したいとも思いました。
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やじろじゃさま (shouske0)
2012-08-20 16:27:21
詳しい解説ありがとうございます。
いつもとても参考になります。
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