地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

アルミ缶が191円、スチール缶が36円・・・。

2008-03-26 | Weblog
3月26日(水)


1,250,000,000円の買主 が分かりました。

    《運慶:「大日如来坐像」オークション落札は真如苑》    (3月25日毎日jp)
「宗教法人「真如苑」(総本部・東京都立川市)は25日、東京都千代田区の文部科学省で記者会見し、ニューヨークのオークションに出品された鎌倉時代の仏師、運慶作とされる「木造大日如来坐像」を落札したことを公表した」

真如苑は密教系の仏教教団で、信徒数は約85万人。
当面は東京国立博物館に寄託し、ゆくゆくは教団で建設する新施設で公開する意向ということです。

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「ごみは宝なり」
と、
言っていた人がいます。
一昔前は、粗大性の鉄屑や空き缶、非鉄金属、ビンなどは「不燃ごみ」として埋め立て処理。
この資源。
輸入に頼る少資源国の日本では、
 「いずれは“宝”になる日がやってくる・・・」
のご宣託でした。

“ちり紙交換”に代表される『経済ベースのリサイクル』が破綻したのは、その価格の低迷から。
「逆有償」が罷り通り、お金を払わないと紙も鉄屑もリサイクルに回らない 
だから、ごみとして捨てられる・・・。
そんな時代が長く続いてきました。

やがて、ごみの増加に音をあげた行政が焼却や埋め立てを減らすために、必要に迫られて開始したのが選別回収。
が、
その資源は、
時によってはタダ値か逆有償・・・。
かろうじてリサイクルが成り立ってきたのです、つい最近までは。



転機は中国需要?
世界的な『資源投機』も、背景にあるのでしょうね。
このところは、
行政の資源もかなりの高価で売却できるようになり、
『売り手市場』から競争原理も働いているようです。
 これは諏訪市のケース 。

《3月12日  長野日報》
「諏訪市が今年度、資源物として回収している空き缶などの売却収入が昨年度を大幅に上回る見通しとなっていることが、市生活環境課のまとめで分かった。市は世界的な金属価格の高騰を受け、今年度から空き缶の売却に入札を導入。相場を反映した形で落札価格も上昇しており、増収につながっている」

「・・・昨年5月に行われた最初の入札では1キロ当たりアルミ缶が150円、スチール缶が18円で落札された。これに対し、2月の入札ではアルミ缶が191円、スチール缶が36円まで上昇。昨年度の価格と比べ、アルミ缶は2.2倍、スチール缶は7.2倍の高値となっている」

すばらしいですね。
ちなみに近隣の自治体に伺うと、
  アルミ缶     135円~188円
  スチール缶     23円~ 34円
といった売却単価でした。
量や質、梱包形態、契約方式などに違いがあって単純比較はできないものの、最近の資源価格の高騰振りが窺えます。

財政難の折。
住民協力で回収した資源を、いかに高いレベルで収益につなげるか?
“宝”を生かす才覚 が、自治体にも必要ですね。

3月24日。
地元紙、信濃毎日新聞は《下水道や国保 値上げ相次ぐ》と一面TOPで。
いずれも特別会計ですが、一般会計からの繰り入れが厳しいため、「受益者負担」を強める傾向とか・・・。
自治体の値上げは各種の「手数料」についても同様で、長野県では新年度から「森林税」もスタート。
加えて背景には、「円高」「株安」「物価上昇」「低金利」「給料・・・」があるだけに、先行きは暗さばかりが漂います (

日本の借金時計   (数字はうそをつかない)】 


丸子修学館は、惜しくも智弁和歌山(和歌山)に4-12で敗れました。
長野日大と、アベック勝利を願っていたのですが・・・。
でも、健闘でした 

     《智弁和歌山が丸子修学館に大勝…センバツ》     (3月25日読売新聞)
「・・・智弁和歌山は一回、坂口の左前適時打で先制。三回には、芝田の内野安打で二塁から勝谷が一気に本塁をつき、加点した。 智弁和歌山は六回、田甫の犠飛でリードを3点とした。丸子修学館は七回、春原のソロ本塁打など計5安打で4点を奪い逆転。しかし、智弁和歌山は八回、林の3点二塁打など5安打に5四死球をからめ7得点し再逆転。九回にも坂口の適時打などで2点を加え、出場3大会連続で初戦を突破した」

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