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ミューザ川崎シンフォニーホール 第九特別演奏会 08/12/8

2008年12月24日 20時26分47秒 | 日記
 第九を聴きたくて遠路、8日
川崎まで行ってきました。

 会場は駅のすぐそば、ミューザ川崎シンフォニーホール。
まず会場の立派なことに驚かされました。
演奏者の後にも客席があります。
写真は早く着いたのではじまる前に会場を一枚。





 指揮  飯森範親氏。
 管弦楽 東京交響楽団
 合唱  東響コーラス

 指揮者飯森氏は汗びっしょりとなって
指揮をされておられた。氏はパンフレットの
最後に要約すると次のように書いておられる。


 「心から発せられたものは心に戻るに違いない」というのは
ベートーベンの言葉。心から出ていったものを音譜にする。
心から生まれたものだから相手の心に届くに違いないと。
信じて書き続けた集大成が「第九」
「第九」を初演したころ、既にベートーベンは
耳が聞こえなかった。
演奏が終わったのに指揮をし続けていたという逸話が
残っている。耳が悪いからうまくしゃべれない。
だけどなんとか自分の言葉で人に気持ちを伝えたい。
ドイツ語で考えて、そのイントネーションが
音譜となって楽譜に埋め込まれる。
楽譜は言葉なんだと思う。
譜面を見ていると
定冠詞だなとかこれはどう考えても主語の名詞だなとか
気が付く。楽譜を見ながらベートーベンが言いたかった
言葉を想像するんですね。音型的にはこれは
こうなんだというのを見つけながら演奏するんです。



 今回、はるばると出かけて行って一番印象に残って
いることは「楽譜は言葉」です。それがわかるまで
指揮者は楽譜とじっと対峙し続けるのだと思います。
だからこそ素晴らしい感動が伝わってくるのだと思います。

 対象と向き合う姿勢は、
映画「蘇る玉虫厨子」の職人さんも
かすれて消えている絵を見えてくるまで見ると
お話になっていましたが共通していると思います。

 俳句で人生を全うされた先人も沢山おられる。
私は趣味ではあるけれども対象と対峙する姿勢は
そうありたいと願っているこのごろです。

 とても幸せな気持ちで帰路も余韻に浸っていました。
ありがとうございました。

 


 


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読んで下さってありがとうございました。

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