『「走る女たち」byシャンティ・ソシーンスキー』にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)＾☆

書名 ：走る女たち
著者名 ：シャンティ・ソシーンスキー
出版社 ：日経ＰＢ社
刊行年 ：081020

日付 ：101227
定価 ：1600円
入手法 ：図書館

評価 ：◎
今月 21冊目　今年 408冊目

【書抜き】
※ランニングこそスポーツの才能を最もよく示す競技だ。
複雑な道具を何ひとつ必要としないからだ。
自分の身体だけを頼りに、前に進むだけ。
煩わしい道具は必要ない。
空気を入れるタイヤも、特別なウェアもいらない。
シューズを履いて走り出すだけでいいんだから。

※自分にとって快適で楽なレベルを乗り越えると、本当の自分が見つかる。
それがランニングの真の面白さなんだ。

※私は走りに行くとき、できる限り身軽になる。
なぜなら、そのほうが自由を強く感じることができるし、自由な感覚こそが私がランニングを愛する理由だから。

※小さいことは美しいと私は信じているし、究極的には自分の行動は自分に返ってくる。
だからこそ、あらゆる生き物に対して配慮をし、共感しながらシンプルに暮らすことが、この世界をよりよくすることにつながると思っている。

※走ることは、ただ足を交互に前に出すだけのシンプルな動作だけれど、そのシンプルさにこそ、煩わしい日常生活を坦坦と乗り切るための秘訣が隠されている。

【コメント】
■走ることに魅せられた女性ライターが、ポジティブ・ランニングで人生の転機を素敵に乗り越えた15人の女性たちの物語をまとめたノンフィクション。
走る女たちにとってのランニングは、健康やダイエットといった単純な目的のためにはあらず。
それぞれに走る理由を抱える女は、トレーニングに打ち込み、自分に挑戦し、走り続け、人によっては奇跡的な成果を生み出す。
どの女たちもじつに魅力的で人生を謳歌している。
読みすすむうちに不思議と走り出したくなる一冊。