掃除道 会社が変わる・学校が変わる・社会が変わるPHP研究所このアイテムの詳細を見る |
書名 :掃除道
著者名 :鍵山秀三郎
出版社 :PHP
刊行年 :2005/08/31
日付 :2005/12/07
定価 :1,300円
入手法 :図書館
評価:○
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【書抜き】
*掃除は、たまに、まとめてやっても、その価値は半減します。
毎日掃除をするからこそ、意味があります。
*掃除には、ただ単に周囲がきれいになるという効果だけではなく、人間を根底から変える力があるようです。
*どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできない。第一条件は、まず謙虚であること。謙虚になるための確実で一番の近道が、トイレ掃除です。
*世の中で成果を上げる人とそうでない人の差は、無駄があるか、ないか。無駄をなくすためには、気づく人になることが大切。気づく人になることによって、無駄がなくなる。その「気づき」をもっと引き出してくれるのがトイレ掃除です。
*感動こそ人生。できれば人を感動させるような生き方をしたい。そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。人が人に感動するのは、その人が手と足と身体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。特に、人の嫌がるトイレ掃除は最良の実践です。
*人は幸せだから感謝するのではない。感謝するから幸せになれる。その点、トイレ掃除をしていると、小さなことにも感謝できる感受性豊かな人間になれます。
*心を取り出して磨くわけにはいかないので、目の前に見えるものを磨く。とくに、人の嫌がるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。人は、いつも見ているものに心も似てきます。
*「凡事徹底」
①すべてに行き届いている。
②その人の主義と行動が迷うことなく一貫している。
③すべてのものを活かし尽す。
*掃除をすることによってえられた大きな効果の一つが、手間ひまをかけることを面倒くさがらなくなったということです。気づいたことを億劫がらずに、サッと処理する行動力が身についたということです。
*トイレ磨きは、心磨き。
*下座は一切を包容する。
【コメント】
*ご存知、トイレ掃除の鍵山秀三郎氏の新刊。
今回は掃除の具体的な方法とかが書かれていて、わかりやすかった。
*相変わらず、素晴らしい内容の本である。
「トイレ磨きは、心磨き。」「下座は一切を包容する。」
これらの言葉は読んだ時は、なるほどと思うのだが、時間がたてば忘れてしまう。
*だから、著書の本は時々読み返すことにしている。