滋賀医科大学ハンドボール部

滋賀医科大学ハンドボール部の日々ある出来事を紹介してゆく驚くべきブログです。皆さん、どうぞお立ち寄りくださいませ。

休部

2010年01月07日 23時06分34秒 | Weblog
あけましておめでとうございます。

CBTを終えたばかりの三宅優一郎です。

今日は今まで悩んできた、そして僕なりに答えを出した部活のことについて書こうと思います。

結論から書きますが2月3月の2ヶ月間休部することを決めました。

その経緯を書こうと思います。

すごく長くなると思いますが読んでいただけると幸いです。




僕は高校でハンドボールに出会い夢中になりました。

毎日ハンドボールのことばかり考えて高校生活をすごしました。

受験も「ハンドボールができる大学」を一番の基準に、繋がりの強かった滋賀医大を受験しました。

そして今まで僕なりに精一杯努力してきたつもりです。

しかし、去年ぐらいから部活というものが占める割合を自覚し始めました。

「大学生活で何した?」

って聞かれたら「部活!」って答えると思います。

今までハンドをしてこられたOBさんもみなさんそうだと思います。

でも僕は他にもいろんなことしたいなって思いがありました。

大学生活でいろんなことを経験して、自分の世界を少しでも広げたい思いがありました。

でも「部活があるから…」っていう理由で諦めていた部分がありました。

もちろん言い訳やし、もっと強い意志があれば部活もして、やりたいこともして、

って生活が送れただろうと思います。

正直書くのが恥ずかしいくらい何もできてませんが、USMLEの勉強もしたいと思っています。

でも僕自身そんなにできた人間じゃないし、のんびりしたいときもあるし、

友達と遊びたいときもあるしってことで思ったように努力できてない部分がありました。

そして去年の西医体を自分の中で区切りにしよう、そのあと続けるかやめるかは終ってから考えようと思っていました。

西医体が終わり結論を出さぬままアメリカに短期で行きました。

アメリカに行けば、何か感じるだろうと思っていました。

むしろやめる決心がつくだろうと・・・

アメリカでたくさんの人に出会い、今まで知らなかったようなアメリカ社会の現実を見て、

今まで触れたことがなかったような文化に触れました。

自分がいかに無知であるかを知り、もっと世界中のことを見て感じたいと思いました。

外の世界に自分から目を向けるだけで、多くの人と出会い、色々なことを経験できると感じました。

もっといろんな世界を見たい、もっといろんな人と出会いたい、もっといろんなことを経験したい。

でもハンドボールもしたい。




部活もして、他のこともする。

そんなことができるだろうか?部活を休むことも生じてしまう。

いろんなものを犠牲にしてハンドに打ち込んいる部員、マネージャー、

そして滋賀医大ハンドボール部を作ってこられたOB、OGさん方に失礼やし、

そんなやり方が許されるわけないと思っていました。

そんなことをアメリカでずっと考えていました。

帰国して、みんなに相談しました。

「ハンドボール以外のこともしたい。ハンドをやるときはハンドに集中するけど、やりたいことがあるときは部活を休むと思う。春休みはオーストラリアに短期でホームステイしたいから休部しようと思う。」

ということを伝えました。

そして「西医体決勝で俺がめっちゃ足引っ張って負けたときに、休部したからって不満に思う?」

と聞きました。本音を聞きたかったので匿名で小川にメールをしてもらったのですが、みんな納得してくれました。

もちろん俺だけずるいとか不満はいっぱいあると思います。

それは分かっています。

しかし外に目を向け部活を休む分、今まで以上に真剣にハンドボールと向き合おうと思っています。

どっちも中途半端にならないように、全部納得いくように努力しようと思っています。

相談にのって、どっちもできると応援し、みんなに伝えるように助言してくださった櫛田さん、

こんなに自分勝手なことを許して応援してくれる部員、マネージャーのみんなに

心から感謝します。