けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

アルメリア戦、召集選手

2014-12-12 07:09:48 | football
アルメリア戦、召集選手
GK:イケル、ナバス、パチェコ
DF:バラン、ペペ、コエントラン、マルセロ、アルベロア、カルバハル、ナチョ
MF:クロース、ベイル、イスコ、イジャラ、メドラン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ヘセ、ベンゼマ、チチャリート

サスペンション:またセルヒオ・ラモス
負傷、コンディション不良:モドリッチ、ケディラ、ハメス

※試合は金曜20時→訂正、20時45分です!なんでこんなCLっぽい時間なんだろ。


アンチェロッティの試合前日会見より

リーガの今年最後の試合
「いつもどおりに。アルメリアは戦うチームだ。そして今週監督が変わった。監督が変わる時はいつでも、より負担が増すものだ。インテンシティのある試合になるだろう。マドリーの状態は良い。先の試合(CL)では動きが十分ではなかったが、チームは良い回復をしているし、すべてが良い状態だ。」

ハメス・ロドリゲス
「彼は小さな問題を抱えている。クラブW杯の最後の試合には間に合ってほしい。次の木曜には全体に合流できるよう願っているよ。」
(ハメスは木曜日、個別メニューですが、ピッチでのランニングをスタートしました)

ケディラ
「モロッコ(クラブW杯)に帯同する。月曜にドクターからの許可が下りているからね。準決勝に間に合うかはわからないが、最終戦には大丈夫だ。」

モドリッチ
「これまでは理学療法を受けてきた。それでよく治癒されている。画像検査を明日行う予定だ。それから今年の終わりの時期にも。負傷は非常によくなっていて、ここまですべてがうまく進んでいる。すぐにということはないが、1月の中旬にはトレーニングをスタートできるだろう。」

イジャラを中央1人にするアイディア
「イジャラは中央でプレイできる。同様にクロースもサイドでプレイできる。しかし今は、クロースのポジションを変える必要はない。ディフェンスの布陣を替えるつもりはない。イジャラの攻撃能力は、右にいると落ちるかもしれないが、その影響は小さい。中央でも問題なくプレイできる。」

チチャリート
「多くの時間プレイしていなくて、出場チャンスを得た時に、ゴールするために最大限したいと思うのは、普通のことだと思う。私は彼にゴールしてくれと頼んだことはない。ただチームのために動き、チームを助けてくれ、というだけだ。誰もが、ピッチにいる彼の働きを評価できるだろう。評価できないのは、日々の彼の働き、それは非常に素晴らしいものだ。いつもプレイできないにもかかわらずハードにトレーニングをしている、そういった選手たちがいるのは重要なことだ。そういう選手にチチャリートの名前を挙げることができるし、またナチョもそうだ。いつもピッチでチームを助けられるわけではない、でもそれをトレーニングで行っている。このことに私は感謝している。彼らにもっと出場時間をあげたい。それに見合うだけの選手だから。しかし多くのコンペティションがあるのだ。」

冬の補強
「先週と代わったことは何もない。モドリッチとハメスの回復の状態を見て、クリスマス後に決めるということだ。メドランはそのクオリティからいって、またカンテラから来ているということで、良い選択肢だ。」

ドゥンガとマルセロ
「ブラジルには素晴らしいW杯ではなかっただろうが、それはマルセロだけの問題ではない。彼らのW杯が良くなかったのは、彼らが良いプレイをしなかったから。一方でW杯からい今まで、マルセロは世界最高のラテラルといえるかもしれない。しかしそれで国の代表に行かなければいけないという意味ではない。我々は、彼がここにいて嬉しいよ。」
(ドゥンガは、マルセロの攻撃寄りのスタイルを好まず、ブラジル代表に招集していない。先日このことを聞かれ、「マルセロはW杯で何ゴールしたか?ゼロだ。」と嫌味なコメントをした)

Comida de Navidad

2014-12-11 06:46:58 | football
Comida de Navidad
フットボールとバスケットボールのトップチーム合同のクリスマス食事会。確かにもうそんな時期ですね。金曜のアルメリア戦を終えたらクラブW杯ですし(やっと日程を把握しました。試合日は16日と20日)。
連勝記録を伸ばし続けているチームの好調さのおかげか、非常になごやかで明るい雰囲気でよろしい。あと、モドリッチの姿が確認できたのも嬉しいです。










あえてクラシカルスタイル?のペペ(でも足元はがっつりスニーカーだった)


そのうちクリスマスの挨拶動画もできてくるかなー。






メドラン初ゴール

2014-12-10 07:21:07 | football






2014/2015 UEFA Champons League day6
Real Madrid C.F. 4-0 Ludogorets

マドリーのゴール:クリスチアーノ、ベイル、アルベロア!!、メドラン!!!!

(あまり時間がないので短く)
本日のカピタン様はクリスチアーノ・ロナウド。CLでは初だそうです。
点数がそこそこ入ったわりに、後半の展開などを思うと少しフラストレーションを残した試合だったかもしれません。その一方で、連勝記録を伸ばし、出場機会の少ない選手も起用し、ヘセも再び出場、メドランがゴール…と、いろいろ収穫はあったかと思います。
試合全体としても、前半の方がインテンシティというか勢いも集中力も上回っていたように思います。前半の方が「これが決まると良いなあ」というチャンスが多かったような。変なカメラワークをされてしまって良く見えなかったのが残念なのですが、前半のイジャラからダイアゴナルに走るイスコへのラストパス、とか良かったなあ。イジャラはセルタ戦に続き、パスの精度も良いし、少し前の仕事もやっているせいか、チャンスを演出するパス、ラストパスが増えていて、ワクワクします。
クリスチアーノはチーム全体の流れ(後半の勢いの低下)に影響されたか、クリスチアーノの試合への関与が減ったのがチーム全体の流れになったのか…端的にいってしまうと、チチャリートとの相性が良くないんだろうなあと感じます。ベンゼマと合い過ぎているというか…。
クリスチアーノが少し静かだった分、今日はベイルが良く試合に関与していたなと思います。サイドを離れて動く割合も多かった感じ。最初のゴールはペナルティ判定でゴールにならずで、アルベロアに何か声をかけられていましたが、その後自分でゴールを決められて、いつもより嬉しそうな様子だったのが良かったです。最後の出血はちょっと心配ですが、まあたぶん大丈夫でしょう。
ベイルがサイドを離れて…いたことが多かったせいか、なぜか時々アタッカーもどきになっていたアルベロア、ヘディングシュートしたり、ゴール決めちゃうんじゃないかと思っていたら、意外な形ではありましたがゴール。おめでとう。
おめでとうと言えば、メドラン! 相手の足に当たって、というラッキーゴールではありましたが、CL初出場、わずかな出場時間の中での初ゴールになりました。ラッキーとはいえ、自分で打とうと思って打たなければ、あのゴールは決まらなかったわけですから、試合に臆せず入って自分らしさを出していけているんだなと思います。頼もしい。

少しフラストレーションのたまる…ではありましたが、良かった点を挙げていくといろいろありましたね。怪我人は出ていますが、チームの良い流れがあるせいか、代わって出てくる選手たちもうまく入っていけているように感じます。このままずっと行きたいですね。


※次節は金曜の夜(土曜明け方)、フエラのアルメリア戦(監督が解任されたばかり)。
※CLの決勝トーナメント抽選は、12月15日。


今のところ勝ち抜けたチーム

ルドゴレツ戦、召集選手

2014-12-09 00:28:40 | football
ルドゴレツ戦、召集選手
GK:イケル、ナバス、パチェコ
DF:ペペ、バラン、ナチョ、マルセロ、コエントラン、カルバハル、アルベロア
MF:イスコ、イジャラ、クロース、ベイル、メドラン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、チチャリート、ヘセ

サスペンション:セルヒオ・ラモス
負傷、コンディション不良による欠場:モドリッチ、ケディラ、ハメス

セルヒオ・ラモスは、前回のバーゼル戦で見事にカードを頂いたためこの試合は出場停止。リーガの方もセルタ戦でもらったカード(結局ラモスに出てたんですね)のため次はサスペンションで、ラモスは計画的か偶然か、クラブW杯までお休み。
セルタ戦で負傷交代したハメスについては、メディカルレポートで「足ふくらはぎ内側に重度1の筋肉の負傷」と出まして、軽度の負傷だとは思いますが、それでもしばらくはお休み。アンチェロッティの試合前日会見では、クラブW杯のファイナルに間に合う小さなチャンスにかける、だそうです。
というのは、ケディラが未だ全体練習に合流できていないという事実が。アンチェロッティ曰く、「来週までトレーニングできない、頭への打撃を負ったからで、これは簡単な問題ではない。彼はトレーニングができないのだから。今は運が悪い時期ということ。新年になれば、彼自身にとっても我々にとってもより良くなるだろう。」

ということで、中盤はクロース、イジャラ、イスコ、ですかね。楽しみです。またヘセにも出場時間があるとのこと。CLの舞台での復帰、こちらも楽しみです。

記録尽くし

2014-12-07 20:51:42 | football




14/15 Liga Espanola 1a division Jornada 14
Real Madrid C.F. 3-0 Celta de Vigo

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド×3

クリスチアーノ、今シーズンリーガ13試合で23ゴール、ハットトリックは今シーズン4度目、リーガ通算では23回目でリーガ史上最多(しかも在籍期間5シーズン半での記録は圧倒的)…と、ここのところ少しゴール少な目だったクリスチアーノのショーになりました。最初のPKは、セルタのDFが手をかけ背中を押した、やや後にしっかり転んだこととかでいろいろ言われてますが、実際に手を使って阻止しようとしたシーンだからなあ…あれを取らなかったらそれはそれで大騒ぎだろうと思います。3点目の、相手ミスからベイル→マルセロとつないだゴールもきれいでしたが、個人的には2点目が上手かったなあ。シュートのほんの少し前につんのめって体勢を崩しかけたところに、相手DFのクリアミスが落ちてきて、それをつま先でひっかけるようなダイレクトのシュート。一瞬気を抜きそうな場面でも、即座にシュートに行けるところが、さすがというか…さすがです。あとはまあ…言うだけならタダということで、前半のチレーナからゴールが決まってたらなあ。

試合全体としては、セルタがしっかり攻撃をし、高い位置からもプレスをかけ…ということで、セルタのシュート自体はほとんどなくても、緊張感のある時間が過ぎて行ったように感じました。マドリー側としては、セルタがよく攻めようとする分、カウンターでのチャンスが増えていた印象がありました。
中盤、サスペンションのイスコに代わって先発したのは、予定通りイジャラメンディ。イジャラが中盤の底でクロースを前に出すのかなと思ったりしてたんですが、逆でした。イジャラメンディはまさにイスコの代わりの仕事を任されたということなんでしょう。セルタの勢いもあり、やはりイスコがいる時とは違う試合の雰囲気になりましたが、時間がたつにつれて落ち着いていった感じがしました。右サイド寄りのカバーをよくやっていたし、前へ近づいた位置でも、イジャラメンディなりの良さが出てくるんだなと。何度かチャンスにつながりそうなパスがありました。正確性もかなりの高確率だったそうで。やっぱり普段からもう少し使っていってほしいなあ。

あとはクリスチアーノに加えて、もう1人記念試合。セルヒオ・ラモスが、「マドリーのユニフォームを着てのリーガ300試合達成」の記念試合でした。






ハメス・ロドリゲス
後半開始早々に、脚を痛め、自ら交代を申し出たハメス。長時間出場が続いていて、また最近の試合は寒そうな中での雨の試合も多く……身体への負荷が大きかったのでしょうか。
試合後のアンチェロッティのインタビューでは、「脹脛(腓腹筋?)を痛めた、今後検査次第」といった感じで、日曜の今日の時点でもまだ状況は不明です。場合によっては、クラブW杯を欠場する可能性も。シーズンの先が長いことからも、無理をする必要はないと思いますが。もう少し詳しい結果は、月曜日に出てくるだろうと報道されています。

セルタ戦召集選手、とその前に

2014-12-06 00:25:56 | football
公式発表:マルコ・アセンシオ
レアル・マドリーC.F.とRCDマジョルカは、マルコ・アセンシオの移籍で合意に至った。同選手と当クラブは、今後6年の契約を結ぶ。同選手は、今シーズン終了まで、マジョルカに所属する。
-------------------------------
マドリーに決まったとか、まだ横やりがはいって取りあいになっているとか…いろいろ報道は出ていましたが、マジョルカの若きMF(18歳)の獲得が正式に決定しました。しばらくはマジョルカのまま、来シーズンも場合によっては外で修行になるかもしれませんが…マジョルカの試合はさすがに見てませんので、何かで見る機会があればいいなと思います。
ちなみにマジョルカの監督は、リーガファン歴が長い方には懐かしい、カルピン。


セルタ戦、召集選手
GK:イケル、ナバス、パチェコ
DF:バラン、ペペ、ラモス、コエントラン、マルセロ、アルベロア、カルバハル、ナチョ
MF:クロース、ハメス、ベイル、イジャラ、メドラン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、チチャリート

サスペンション:イスコ
負傷、コンディション不良、監督判断:モドリッチ、ケディラ、ヘセ

国王杯で脚に違和感が…だったバランは問題なさそうで良かったです。ケディラはまだ全体練習にも復帰できておらず。ヘセは、連戦は避けるということでしょうか。
イスコのカードの取消はぎりぎりまで検討したようですが、最終的に、より長期間かかるスポーツ裁判所への上訴は断念したそうです。従ってイスコはお休み。ケディラも間に合わないわけで、注目はイジャラメンディに……。


試合前日のアンチェロッティ公式会見より
-------------------------------------------
Q:イスコがいない中での先発は。
A:上訴は実らなかった、このため彼は試合に出られない。イジャラメンディが彼に代わってプレイする。

Q:イスコのサスペンションについて
A:審判がミスを犯すということはあり得ることなのかもしれない。それが起きた。イスコがプレイしている時というのは良いものだが、しかし(イスコが出ないことが)この試合に影響することはない。なぜなら私は、イジャラメンディを信頼しているからだ。

Q:セルタ
A:昨シーズンとは少し異なった戦い方をしている。その結果が、成果を物語っている。彼らはカンプノウで勝利し、アトレチコに引き分けた。強力で、攻撃に長けたチームだ。最近の試合で戦っているとおりのマドリーが必要だ。

Q:ルーカス・シルバ冬加入の噂、チチャリートなど、冬の動きについて
A:今いるチームに満足している。ケディラは運が悪かった、彼には小さな問題があったから。しかしヘセが回復し、1月に補強の必要はない。
チチャリートは自身のチーム内での位置づけを分かっている。非常に素晴らしい仕事をしてくれるFWたちがいる。、彼はルドゴレツ戦でプレイするだろう。1月に離れることはない。
-------------------------------------------


マルセロ&ファン
4日にマルセロがFB上でファンの質問に答えたやりとりを、ASがまとめた記事から。ま、マルセロですね。
-------------------------------------------
Q:インスピレーションを与えてくれるのは誰?
A:父はいつも僕のインスピレーションだ。

Q:あなたにとってのベストプレイヤーは?
A:クリスチアーノ・ロナウド。

Q:レアル・マドリーでの一番の思い出は?
A:このチームでの素晴らしい思い出はたくさんあるけど、もちろん今は、デシマだと言わなければね。でも1つを選ぶのは難しいよ。

Q:バロン・ドールを獲るべきなのは?
A:当然、クリスチアーノ・ロナウド。

Q:レアル・マドリーでのベストフレンドは?
A:僕は全員と仲が良いんだ。

Q:どのくらい長くレアル・マドリーにいたいですか?
A:僕はここにいられてすごく幸せだ。フットボールから離れる時まで、このクラブでプレイしていたいね。

Q:マドリーは三冠を達成できると思いますか?
A:レアル・マドリーのユニフォームを着ている以上、常にすべてのタイトルのために戦わなければいけないし、僕たちは常にそうしている。僕たちのファンにたくさんの喜びを届けたい、それが僕たちの大きな目標だ。

Q:あなた自身のお気に入りのゴールは?
A:どのゴールもスペシャルだけど、1つを感がないといけないとしたら、CLファイナルで決めたゴールだね。どれもすごく良い思い出になっているよ。

Q:何歳でサッカーを始めたんですか?
A: 4歳で始めたと思う。

Q:インドに行ったことは?
A:いつかインドに行ってみたいね。近いうちに実現すればいいな。

Q:お気に入りの映画は?
A:アイ・ロボット。

Q:なぜいつも笑っているのか知りたいです。本当に幸せ?
A:健康で、家族がいて、友人がいて、自分の仕事を愛しているからね。

Q:毎日どうやって髪をとかしているのか教えて?
A:ご挨拶ありがとう。僕の髪はとかさないね。朝起きたら、頭をシェイクするんだ。

Q:CLを獲った気持ちはどんなだった?
A:クラブにとって最も大きなタイトルだ。僕個人としても、信じられないくらいものすごい経験になった。

Q:あなたのキャリアにおいてロベルト・カルロスは、どんな影響がありましたか?
A:彼は僕にとってすごく重要な存在だ。

Q:人生で最も幸せだった出来事は?
A:息子のエンツォが生まれた時だね。

Q:ディ・マリアとシャビ・アロンソが退団して、チームはクオリティを失うと思われていた。昨シーズンからの継続の中で、選手たちとアンチェロッティの秘密は何でしょう?
Q:僕たちは一体になったチーム、そして素晴らしい監督がいる。

Q:12番はあなたにとって特別な番号?
A:僕が生まれた日だし、タトゥにも入れているよ。

Q:ダンスは好き?
A:すごく。

Q:CLファイナルでゴールを決めたのはどんな感じでしたか?
A:本当に特別な気分だったし、すごい経験だった。これからも何度でも経験したいね。

Q:ベイルとクリスチアーノ、どちらが速い?
A:僕(笑)。

Q:世界最高の選手の傍でプレイするのはどんな気分? もちろんクリスチアーノのこと。
A:最高だよ。クリスチアーノの傍というだけじゃなく、他の皆ともね。
-------------------------------------------



トリルとヘセ

2014-12-05 00:37:03 | football




トリルとヘセ
MARCAの記事。長期間に及んだヘセのリハビリには、チームのメディコや理学療法士の献身的なサポートと共に、元カスティージャの監督アルベルト・トリルの、主にメンタル面を中心としたサポートがあった、のだそうです。そのトリルの簡単なインタビュー。
-------------------------------------
アルベルト・トリルは、8か月に及んだリハビリの期間、ヘセにとっての最高のカウンセラーだった。復帰の前の日、リハビリ期間に何度となくそうしていたように、選手とコーチ、この2人は顔を合わせ信頼を分かち合った。十字靱帯を2度負傷したこのコーチの経験は、ヘセの期待、疑い、確信、障壁、そして……喜びを感じる助けになった。

Q:彼の負傷は膝に…そして気持ちにも影響を与えた。
A:一定の期間を要する負傷だった。とても長いものだったから。身体的だけではなく、メンタルの面でも。何度もアップダウンがあった。疑いが増した日々、落ち込んだ日々。なぜならこの負傷は、いつも同じように回復していくというものではないから。速く動けるようになる時もあるし、別の時には何も変化がないように見える…。私は同じ負傷に二度苦しんだし、その心理的な面はとても重要なものなんだ。

Q:忍耐、それが負傷の科学の根源だと。
A:私は彼を安心させようとした。時間が君の最高の盟友になるだろうと伝えた。一見そうではなく見えるとしても。受け入れることが基盤となる。なぜなら、我々ではコントロールできるものではないのだから。ただトレーニングすることしかできない。しかし膝はいつも同じように反応してくれるわけではない。続けていくのは大変なものだ。忍耐を持つ必要がある。

Q:リハビリは多くのレッスンとなる。
A:調子が良い時は、たくさんの電話やメッセージが届く。しかし影が薄くなると、忘れられる。これは、自身の近くにいる人たちの真実を見る時に、その人格によってではなく、実際にどういう人かという点でみるということだ。「人物は、必要とされていない時に時に、あなたをどう扱うかという点でわかる」ということだ。

Q:誰にとっても驚きの復帰になりました。
A:デビュー(復帰)の前夜に彼と会った。非常に活発なように見えた。どうなるか、もしうまくいったら…と典型的な疑問を持っていて。試合では、期待していたよりもずっと良いように見えた。8か月もたっての復帰は簡単なものではない。図太さ、大胆さ、神経質、平静……ボールが来るたびに立ち向かっていた。フィジカル的にはまだトップの状態ではない。当然のことだ。しかし彼は、彼自身に忠実だった。

Q:毎日しなければいけない義務。
A:彼に伝えたのは、今となっては君は膝の奴隷になるのだということ。一貫してケアをしていかなければいけない。トレーニングの前にウォームアップしてやること、バイクメニューやマッサージで。それから、炎症を起こさないようにアイシングをすること。ずっと立ったままでいないこと、膝を高く上げておくこと。それから筋肉の負傷に注意する。負傷をした後では、筋肉の怪我をしやすい。変なステップをしたり、別の場所に負荷をかけてしまったり。十分に注意しなければいけないんだ。
-------------------------------------


木曜のトレーニング
モドリッチはリハビリ中。コルネージャ戦を前半のみで交代したバランは、大腿部に違和感があったそうで、この日も室内調整。脳震盪で大変な目にあったケディラは、許可を得てお休み。他の選手は元気のようです。

短信

2014-12-04 07:12:53 | football
短信1:ケディラ無事
コルネージャ戦で相手選手と衝突し、試合が続行できなくなっていたケディラは、念のためサニタス・ラ・モラレハ病院に入院。幸運なことに、特に問題なく一晩を過ごし、神経学的検査も問題なかったため、無事に退院できました。おそらく木曜からトレーニングに合流できる見込み。
(水曜は休養日)


短信2:イスコお休み
水曜日、リーガの競技委員会が開かれましたが、マラガ戦でのイスコに出された2枚目のイエローカードに関する上訴は認められず。イスコは次節セルタ戦はサスペンションでお休みとなります。

これ、どうなんでしょうね。今回は、バレンシア戦の終了間際に観客席から投げ込まれたボトルの被害にあったバルサのメッシも、この時に倒れこんでいたのを時間稼ぎとみなされカードを食らっていたのですが、これの取消上訴も認められなかったそうで。この委員会、何を検証してるんだろう。

絶好調でモドリッチの代役を担えるイスコが1回休みというのは、セルタ戦に向けた不安点の1つになるかと思います。ただ、イジャラが最近落ち着いてできている感じなので、イジャラを底に、クロースを少し上げるとか、イジャラとクロースを底に、その前にハメス…とか。ケディラも出られれば、他の組み合わせもいけるはず。
イスコは良い休養だと思って…。


短信3:ナバス、スペイン国籍取得
ケイロル・ナバスがスペイン国籍を取得できました。外国人枠が1つ、空きました。


短信4:修正
国王杯の次の相手は、まだ決まっていませんでした。コメントでご指摘いただいて気づきました。マドリーはスケジュールが早まっていたんでしたね。すみません…。
正しく書くと、マドリーの次の相手になる組み合わせは、Hospitalet 0-3 Atletico de Madrid と、アトレチコが先勝しています。

Jese is back!!

2014-12-03 06:32:54 | football




14/15 COPA DEL REY DIECISEISAVOS-Vuelta
Real Madrid C.F. 5-0 Cornella

マドリーのゴール:ハメス×2、イスコ、チチャのゴールはPPに、ヘセ!

「いつもの先発」から7人を完全に休養させて、思い切りローテーション、予告通りメドランも先発から…ではありましたが、思った以上に流暢に試合が進められたなあと思います。とにかく中盤が良かった。もう毎試合のようになってますが、何をおいてもイスコ。すべてはイスコを中心に回る…くらい、ボールがイスコを経由し流れていく感じでした。それからもちろんハメス。2ゴール1アシスト。先制点は、イスコのパスをループで、お返しでイスコのゴールをアシストし、そのすぐ後にチチャからのヒールパスを受けて3点目。あとはイジャラも飄々とした持ち前の良さが出ていたと思いますし、メドランも何の違和感もなく馴染んでいたし、自分らしさを出せていた感じで良かったです。わりとボール持ちたがり、前の方が好き…なのかな。ケディラは…守備にも攻撃にもよく関与していたと思いますが、全体に良い試合の中で、唯一の心配点。後半の接触プレイで、相手選手が肩からケディラの目のあたりに激突。直後は動きが一瞬動かなくなっていて、かなり血の気が引きました。いったんはピッチに戻ったものの、眩暈があったのかすぐに交代に。骨折の心配も…。

で、今日は何をおいてもヘセです。アップに出てきた時点でベルナベウは拍手でしたが、ケディラの負傷もあって、思ったよりも早い時間からの出場になりました。入ってからしばらくは、試合勘の問題もあるだろうし動きを試しているような少し様子見な感じもありましたが、時間がたつにつれて動く範囲が大きくなっていって、そして5点目。このシーンは、イスコですね。ヘセに取らせてあげようという気持ちなのか、行けるところまでイスコ自身がボールを持って行って、右サイド寄りにいたヘセの前へパス。はー……良かった。ほんと良かったです。お帰り、ヘセ。








ケディラ
頭部の打撲で大きな問題ではないようですが(byアンチェロッティ)、今夜は病院ですごすだろうとのこと。

国王杯召集:ヘセ、復帰へ

2014-12-01 23:52:37 | football
国王杯コルネージャ戦、召集リスト
GK:ナバス、パチェコ
DF:バラン、コエントラン、カルバハル、ナチョ、アルベロア、ディエゴ・ジョレンテ、ノブレハス
MF:ハメス、イジャラ、イスコ、ケディラ、ハビ・ムニョス、メドラン
FW:ヘセ、チチャリート

前日会見でアンチェロッティは、ケディラ、イジャラ、メドランの先発と、後半ヘセに出場時間を与えることを明らかにしています。ついに、ヘセが帰ってくる。