よく休んで
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レアル・マドリーの完ぺきなシーズンだが、カルロ・アンチェロッティには懸念するものが2つある。1つめは、1月の厳しい連戦。2つめは、シーズンが始まってからの4ヶ月間で、何人もの選手に筋肉系の問題が発生したことだ。のべ12回の筋肉の負傷があったことになる。
これまでアンチェロッティは、どの負傷者が出ても、問題なく対応してきた。しかし、シーズンの重要な時期に選手たちが完ぺきな状態で臨めないことがあったり、あるいは長期離脱者が一時に集中することがあれば、それは懸念材料だ。12月初旬のモドリッチとハメスの負傷は危険信号だったが、最終的にハメスは予想よりも早い段階で復帰でき、負荷は小さいもので済んだ。
最初に筋肉損傷が起きたのはケディラ、8月下旬のアノエタでのことだった。肉離れで6週間の離脱となり、この機会に膝の手術もした。
その頃、クリスチアーノにも筋肉の疲労の症状があったことから、彼はアノエタでのプレイを回避。しかしいったん調子を取り戻すと、弱った様子を見せることはなかった。クリスチアーノと、クロース、イスコ、バランについては筋肉に問題を抱えた様子はなく、カルロ・アンチェロッティはこの点を喜んでいる。4人共チームにとってのキープレイヤーだからだ。
カルバハル、ペペ、ラモス、コエントラン、マルセロ、イジャラ、ケディラ、ハメス、モドリッチ、ベンゼマ、ベイル……実質的にほぼ全員が筋肉の問題を経験してきた。不屈に見えるセルヒオ・ラモスですら、負傷で離脱した。ラモスは、10月の初め頃にヒラメ筋を痛め、2週間離脱。またクラブワールドカップのファイナルも、負傷した状態でプレイした。ベイルもまた別の例になるが、錐体筋を痛めて20日間離脱した。最も重い負傷はモドリッチで、大腿直筋の筋断裂を負い3ヶ月の離脱とみられている。
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実はMARCAのこの記事、最後まで文章が終わらないままアップされてたんですが、意味は取れるので…。
代わる代わるだったせいか、怪我人が多い気はしてなかったですが、確かに皆ちょっとずつ離脱していましたね。ただ、筋肉系の怪我で長期離脱になるケースがほとんどなくて、これは、ちょっとおかしいと思った時点で休める状態なのが良いんじゃないかと思ったりもします。
追加
年々、参加する選手が減らされてるのが残念です。全員集まった席(おそらくクリスマス食事会の時)で撮っているんだから、全員分取ってくれればいいのに…。