FIFA Club World Cup Morocco 2014 Semi-final
Cruz Azul 0-4 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:セルヒオ・ラモス、ベンゼマ、ベイル、イスコ!
先制点は、セットプレーから。カルバハルが身体を張って得たFKをクロースが蹴り、ラモスが迫力のヘディング。流れの中からでなくても、こういうゴールで勢いがつくのはいいですね。しかもマドリディスタは、ラモスがヘディングを決める度に「92分48秒」を思い出せるという幸せ……。2点目は右サイドを突破したカルバハルのマイナスのクロスに、後ろから飛び込んできたベンゼマが上手く合わせて。ベンゼマも上手かったし、この試合通じていい動きでしたが、今日はカルバハルも印象的な活躍でした。3点目は、手早く少ない人数で攻め込んでクリスチアーノからベイルへ。4点目はクリスチアーノからパスを受けたイスコが、狭い中をさらに交わして蹴りこみ、ゴール。クリスチアーノは何度かゴールチャンスがあり、周りもサポートする動きをしたりもしてましたが、決められず。今日はアシストの人でした。でも、ゴールがない代わりに2アシストできているところが、やっぱりさすが……。
守る方では、イケルの2つのシーン。ラモスが与えてしまったペナルティを再び止め、さらには1対1のシーンも落ち着いて裁くという、アルメリア戦に続いての印象的な活躍でした。
現状のフルメンバーを並べて臨んだクルス・アスル戦。しっかり守り、攻撃も粘り強い、しかも慣れない相手。最初はやはりちょっと固い感じがしましたが、どんな形であれゴールが決まり出し、ペースを握り、ピンチをしのぎ…終わってみれば4-0の勝利で21連勝目。途中で緩んだ時間も局面もありましたが、どの選手もそれぞれの仕事をし、真面目に試合に臨んだことがきちんと結果になった、という感じがしました。ということで、CWCファイナルへ。
あとは気になるのは、ラモスのコンディションですね。アンチェロッティは心配なものではないだろう、と言っていますが(アンチェはいつもそう言う)。