けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

補足

2009-03-23 21:50:56 | football
今朝のバレンシアの試合について拾ったニュースをあれこれと。

動画

見つけられたのは今のところこれだけ。



前半
悲惨だったらしい。バレンシアのシュートは、1本とか、0本とかいう噂も。


アレクシス
後半開始27秒で2枚目のカードを食らって退場になったアレクシス。各所で「アレクシスへの2枚目の判定は正当ではない」という記事を見かけました。不幸でした……。


災い転じて
ところが、各所の記事が同様に言っているのが、「10人になってからバレンシアが盛り返し始めた」。確かに、パブロの名前なんて前半はほとんど聞かなかったけど、後半はパブロパブロパブロって……最近の試合、前半ダメダメですよね。なんでだろう


ゴール
速攻だったんでしょうか。左右に揺さぶった、ダイナミックなゴールでした。ヨシヨシ。


嘆く人
上に貼った動画の最後の方、アルビオルが軽~~いプレイでペレイラを引っ掛け、ペナルティを宣告された瞬間、エリアに入った辺りで頭を抱えこの世の終わりとばかりに嘆き座り込んでしまったバレンシアの選手がひとり。かわいそうに、誰だこれ……。


緊張が解けたら怒りが倍増
下の記事では、朝出かける前にとりあえず見つけた画像を適当に貼ったわけですが、その後よくよくニュースを読んで、画像が意味するところを理解しました。これはあれですね。言い争い中なんだな、アルベルダとアルビオルが。

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バレンシアの元カピタンダビド・アルベルダとDFラウル・アルビオルは、ラシン・サンタンデールがペナルティを失敗し試合が終わった時点で、言い争いをしていた。セサルが両者を引き離しに割って入り、その後他のチームメイトたちがセサルを助けにやって来た。

既に冷静になった後で、ラウル・アルビオルは言い争いの内容については内密とし、この件を重視しようとしなかった。
「何ということはない、試合が終わったときの論理的にありえる緊張状態だっただけだ。僕とダビドの間には何もない。彼にはチームメイトとして感謝している。僕は彼とすぐにハグした。妻と話すつもりだけど、彼は僕の娘の名付け親になるだろう。」
とアルビオルは試合後にジャーナリストたちに語った。

争いの原因は明らかにされなかったが、それは、ラシンのセラーノが決めそこなったペナルティに端を発する。アルビオルがこの試合のロスタイムの最後の瞬間に与えた最大の痛手、これがアルベルダのこの反応を引き出した。2人の言い争いは数秒間強い調子で続いた。アルビオルとアルベルダがいさかいを起こすのはこれが初めてのことだ。アルビオルと同様に、他の選手たちもこの試合の緊張感が、最後の問題を引き起こしたのだと指摘している。
見たところ、ロッカールームに引き上げるトンネルの中で、2人は既に和解し、握手をしていたようだ。ペナルティに関しては、アルビオルはこうコメントしている。「あれは失敗するだろうと思った。なぜなら、僕たちが勝利を経験してきた中であれは正当ではないと思っていたからだ。」
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ということで、これは下の記事でmiyoさんにコメントしていただいた通りの内容、試合後にアルビオルとアルベルダが言い争いをしていたということです。というかアルベルダがアルビオルに怒った、というのが正しいんだろうな、あの展開から言えば。
ただしこの衝突は長引かず、速攻で2人は和解した模様です。これはアルビオルがアルベルダを常日頃から尊敬しているせいだろう、とはMARCAの記事にコメントした事情通バレンシアファン。だからこそ、試合後のアルビオルは、ちょっと唐突だけど「妻が良いなら、アルベルダに娘の名付け親になってもらいたいと思う(娘さん、生まれたばかりらしい)」なんて発言が出たんでしょう。でもとにかく落ち着いてよ頼むから。あのペナルティのシーンだって、無理にペレイラに触りにいかなくても大丈夫そうだったのに…。

あと、この試合でおそらく一番がんばったであろうセサルさんに、試合後にまで世話焼かせるな。



ベンチでも戦う
ペナルティが宣告されたその頃、バレンシアのベンチでは、クーロ・トーレス、カルレト、モリエンテスが、ベンチの裏に陣取ったラシンファンと口論を繰り広げていた模様。

RTVVのニュースで、ベンチの様子を映していました。
後半ロスタイム4分が表示され、そわそわし始めるベンチ。選手たちは座っていられず立ち上がる。ベテランのモリエンテスは、ピッチでまだ戦う仲間たちに向かって「落ち着いて落ち着いて」という仕草。
しかしここで、まさかのペナルティ宣告。天を振り仰ぐ選手、ベンチに座り込む選手たち…と絶望に包まれかけるところに、背後のラシンファンから野次か何か飛んだ模様。ちょー簡単にキレて激昂するクロ・トーレスやカルレト。他のスタッフたちに宥められる。
そんな中、ペナルティはバーを叩き外れる。大騒ぎ大喜びの控え選手たち。ベンチを飛び出すモリエンテス。そのままファイナルホイッスルで、ラシンのファンと口げんかしながらロッカールームへと消えていく、クロ・トーレスをはじめとした選手たち。

いやもう、熱い。本当に、大きな勝ちでしたよ。


記録(数字はだいたいです)
○約1ヵ月半ぶりのリーガ勝利
○約4ヶ月ぶりのリーガでのフエラ勝利
○約19ヶ月ぶりのリーガでのビジャ抜き勝利
○23試合ぶりの完封


エメリ満足
勝ち点3をあげたことに加え、我々のもう1つの目標であった無失点も達成した。前半、我々は良くなかった。しかし不当な退場があった後、私の選手たちは強い怒りをもって試合を勝ち取りに力を尽くした。これを考えれば十分な満足といえる。ペナルティに関しては、セサルが止めてくれるという自信があった。アルベルダとアルビオルの件は、ニュースではない。ニュースは、このチームが団結して皆が身を寄せ合っているということだよ。


笑顔
そんなこんなでバレンシアに帰ってきた皆さんは、今日は回復トレーニング。明日以降、代表選手はそれぞれドナドナされていき、それ以外の選手は数日間休暇となるはずです。スーペルから雑に要約。

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負傷によりラシン戦を欠場したビジャとシルバは、火曜日には2010年W杯予選対トルコ戦を戦うスペイン代表に合流予定。その回復状態が注目されている。
ビジャは、膝の負傷からの回復の最終段階にある。月曜日のトレーニングでは、ピッチに入ってチームメイトと共に、ウォーミングアップのロンドと、ピッチを小さくしたゲームの前半に参加した。さらに、フィジコと共に、ボールを使わない特別の回復トレーニングも実施した。
一方でシルバは、筋肉の違和感を引きずっている。この日は別グランドで30分間ランニングを行った。

ラシン戦に先発した選手のうち、アレクシスとマヌエル・フェルナンデスを除いた選手たちは、緩やかな回復トレーニングを行った。アレクシスとマヌエル・フェルナンデスは、より負荷をかけたトレーニングを希望し、他のチームメイトと共にトレーニングを行った。ビセンテはピッチに入っていない。
負傷中のホアキンとミゲルは、それぞれの回復メニューを続けている。GKのレナンは、長期間プレイを妨げていた負傷から回復したが、この日はピッチに入っていない。

6試合ぶりの勝利の翌日ということで、ウォーミングアップをする選手たちの間にはジョークが飛び交っていた。選手たちは1日半の休暇を楽しみ、水曜日からトレーニングを再開する。
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勝利の効き目っていうのはすごいもんです

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