08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 27
Valencia C.F. 1-1 Recreativo Huelva
バレンシアの得点:パブロ(55)
レクレの得点:カムニャス(83)
GK:セサル
DF:アルビオル、アレクシス、マルチェナ、モレッティ
MF:アルベルダ、バラハ(61、パブロ・エルナンデス)、エドゥ(68、ミチェル)
FW:ビセンテ(75、モリエンテス)、シルバ、マタ
クラブ創立90周年を祝う試合で、記念シャツ作ったり、歴代お偉いさんが揃ったり。仕切りなおすには良い試合だったはずなんですけどね……。
前半は眠かったです。攻められてる場面が何度かあったし、眠かったくらいだし出来が良くないな…と思った記憶が…ちゃんと見てませんすみません。ビセンテが良かったような記憶がうっすらと…。
でもなあ。4-3-3って、有効なんだろうか。中盤を厚くしてボール保持を高める狙いとかあるのかもしれませんが、いくつか現地のマッチレポートを見ても、特に前半は良くなかったようだし、戦術として適しているんだろうか、というのは疑問。どのフォーメーションにしてもダメなのかもしれないけど。後半に入って、パブロとミチェルが入って、それでわりとうまく回るようになった感じがしました。
失点の場面。カムニャスもうまく入り込んだとは思うけど、ディフェンスが2人ついているのに、ドタバタとコケたあげく押さえ切れてないっていうのが、また情けない失点でした。
さらにマルチェナがアマリージャ2枚で退場し、1点ビハインドなのに数的不利、という絶望的に近い状態。でも、だからこそ、追いついたのはえらいし大きかった、と言いたい。途中出場で流れを変えていたパブロが右寄りでドリブルから持ち込み、大きめなループシュートでゴラッソ。この試合、良いプレイをしていたパブロ、結果につながったのは何よりでした。
でもその後、勝ち越せなかったんですけどね。この試合、バレンシアにチャンスがなかったわけではなく、前半からマタやビセンテ、シルバには、何度か惜しいチャンスがあった。後半の終了間際には、モリエンテスの頭にどんぴしゃのクロスが飛んできて、モリエンテスどんぴしゃで合わせたのは良いものの、叩きつけてしまって…決めてたら勝ち越しだったのに。
モリエンテスの出番は残り15分でした。もうそれほどプレスのかかるような時間帯ではなかったこともあってか、ポストの仕事、ゴールチャンスに絡む等、その時間帯でするべきことはしていたと思います。ただ、モリエンテスが出場する前、前半でも、サイドから良さそうなクロスが入るシーンがいくつかありまして、ああもったいない、と思った次第。ビセンテと交代ってのもなあ……。
試合前には、モリエンテスは90分間は無理だろうという記事も見かけたので、先発でなかったのはそのせいもあったんだと思います。ですが、やっぱりエメリが攻撃陣の選択を、効果の出そうな組み合わせではなくて、優先順位的に選んでいる(俗ぽくいうなら上手い順)ように見えてしまうのが、すっきりしないところです。前半45分間機能しなかったのは、選手たちが監督の思うとおりに動かなかったともいえるけど、選手を思うとおりに動かせず結果を出せなかった監督も、修正すべきところはあるんじゃないかなと思うわけです。
でもま、後半はチームとして良くなっていたと思いますし、カーサでぎりぎり面目を保てた。少しは建て直しの芽も出てきたでしょうか。と、思いたい。
悔しがる人
08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 27
Athletic Bilbao 2-5 Real Madrid C/F.
ビルバオの得点:ヘインセ(36=p.p.)、ジョレンテ(45)
マドリーの得点:ロッベン(22)、エインセ(34)、フンテラール(47、61)、イグアイン(85=PK)
GK:イケル
DF:セルヒオラモス、メツェルダー、ペペ、エインセ
MF:ラス、スナイデル、マルセロ、ロッベン(67、フォベール)
FW:フンテラール(78、パレホ)、ラウル(64、イグアイン)
サンマメスでの試合らしく、良い加減に荒れた試合となりました。なんでジェステへのロハに文句が出てるんだろうな。正真正銘どついてるじゃないの、イケルを。
先発交代は上に書いたとおりですが、ラウルはまたいつものように不思議なポジションで、ピボーテ付近からサイドのサポートにトップまで、とこなしておりました。ラスの相棒ラウルは、ある意味間違いではなかった…。カピタン、ちょっと疲れていたような感じはしましたが、ここぞというところではしっかりボール(もしくは人)を追い掛け回すのは、本当にお疲れ様です。
下がってくるラウルも含めて、スナイデルとマルセロ、ロッベンも、比較的、いつもよりポジションを入れ替える様子があった、と思います。ロッベン右に張り付いてそれっきり…よりは、少し柔軟性があったような…でもやっぱりロッベン右だなあ。
立ち上がりから先制点が決まるまでは、少し重いような感じがしていました。なのは、CL敗戦後だからというこっちの意識もあるからだろうか。それでもわりと早いうちに先制点が入ったのは、大きかった。スナイデルからの縦パスで、ロッベンがエリア内まで入りシュート。ゴールが決まったあとは、一目散にミゲル・トーレスのところへ。ずっと調子が良くなかったスナイデルが、やっとコンディションを取り戻しつつあって、セットプレイも可能性を感じさせるようになってきているのも良い。
2点目エインセは、立て続けに2ゴール。あっちとこっちと。どっちも豪快に。さらにエインセのp.p.(プロピアプエルタ)のどさくさにまぎれて、ジェステがイケルに乱暴を働きまして、気づいたときにはご退場。ビルバオ荒かったなあ。お互い様で、マドリーの選手たちも、それぞれ各所でそれなりのお返しをしていたようですが。「お」と思ったのはフンテラールで、初めのほうこそ、ガシガシ当たられ削られ大変そうでしたが、ちゃんと身体張ってやり返したり、試合の中で対応できてます。
というかフンテラール良いじゃないですか。後半開始早々に決まった得点は、ラウルの優しいパスから、ゴラッソ。時間的にも良いゴールだったし、やはりFWらしい力はあるなあと思う。さらに4点目は、ロッベンからのプレゼントパス。ロッベン、パスできるじゃん。
交代で出てきたのはイグアイン、フォベール、パレホ。それぞれ、一生懸命だったなー、と思います。イグアインは結果出すのに必死。その分、仲が良いマルセロのPKゲットは良いプレゼントでした。パレホは、中盤に下がり目のラウル、といった感じがするなあ。パスいいですよね。入って早々の豪快なファウル&アマリージャは、そこもひたむきさの表れだと思っています。残念なのはフォベールで、未だにどんなふうになれば生きるのかがわからない……。
マドリーはこれで良いのかと聞かれれば、本当はもっとああしてこうして…となるかもしれませんが、CL敗退の後に、フエラの中でも難しいスタジアムでの勝利。厳しい時期を乗り越えるためのステップとしては、悪くない滑り出しとなったように思います。
手取り足取り引き起こされる。スタンドからモノが飛んできたりしていたので、安全確保のためと思われる。