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ママの陽菜は、棚からブラックボウモア42年1964を取り出した。
「ボウモアの飲み比べはいかかですか?
42年熟成の希少なボウモアです。」
「とても高いのでしょう?」
「原価でも一杯3万円でしょうか。
落書き消しに頑張っている辰巳さんに、私達3姉妹からプレゼント
させて頂きます。」
「いや、私の悩みを聞いてもらって、その上にプレゼントまで決して
いただけません!
通常の半分の量でグラスに入れてもらうことはできませんか?」
「できますが、プレゼントのつもりでお勧めしたのに悪いわ!」
「その気持ちだけもらいます」
陽菜は、ブラックボウモア42年1964をグラスに15ml注いで、
辰巳の前に置いた。
彼は、それを手に取り、シェリー香を感じながら、半分程口に含む。
「悩みを聞いてもらい、おいしいボウモアを飲んで
最高に幸せな気分だよ!また来てもいいかな?」
「ええ、もちろん。ボウモア18年のボトルがほとんど残っています。
三ヶ月以内にぜひお越しください」
陽菜は、名札とマジックペンを辰巳に渡した。
ママの陽菜は、棚からブラックボウモア42年1964を取り出した。
「ボウモアの飲み比べはいかかですか?
42年熟成の希少なボウモアです。」
「とても高いのでしょう?」
「原価でも一杯3万円でしょうか。
落書き消しに頑張っている辰巳さんに、私達3姉妹からプレゼント
させて頂きます。」
「いや、私の悩みを聞いてもらって、その上にプレゼントまで決して
いただけません!
通常の半分の量でグラスに入れてもらうことはできませんか?」
「できますが、プレゼントのつもりでお勧めしたのに悪いわ!」
「その気持ちだけもらいます」
陽菜は、ブラックボウモア42年1964をグラスに15ml注いで、
辰巳の前に置いた。
彼は、それを手に取り、シェリー香を感じながら、半分程口に含む。
「悩みを聞いてもらい、おいしいボウモアを飲んで
最高に幸せな気分だよ!また来てもいいかな?」
「ええ、もちろん。ボウモア18年のボトルがほとんど残っています。
三ヶ月以内にぜひお越しください」
陽菜は、名札とマジックペンを辰巳に渡した。
![]() | ブラックボウモア 42年 1964 |
クリエーター情報なし | |
モリソン・ボウモア・ディスティラーズ社 |