【４６ページ】
「落書きの龍が悪龍として蘇りそうだ。
あの場所では、ありとあらゆる落書きがされていただろう？
それらが、落書き者達の邪心によって、龍の胴体に仕上がり、
龍の顔とつながり、２０ｍの悪龍として暴れ出す。
２０ｍの悪龍は、３０ｍの善龍のパワーに相当するが、私は
まだ３０ｍ以上の善龍を操ったことがない。」
「蘇った悪龍を善龍で封じるの？」と月菜が訊く。
「そうだ！」
晴数は、「今回は命がけの行（ぎょう）になる」と心の中で呟いだ。
「先に店に下りて、私が出かける一週間、店内で暴力が使えないように
結界を張ってくる」
「助かるわ！
これで、晴数お兄様が出かけていても、安心してお店を開ける」
陽菜が、安心した表情を浮かべて感謝した。
晴数は、マスター室に入ると、お札（おふだ）を取出した。
そこに、拳銃と散弾銃の絵を描き、×印をつける。
次に包丁と木刀の絵を描き、×印をつける。
さらに殴りかかる手と物を投げつける手や蹴り上げる足を描き、×印をつける。
最後に大声を張り上げる口を描き、×印をつける。
それらを書き終えると、店内に行き、お札を壁に貼り、呪文を唱えた。
「落書きの龍が悪龍として蘇りそうだ。
あの場所では、ありとあらゆる落書きがされていただろう？
それらが、落書き者達の邪心によって、龍の胴体に仕上がり、
龍の顔とつながり、２０ｍの悪龍として暴れ出す。
２０ｍの悪龍は、３０ｍの善龍のパワーに相当するが、私は
まだ３０ｍ以上の善龍を操ったことがない。」
「蘇った悪龍を善龍で封じるの？」と月菜が訊く。
「そうだ！」
晴数は、「今回は命がけの行（ぎょう）になる」と心の中で呟いだ。
「先に店に下りて、私が出かける一週間、店内で暴力が使えないように
結界を張ってくる」
「助かるわ！
これで、晴数お兄様が出かけていても、安心してお店を開ける」
陽菜が、安心した表情を浮かべて感謝した。
晴数は、マスター室に入ると、お札（おふだ）を取出した。
そこに、拳銃と散弾銃の絵を描き、×印をつける。
次に包丁と木刀の絵を描き、×印をつける。
さらに殴りかかる手と物を投げつける手や蹴り上げる足を描き、×印をつける。
最後に大声を張り上げる口を描き、×印をつける。
それらを書き終えると、店内に行き、お札を壁に貼り、呪文を唱えた。
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