星降るベランダ

めざせ、アルプスの空気、体内ツェルマット
クロネコチャンは月に~夜空には人の運命の数だけ星がまたたいている

「上海バンスキング」

2006-12-30 | 劇空間
田舎の押し入れを整理してたら、ニッパー君が出てきた。
40年位前、実家でステレオ(当時オーディオプレイヤーなんて言葉は使ってなかった)を買った時ついてきたらしい。世界で一番有名なフォックス・テリアだ。

最近買い換えたCDプレーヤーの上に、骨董品の彼が実によく似合ってるではないの。(ビクターじゃないけど)

今我が家のニッパー君が聴き入ってるのは、亡きご主人の声じゃなくて
吉田日出子さんが歌う♪「リンゴの木の下で」

1984年のクリスマスの日、神戸文化大ホールで観た
オンシアター自由劇場のミュージカル「上海バンスキング」のCDである。

あれは、素適なクリスマスの夜だった。
舞台では、串田和美さん、小日向文世さんらジャズメンが楽しく楽器を吹いて、
若かりし吉田日出子さんや、余貴美子さんが、歌い踊った、
第二次世界大戦前夜の上海を舞台にした、切ない物語だった。

上演が終わり、胸熱くして、ホールから出てきたら
ロビーで、舞台からおりたばかりの出演者一同が、
テーマソングの♪「ウエルカム上海」を演奏しながら
私達お客さんを送ってくれた。
そのサックスの音が22年後の今でも耳に残ってる。

今年は「のだめカンタービレ」のクリスマスだったけど、
千秋君のベートーヴェン第7番、ずっとこれからも、覚えているかなぁ。
 
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