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波乱万丈の人生、生きることのつらさを知る映画『ブロンド』⭐️4.5

2022-10-08 12:10:36 | 映画から見える世の中の動き
波瀾万丈の私生活と大女優としても苦悩と絶望を生きたマリリン・モンローのノンフィクション映画だ。幼少期のトラウマは結婚してからも続き、一番頼りにしたい人、父にも会えず、母が亡くなったことへの苦悩は計り知れないほど加速する。女性としての魅力は、純粋で個性的だったマリリンを大人が、商売人たちがセクシーアイドルとして持て遊んだことで、マリリンは欺かれ、強いたがれた感も多く、ありのままの姿を生涯魅せることが出来なかった可哀想な女性だったと感じた。多分、人生で心から幸せだと感じたことも、女性として妻としての喜びも一度もない人生だったのか、あまりにも悲しい女性だ。 だが唯一、男を虜にする女性的魅力を最大限に映し出したあの白黒写真のマリリンは、今だその永遠の魅力をそこに残しているのは素晴らしい。 (シーンの一コマで、マリリンのホクロが唇の真横にずれていたのにはびっくりです。メイクアップさん、間違えたんだね。)
『ブロンド』
ハリウッドで最も魅力の 1 人、マリリン・モンローの人生ドキュメンタリー映画。ノーマ・ジーンとしての幼少時代から、スターの座に上り詰め、恋愛関係に巻き込まれるまで、「ブロンド」は事実とフィクションの境界線を曖昧にし、生き抜いた。 喜劇王のチャプリンの息子と付き合い野球選手のジョー・ディマジオと結婚。 最後は自分でその悪夢から消えさるため命を絶った。


事前予防・予防対策は今後大切な活動『上流思考』

2022-10-08 07:45:14 | 世界の動きから見えるもの
『上流思考』とは事前予防、事前予防対策。問題、事件事故が起きる前に何を事前に対策しておくべきか、が今後非常に大切なると言う事。それは事後の費用は事前の対策費用に比べ多大に膨れ上がるケースが多いから、と言う。文中にあった若者の暴力・非行行為をなくするには「時間をうまく利用」でスポーツ施設に投資、若者が健康に活動できる場の提供は理解できる。平和ボケで若者間で発生するのは「持て余した時間の使い方」は得てして非行に走るのだ。
『上流思考』ダン・ヒース
「概要」私たちは「ちょっと変えればいいだけ」のことをしていないために、毎日、膨大な「ムダな作業」をくりかえしている。果てしない「下流の徒労」から抜け出せるたった1つの思考法なぜ人は、根本からの問題解決をしないのか?
「上流」活動とは問題を未然に防ぐ為の活動、問題による被害を改革的に減らそうとする活動
 上流=事前予防対策・事前予防活動・事前予防投資
*警察での誤解(交通事故を減らす工夫)
    1、事故が多い場所で警察が警戒し見守る
    2、事故が多い場所に隠れて事故発生者等を検挙する
    結果:#1の安全への貢献度は高いが#2に対する警察内部で誉められ出世する
 (目に見えない犯罪を防ぐ、「予防」「事前対応」に対する評価は低い)
ー事前事後 投資の多いのは事後に対する対策    
    医療・災害・事件事故など 事後に対する対策評価、投資が増える(優先順位は下流)    
問題は「常態化」すると見えなくなる
    見て見ぬふりをしてしまう、だから誰も事前の対策・対応を考えない
    人はたくさんの問題を抱えると、全てを解決することを諦める
    「急場しのぎ」で充実しまう(トンエリング)
    「見える化」させて危機意識を高める(恐れ、恐怖感は多くの人の関心をもたせる)
ー対処するための7つの質問で解決
    「然るべき人たち」をまとめる(危険因子・防御因子を増やす)
    「システム」を変える(明確なデータの収集と提供・数値で周知する)
    「テコの支点」はどこにあるかを明確化
    問題の「早期警報」を作り出す
    「成否」を正しく測る
    「害」を及ぼさないようにする方策
    誰が「起こっていなこと」の為に金・投資をするか(サブスク対策)