@波瀾万丈の私生活と大女優としても苦悩と絶望を生きたマリリン・モンローのノンフィクション映画だ。幼少期のトラウマは結婚してからも続き、一番頼りにしたい人、父にも会えず、母が亡くなったことへの苦悩は計り知れないほど加速する。女性としての魅力は、純粋で個性的だったマリリンを大人が、商売人たちがセクシーアイドルとして持て遊んだことで、マリリンは欺かれ、強いたがれた感も多く、ありのままの姿を生涯魅せることが出来なかった可哀想な女性だったと感じた。多分、人生で心から幸せだと感じたことも、女性として妻としての喜びも一度もない人生だったのか、あまりにも悲しい女性だ。 だが唯一、男を虜にする女性的魅力を最大限に映し出したあの白黒写真のマリリンは、今だその永遠の魅力をそこに残しているのは素晴らしい。 (シーンの一コマで、マリリンのホクロが唇の真横にずれていたのにはびっくりです。メイクアップさん、間違えたんだね。)
『ブロンド』
ハリウッドで最も魅力の 1 人、マリリン・モンローの人生ドキュメンタリー映画。ノーマ・ジーンとしての幼少時代から、スターの座に上り詰め、恋愛関係に巻き込まれるまで、「ブロンド」は事実とフィクションの境界線を曖昧にし、生き抜いた。 喜劇王のチャプリンの息子と付き合い野球選手のジョー・ディマジオと結婚。 最後は自分でその悪夢から消えさるため命を絶った。