@『上流思考』とは事前予防、事前予防対策。問題、事件事故が起きる前に何を事前に対策しておくべきか、が今後非常に大切なると言う事。それは事後の費用は事前の対策費用に比べ多大に膨れ上がるケースが多いから、と言う。文中にあった若者の暴力・非行行為をなくするには「時間をうまく利用」でスポーツ施設に投資、若者が健康に活動できる場の提供は理解できる。平和ボケで若者間で発生するのは「持て余した時間の使い方」は得てして非行に走るのだ。
『上流思考』ダン・ヒース
「概要」私たちは「ちょっと変えればいいだけ」のことをしていないために、毎日、膨大な「ムダな作業」をくりかえしている。果てしない「下流の徒労」から抜け出せるたった1つの思考法なぜ人は、根本からの問題解決をしないのか?
ー「上流」活動とは問題を未然に防ぐ為の活動、問題による被害を改革的に減らそうとする活動
上流=事前予防対策・事前予防活動・事前予防投資
*警察での誤解(交通事故を減らす工夫)
1、事故が多い場所で警察が警戒し見守る
2、事故が多い場所に隠れて事故発生者等を検挙する
結果:#1の安全への貢献度は高いが#2に対する警察内部で誉められ出世する
(目に見えない犯罪を防ぐ、「予防」「事前対応」に対する評価は低い)
ー事前事後 投資の多いのは事後に対する対策
医療・災害・事件事故など 事後に対する対策評価、投資が増える(優先順位は下流)
ー問題は「常態化」すると見えなくなる
見て見ぬふりをしてしまう、だから誰も事前の対策・対応を考えない
人はたくさんの問題を抱えると、全てを解決することを諦める
「急場しのぎ」で充実しまう(トンエリング)
「見える化」させて危機意識を高める(恐れ、恐怖感は多くの人の関心をもたせる)
ー対処するための7つの質問で解決
「然るべき人たち」をまとめる(危険因子・防御因子を増やす)
「システム」を変える(明確なデータの収集と提供・数値で周知する)
「テコの支点」はどこにあるかを明確化
問題の「早期警報」を作り出す
「成否」を正しく測る
「害」を及ぼさないようにする方策
誰が「起こっていなこと」の為に金・投資をするか(サブスク対策)
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