@人を動かす力は誠意ある「言葉」に間違いない。「口説くテクニック」と言う言葉になるかもしれないこの書の内容はその極意を説明している。 心身から「感動」する事で人は動かざるを得ない。ビジネスでは如何に相手を「説得」するかもその例として大いにある。 ここにモテる男の女性を口説くテクニックがあるが?・・・・参考までに。
第1章 カリスマ経営者の殺し文句
・スティーブ・ジョブズからジョン・スカリー「このまま一生砂糖水を売り続けるつもりか」
・松下幸之助から取り扱い店内裏店主「結局、松下電器が悪かった」
・柳井正一からジル・サンダー「あなたもやった事がないことを一緒にやりませんか」
第2章 プロ野球監督の殺し文句
・野村克也から江夏豊「オレと一緒に革命を起こしてみないか?」
・長嶋茂雄から清原和博「思い切って僕の胸に飛び込んで来てほしい」
・栗山英樹から大谷翔平「誰も歩んだことのない道を歩いてほしい」
第3章 政治家の殺し文句
・田中角栄から大蔵官僚「大臣室の扉は常に開けておくから」
・谷垣禎一から加藤紘一「あんたが大将なんだから」
・小泉純一郎から国民「もう一度国民に聞いてみたいと思います」
第4章 なぜ、この殺し文句に瞬殺されるのか?(殺し文句理論篇)
殺し文句の法則10ヵ条
・「あなただけを強調する」あなただけにお話しします お前しか頼る人がいないんだ
・「相手の利益を語る」 利益は地位・名誉・実績・楽しそう・面白そう・いい経験
・「二者択一で問いかける」 人間は答えを探す生き物
・「リスクを負って断言する」断言は強い
・「プライドをくすぐる」自己重要感を刺激せよ 頭を下げるのを嫌うな
・「巧みな比喩で語る」ひゆは論理を超える
・「大義を訴える」誠心誠意 嘘をつく
・「相手の発言に乗っかりりき返す」 即答の威力
・「本気でぶつかる」半身では通じない
第5章 この場面ではこのフレーズで撃ち抜け(殺し文句実践篇)
上司への殺し文句集
・部長だからお願いするのですが
・私のこと、わかってくれるのは部長だけです
・まだ誰にも話をしていないのですが
・やっぱり部長は違いますね
・もっといい「企画」にしたのでご指導いただけますか (組織・仕組み・内容)
・是非一度「営業」の極意を教えていただきたいです (仕事・ゴルフ・飲み会)
部下への殺し文句集
・君の能力を見込んで頼みたい仕事があるだけど
・君がいなければこのプロジェクトは成功しなかったよ
・君はいずれ我が社を背負って立つ人間だから
・悪いようにはしないから
・困った事があったらいつでも連絡してきていいから
・失敗してもなんとかするから思い切ってやってみろ
顧客・得意先・取引先への殺し文句集
・まだ他社にはお知らせしていない特別な情報なのですが
・価格は他社より高いですが、「品質・サービス」では他社に負けません(性能・安全)
・当社の「ご提案」は御社のためになっていますか (サービス・支援)
・弊社に何かできることはありませんか