@「Both Sides Now」の音楽 から始まるストーリーは若き良き時代を蘇らせる。人生の幸福は歳とってもそうでありたいと考えるが現実はそうはいかない。映画から思ったことは、素晴らしい人生には人との「出会い」、「気遣い」、「周りの人との会話」が何より幸せだと気がつかせたことである。人は人を求め、人のために生きてくのが最高なのだろうか。
『最高の人生の見つけ方』
不動産地主のOren (Michael Douglas)と歌手を夢見てバーなどで歌い続けるLeah(Diane Keaton)が孫娘で再び恋に萌えるラブロマンス映画だ。妻を亡くし、自宅を販売し、その資金で違う場所で一人でゆっくり暮らそうとOrenは計画をしていた。ところが一人息子が証券絡みで訴えられ投獄、その一人娘10歳(孫)を預かることになったがOrenは拒否する。すると隣に住むLeahがその娘を服役が終えるまで預かると申し出る。Leahは夫を亡くし子供がいないひとり暮らしで可愛い娘を預かることで母性本能が芽生える。隣同士なのに人間的優しさに欠けるOrenと衝突する。Orenは娘の母の居所を見つけたが、その母があまりにも品疎で中毒症の親には孫を託せないと引き戻す。その帰り孫と、Leah、3人で遊園地で思う存分楽しみ、昔を蘇らせたOrenはLeahに恋心を抱く。