銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【東京銭湯】尾久 梅の湯

2017-06-10 06:26:02 | 銭湯レポート
〜新しい浴槽と日差しとホスピタリティがいっぱいの浴室。更に湯上り一杯と焼き鳥が実現する、夢のような空間〜

2016年の秋にリニューアルしたばかりの梅の湯さん。
リニューアル前は残念ながら訪れたことがないのですが、若旦那が銭湯の振興に積極的なこともあり、都内の銭湯好きな方ではとても有名な浴場さんであり続けています。
ずっとブログに書こうと思いながらも、魅力が多すぎてまとまらない位で、紹介できていないまま何度か通っていました。

そして、今回WEB記事の取材でお伺いする機会に恵まれ(私はナビゲーター役)許可を頂けましたので、
せっかくなのでお写真で紹介させて頂きます!!



〜レトロ銭湯の面影〜
二階のロビーにはたくさんの飲み物が冷えた冷蔵庫ケース、アイスクリームケース、などが広々スペースにディスプレイ。
さらに、大きな画面のテレビ、銭湯関連にとどまらないオシャレな雑誌もある本棚。。と待ち合わせは絶対困らない充実っぷり!

そんな中、一際目を惹く、和風かるたの壁面。実はこちらは、改築前のレトロ銭湯な頃に天井にあったかるた絵だそうです。

以前を知らない私でさえも、胸があつくなります。新しく綺麗に生まれ変わっても、変わらずに守りつづけるお気持ちが素敵ですね。
それにかるた札の読み札が・・・想像できないものもありますけど、そんな事考えていたら 待ち時間なんてあっという間です。

〜高濃度水素風呂〜
そして、浴室。炭酸泉は最近よく見かけますが・・・「水素」って珍しいです。
効能は疲労回復やアンチエイジングなど。
やはり温度はぬるめで、ゆっくーり浸かるのにぴったりです。肌にも小さな粒が付着して、視覚的にも気分が高まります。
「水素」って学校の理科とかを懐かしむ様な言葉です。もう何年も「水素」って口にしてなかった様な。
そんなどうでもいいことを考えながら、じっくり入ります。

また、炭酸泉と同じように、水素が噴出される「コォーッ」という音がして、効いてる気分がよりアップ。
なにより浴槽が広めだから、混んでて入りにくいということもありません。


〜日差しが優しい露天風呂〜
夜に行くことが大半でしたが、梅の湯さんは陽が出ている時間も魅力的。
なんといっても、天井が解放された露天風呂は都内とは思えない広がりです。


天気がいい日は最高ですね。もちろん星が綺麗な夜も、雨の日も、いきなり大気を感じられる空間はたまりません。

しかも寝風呂と丸い形の浴槽の2つがあり、ゆっくりと開放された空のもと入浴できます。

そして露天風呂だけではなく、浴室の陽の入り方がここは格別です。

夜くる事が多いけど、明るい時間も行きたい・・と思える日差しの優しさ。
お湯が反射して天井にうつっているのも綺麗でしょう。


〜無料サウナとセットで気持ちいい水風呂〜
サウナは無料で、無料は改築前から変わらぬ方針だそうです。スペース的には6人くらいがマックスですが綺麗なサウナが460円で!楽しめます。

他、薬湯やジェット風呂もありとにかくぬかりない充実のラインナップでした。うわわ、説明がしきれない!


〜初めてでも安心嬉しい〜
プラス100円でリッチなシャンプー&リンスか、ボディソープが選択できます。新商品なども充実。

また、メイク落としや化粧水など女性向けのアメニティが販売されています。
お風呂に行くとなにかといろいろ必要な女性にも、バッチリ手ぶら対応されています。
これならば初めて銭湯に行く友達と一緒でも安心です。私もずっと気になっていたメリットのオシャレなシリーズをトライしました。


〜約束された湯上り〜
梅の湯さんは焼き鳥屋さん併設の銭湯!焼き鳥屋さんの名前は「梅京」さん。梅の湯さんと同じ梅をあしらった暖簾です。かわいい。

湯上りの足でそのままお酒と焼き鳥が堪能できる極楽の極み。。。

軽い身体で眺める、炭火焼き鳥の景色。幸せです。。

味は、、もちろん、おいしいですっ!
塩もいいけど、タレもコクのある味。

シメのお茶漬けは、鶏の出汁がきいてました。んー思い出すだけでも喉がなります。


***梅の湯さんは、歴史も、美も、全てが揃っていて、本当に居心地が良い銭湯です。それに居酒屋を併設することからもわかるように、アイディアに溢れています。
ちなみに梅の湯さんは、商店街の通りから一歩さがった位置に建っていますがその理由は。。。向かいに学習塾があるから、そこにも沢山自転車が沢山とまるから道をあけられるようにとのこと!
あぁ、こんなにアイディアと地元愛に満ちた銭湯があるなんて、知れただけでも幸せです。ぜひおじゃましてみてください。


やすこ。