銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【東京銭湯】三軒茶屋 千代の湯

2016-08-20 09:26:17 | 銭湯レポート
〜お堀の中の異空間〜

※千代の湯さんの営業時間は
15:45ですが先発の常連さんが入るのは16:00からです。参考まで。

この銭湯の存在はずっと昔から知っていました。

でも、なかなか機会がなくて、
まさに今という時に訪れたら
ドアがあいていて感動しました。

三軒茶屋の三角地帯にある、千代の湯さん。
写真にあるように、バラックで囲われています。周りを囲むように居酒屋とかがあるので、もしかしたらそういう都合上囲った方がよかったのかななんて思います。
しかしそのバラックがつくる異世界間は最強です。立派な破風などは大方隠れてしまっていますが、
隠れれば隠れるほどその隠れた奥への期待は高まるばかり。


〜レトロ銭湯〜
緊張感高まりますが、
中は変に奇をてらったわけでもなく
ちゃんとくつろげる凸の湯気抜き天井のレトロ銭湯です。

そして、中島さんのペンキ絵も堂々と構えられております。

大きな富士山が、昼の日差しを受けて鮮やかに美しいです。
富士山の麓は勢いのある沢の景色でした。


〜とても柔らか湯〜
またお湯はラジウム泉とかいてあり、説明文にはラジウムとラドンに関して記載が。
ほのかな色がついていて、やはりまろやかです。
私のお湯感度は銭湯好きな方の中では多分低い方なのですが笑、
「あ」と明らかに気付けるくらいの柔らかさでした。
三茶の三角地帯に、こんな素晴らしいお湯が張られているなんてすごいっす。
たまにあるような壁にある柵から、お湯がドボドボ出ていて視覚的にもエネルギーもらえます。

また、無料でサウナもあります。
サウナの向かい側にはトタン板で囲われた謎のスペースがあり立入はできない訳ですが、キワに窓ガラスがあり、日中は日が注いでいますから暗い感じはしませんでしたよ。


***三角地帯のバラックから緊張感を感じる一方で、中はエネルギーに溢れたまぎれもない良い銭湯空間でした。
もちろん、初銭湯とかではなかなか勇気がいりますが、案外落ち着けるこのギャップの安らぎがあります。


やすこ。