美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

一日一句

2024-03-23 08:11:11 | 一日一句
一日一句
庭に来る雀の餌は無洗米   美和山吹
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「誹風柳多留」

2024-03-23 07:46:14 | 解説
やみにあやあって娘の門トすゝみ
「古今和歌集」に「春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えぬ香やはかくるる」は梅の香のたおやかさである。この句は若い娘の湯上り後の夕涼みであろうか。ほんのりした香りがあやかにただよう。街頭や門灯の普及した現在にこの風情は望むべくもない。
雪隠に有ル名のむすめすごいもの
雪隠はトイレ。現代の公衆トイレを想像していただきたい。町内で評判の娘の名前が書かれている。ときには相合傘も書かれていたかもしれない。ここでいう「すごい」は「すごい発展家」というほどの意味である。
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「私の好きな句」

2024-03-23 07:44:33 | 川柳マガジン

さよならの言葉に味がにじみ出る
飾らない言葉の奥に人間味
家の数だけお袋の味がある

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