美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「誹風柳多留

2024-01-10 08:22:40 | 解説
月見前ごうをまねきに息子行
九月の十五夜を尊んだのは、空がきれいだから、さらに月が鮮やかに見えたからであろう。それにかこつけて遊ぶのが男で、それを狙うのも商売である。吉原の紋日の中でも、月見は重要な行事の一つである。前から手ぐすね引いてこの日に備える。遊びを覚えたばかりのどら息子は、格好のターゲットである。その結果、息子はとんでもない業を背負わされることになる。
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「私の好きな句」

2024-01-10 08:20:23 | 川柳マガジン
振る
一瞬の油断一生棒に振る
無理しても縦に首振る親の性
ふり向きはしない自分の決めた道
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