ベルギーから東京に帰る日にブリュッセル南駅に出ました。
このブリュッセル南駅は素晴らしい立地です。なにせ駅から歩いて数分のところにビール蔵があるのですから。しかもベルギーでも稀な古風なビールの造り方を守っているというカンティヨン醸造所です。
ここを帰る前の最後の楽しみにしようと足を運び外から見ると倉庫みたいなのでどこから入っていいのか悩んでしまいました。とりあえず適当に扉を開けたら造り酒屋・倉庫が中に展開しています。そこに見学コース・試飲スペースが加わるとやや狭さはあるものののんびりした雰囲気で、英語で解説してもらえるのみならず日本の輸入元小西酒造が作成した日本語のパンフレットももらえ大変くつろげました。
ここの古風な造りというのは決して誇張ではなく、糖化した麦汁に酵母を入れずそこら辺から勝手に入るようにしてアルコール発酵させるという凄さです。なので昔の建物をそのまま利用し蔵の中ではクモの巣はとらず(害虫を食べてくれるから)という具合で、それを数ヶ月・数年という単位で貯蔵したものを適宜ブレンドして出荷するというのですから贅沢というか優雅というかとにかく感心させられました。
肝心の味は一般的なビールとは全く違う飲み物と言ってもよさそうな発酵臭と酸味の強いもので好き嫌いがはっきりわかれそうです。新酒と古酒、麦だけのものと果実を加えたものなど数種あり、見学の際入場料を払うと2杯まで無料なのですが古風な味わいと旨さに大変感心し追加料金を払って3杯目まで飲んでしまいました。
お腹だぼだぼの千鳥足でブリュッセル南駅に戻ります。持っていた飛行機の切符はエールフランスのブリュッセル→成田ですが、ブリュッセル空港ではなくこの駅からの切符です。どういうことかというと、エールフランスはTGVとコードシェアしていてブリュッセル南駅からパリのシャルルドゴール空港までのTGVをエールフランス便の飛行機と同じ扱いにするという仕組みになっています。なので駅にはエールフランスのチェックインカウンターがあり、ここで飛行機の切符と同じ体裁のTGVの切符と成田までの切符を受け取ってTGVに乗るという手順です。(ブリュッセル南駅は「ZYR」という空港コード)
チェックインは発車15分前までで場所が駅だとギリギリまで時間を使いやすいのですが、荷物を預けるのは駅ではなく空港のカウンターなのでそこまで自分で持っていく必要があります。飛行機の乗客となれば荷物が多いので荷物室は大忙しでした。
乗る列車はコードシェア乗客専用の列車ではありませんが、コードシェア乗客用に1等車が割り当てられエコノミーの切符でも1等利用ということになっています。なのでシャルルドゴール空港駅までの2時間弱は飛行機よりずっと楽でした。(その後2等車を割り当てられることもあったので確実ではないようです。)
空港に着いたらあとは成田までひたすらくたびれる長い飛行機なので記憶が飛び、京成が古い3500系だったところから覚えています。シャルルドゴール空港まで京成が来ていて乗り換えられればいいのに、などと意味不明なことを考えたりもしました。
というわけで飛行機と高速鉄道が一緒という便利さに感心した次第です。
このブリュッセル南駅は素晴らしい立地です。なにせ駅から歩いて数分のところにビール蔵があるのですから。しかもベルギーでも稀な古風なビールの造り方を守っているというカンティヨン醸造所です。
ここを帰る前の最後の楽しみにしようと足を運び外から見ると倉庫みたいなのでどこから入っていいのか悩んでしまいました。とりあえず適当に扉を開けたら造り酒屋・倉庫が中に展開しています。そこに見学コース・試飲スペースが加わるとやや狭さはあるものののんびりした雰囲気で、英語で解説してもらえるのみならず日本の輸入元小西酒造が作成した日本語のパンフレットももらえ大変くつろげました。
ここの古風な造りというのは決して誇張ではなく、糖化した麦汁に酵母を入れずそこら辺から勝手に入るようにしてアルコール発酵させるという凄さです。なので昔の建物をそのまま利用し蔵の中ではクモの巣はとらず(害虫を食べてくれるから)という具合で、それを数ヶ月・数年という単位で貯蔵したものを適宜ブレンドして出荷するというのですから贅沢というか優雅というかとにかく感心させられました。
肝心の味は一般的なビールとは全く違う飲み物と言ってもよさそうな発酵臭と酸味の強いもので好き嫌いがはっきりわかれそうです。新酒と古酒、麦だけのものと果実を加えたものなど数種あり、見学の際入場料を払うと2杯まで無料なのですが古風な味わいと旨さに大変感心し追加料金を払って3杯目まで飲んでしまいました。
お腹だぼだぼの千鳥足でブリュッセル南駅に戻ります。持っていた飛行機の切符はエールフランスのブリュッセル→成田ですが、ブリュッセル空港ではなくこの駅からの切符です。どういうことかというと、エールフランスはTGVとコードシェアしていてブリュッセル南駅からパリのシャルルドゴール空港までのTGVをエールフランス便の飛行機と同じ扱いにするという仕組みになっています。なので駅にはエールフランスのチェックインカウンターがあり、ここで飛行機の切符と同じ体裁のTGVの切符と成田までの切符を受け取ってTGVに乗るという手順です。(ブリュッセル南駅は「ZYR」という空港コード)
チェックインは発車15分前までで場所が駅だとギリギリまで時間を使いやすいのですが、荷物を預けるのは駅ではなく空港のカウンターなのでそこまで自分で持っていく必要があります。飛行機の乗客となれば荷物が多いので荷物室は大忙しでした。
乗る列車はコードシェア乗客専用の列車ではありませんが、コードシェア乗客用に1等車が割り当てられエコノミーの切符でも1等利用ということになっています。なのでシャルルドゴール空港駅までの2時間弱は飛行機よりずっと楽でした。(その後2等車を割り当てられることもあったので確実ではないようです。)
空港に着いたらあとは成田までひたすらくたびれる長い飛行機なので記憶が飛び、京成が古い3500系だったところから覚えています。シャルルドゴール空港まで京成が来ていて乗り換えられればいいのに、などと意味不明なことを考えたりもしました。
というわけで飛行機と高速鉄道が一緒という便利さに感心した次第です。