竹村整骨院

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私、竹村院長が食べ物から健康までノンジャンルでかきつづります。  
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「製麺奮闘記。」

家二郎は突然に。



さて、やや久しぶりの家二郎です。


今回は製麺方法をリニューアルしました。

二郎の麺を再現するというのはこれがなかなかに難しいんです。


二郎の麺の特徴は幅広の平うち気味の形状で表面が滑らかではなく、

グシグシした噛み応えを持ちつつ長時間でも伸びずらいという

多加水なのか低加水なのか、なんとも摩訶不思議な麺なのです。


圧延の強い製麺機で製麺すると麺の表面はつるつるしてしまい、二郎感は極端に損なわれます。


ローラーに紙やすりでも巻こうかな・・と思っていたところ、とある製麺ブログで

目から鱗の驚愕ヒントが!!


次の画像で解説しましょう。






ねっ!びっくりだよね~



そういう発想はなかったよ。



「は、何が?わかんねーし、は?」って声も聞こえそうなので説明すると

麺を打つ場合、麺の原型として麺の帯を作ります。

通常は意図する麺の厚さは麺の帯の厚さとイコールであり、

麺の幅は切り刃のサイズで決めるものです。

切り刃のサイズ(1.1mmとか)と麺帯の厚さが同じであれば断面が正方形の麺になります。


ここまではいいですね。


で、幅広の麺を作る際に切り刃が入るのはあくまでも厚さである、麺のサイドの部分であって、

幅の部分は手付かず。

ローラーで伸されたままのフラットな状態です。

面積の広い部分がフラットなわけだから食感もつるつるしてくるのは当然です。


そして発想の転換として麺帯の厚さを麺の幅にしてしまうという方法もあるのです。

製麺を志すものにしたら、この発想に触れたら「おおっうっ!」となるかと思います。


大半の方には「へー」という情報だとは思いますが。


今回は5mm厚の麺帯を2mmの切り刃で切ってみました。

発想の転換はすばらしいですが、そもそも最強力粉100パーセントで5mm厚の麺帯を

切れる切り刃もなかなか無いので、剛力の製麺機はやはり必須です。

パスタマシンではハンドルを1回転も出来ずに壊れると思います。



そして出来た麺がコレです。






この独特のカーブこそ発想転換麺の証です。



これを500gほど製作








あとはいつもどおりの家二郎です










「小ブタ ヤサイマシ アブラマシマシ カラメ」









なんか以前も失敗したーーって思ったはずなんだけど、またブタで失敗しました。

モモは安いけどぜったい手ぇだすなよ!って学んだはずなんだけど、またモモ肉買っちゃった。


肩ロース高いんだもん・・・


モモはどう頑張ってもパサります。

一気に頬張ると嚥下力低い人ならまず死んじゃうでしょうね。


麺はとてもいい感じですが、時間とともに延びてデロってきます。





時間がたっても延びない麺は多加水なんだけど、どこまであげていいものか・・


現在の麺スペックは 「加水38% 塩分1% カンスイ ボーメ11度」



奥さんの感想は「もう少しスープはコッテリしてていいかも」ですと。




君、化け物か(笑





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