はい、
皆さんお待ちかね
ヤキソバンの時間ですよ。
今回のお相手はネーミングもそのまんま
『究極のカップ焼きそば』です。
あまり馴染みのない名前ですが、
こちらは有名店を何店舗も経営しながら
汁なしカップ麺評論家としても活動している横川毅氏が、値段ではなく質のみを追求して辿り着いた一品だそうです。
ちなみにこちらは一般販売はしておらず、
クラウドファンディングでの取り扱いでした。
１２個入りで７２００円という価格は単価６００円と
一般的なカップ焼きそばとして考えれば非常識なほどのお値段です。
しかし美味しいカップ焼きそばなら６００円位どうということは無いという
漢ヤキソバンにとっては、むしろ自らそこまでハードルを上げる潔さに
一口乗ってみようと思ったのです。
ところで、
なんでもそうですが『高価格なら高品質で当然』です。
しかし料理って個人の主観によるところが大きいので
なかなか値段と味は一致しない事が多いです。
特に僕のような好き嫌いの多い人種だと一般的に美味しいというものでも「・・・」と思う場面も少なくありません。
ただ、カップ焼きそばに関しては一家言持ってますので、正当な判断をジャッジできると思います。
開封すると梱包はこんな感じ
一切の虚飾を排しています。
パッケージはこんな感じ、
なるほど、熱湯よりも熱い思いの丈が叩き付けられています。
しかしその思いが実るも枯れるも味次第！
いざ尋常に！ヤキソバン！
その前に
作り方もなかなか大変です。
麺、キャベツ、レトルトの具材、ソース、青のり、揚げ玉、花かつお、魚粉、紅ショウガ
これらを正しい順番で、速やかに、確実に、スマートになじませなければなりません。
そして湯切りまでの時間は５分、硬めが好きな場合は４分３０秒ですが、
これは湯切りタイムを計算していません。
個人的には究極とまでにハードルを上げるのであれば、
ここは『湯切り完了タイム』で表示してほしかったところです。
などと考えつつも
やはり最初は説明書通りに作るのが正道と
湯切り完了タイムを５分に設定して完成。
美味さは本領発揮時間で食さなければ分かりませんので、
即座に食します。
・・・
・・・・
・・・・・
これは
あれですね、
一言で言うと『強い』味ですね。
単なる【濃い】ではなく『強い』味わいです。
氷結乾燥麺はモッチリした仕上がりで噛み応えもあります。
粘度が高いソースと、レトルトのお肉も相性が良く、
魚粉の香ばしさ、花かつおと青のりの風味、揚げ玉の食感、紅しょうがのアクセントと
それぞれの味の輪郭がはっきりしています。
全体の印象としてはややぬるっとしているというか、
麺の表面に具材の油が強くコーティングされているので、
濃厚さに拍車をかけています。
この点はもしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれませんが、
カップ焼きそばの落とし穴である麺の結着を防ぐという意味では２重の効能を出しているとも言えます。
麺自体の味としても酸味が強めのソースにも負けておらず、
高次元でバランスが取れていると思います。
一般的なカップ焼きそばよりも量はやや少なめですが、
食べ応えとして考えればむしろ適正な量ではないかと思います。
完食して思うのは
僕はこの系統の焼きそばを食べたのは初めてではないと記憶をたどってみると
静岡県で売っている高級版の富士宮カップ焼きそばと同系統な感じです。
当時のブログ↓
『静岡からの刺客』
https://blog.goo.ne.jp/seiki-v8/e/5bdd86692b4c2b767b65790e71f743e4
こちらもノンフライ麺の食感や
強い味わいのソースなど、味の狙いは同心円上にあったと思います。
ちなみにこの富士宮焼きそばは４００円台だったと思います。
まとめとして、
味は確かに美味しいです。
しかし究極を目指すあまり『カップ焼きそばではないジャンル』で闘おうとしているような感じがします。
それが全体としての『ぬるっと感』なんですね。
構造上仕方ない面もあると思います。
しかしラ王焼きそばは生麺タイプできっちり焼きそばをやり切っていますし、
食感という面では正直なところラ王の方が僕の好みでしたが、こういった試みは良かったと思います。
究極を名乗ったことによるハードルの上昇はありましたが
あえてそこを狙う潔さは、材料費に糸目を付けないという好事家の目を覚まさせたという面もあったと思います。
もちろん十分に美味しかったです。
しかし
僕はヤキソバンとして
究極を名乗るからこそ今回単発の挑戦で終わることなく
更なる高みに達した次回作を期待します。
ごちそうさまでした。
運転免許取消処分の回避＆軽減専門で２５年の内村特殊法務事務所
代表：行政書士：内村世己
URL：http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町２丁目４５－５永谷ビル７０３
TEL03-5285-1840：090-9341-4384
皆さんお待ちかね
ヤキソバンの時間ですよ。
今回のお相手はネーミングもそのまんま
『究極のカップ焼きそば』です。
あまり馴染みのない名前ですが、
こちらは有名店を何店舗も経営しながら
汁なしカップ麺評論家としても活動している横川毅氏が、値段ではなく質のみを追求して辿り着いた一品だそうです。
ちなみにこちらは一般販売はしておらず、
クラウドファンディングでの取り扱いでした。
１２個入りで７２００円という価格は単価６００円と
一般的なカップ焼きそばとして考えれば非常識なほどのお値段です。
しかし美味しいカップ焼きそばなら６００円位どうということは無いという
漢ヤキソバンにとっては、むしろ自らそこまでハードルを上げる潔さに
一口乗ってみようと思ったのです。
ところで、
なんでもそうですが『高価格なら高品質で当然』です。
しかし料理って個人の主観によるところが大きいので
なかなか値段と味は一致しない事が多いです。
特に僕のような好き嫌いの多い人種だと一般的に美味しいというものでも「・・・」と思う場面も少なくありません。
ただ、カップ焼きそばに関しては一家言持ってますので、正当な判断をジャッジできると思います。
開封すると梱包はこんな感じ
一切の虚飾を排しています。
パッケージはこんな感じ、
なるほど、熱湯よりも熱い思いの丈が叩き付けられています。
しかしその思いが実るも枯れるも味次第！
いざ尋常に！ヤキソバン！
その前に
作り方もなかなか大変です。
麺、キャベツ、レトルトの具材、ソース、青のり、揚げ玉、花かつお、魚粉、紅ショウガ
これらを正しい順番で、速やかに、確実に、スマートになじませなければなりません。
そして湯切りまでの時間は５分、硬めが好きな場合は４分３０秒ですが、
これは湯切りタイムを計算していません。
個人的には究極とまでにハードルを上げるのであれば、
ここは『湯切り完了タイム』で表示してほしかったところです。
などと考えつつも
やはり最初は説明書通りに作るのが正道と
湯切り完了タイムを５分に設定して完成。
美味さは本領発揮時間で食さなければ分かりませんので、
即座に食します。
・・・
・・・・
・・・・・
これは
あれですね、
一言で言うと『強い』味ですね。
単なる【濃い】ではなく『強い』味わいです。
氷結乾燥麺はモッチリした仕上がりで噛み応えもあります。
粘度が高いソースと、レトルトのお肉も相性が良く、
魚粉の香ばしさ、花かつおと青のりの風味、揚げ玉の食感、紅しょうがのアクセントと
それぞれの味の輪郭がはっきりしています。
全体の印象としてはややぬるっとしているというか、
麺の表面に具材の油が強くコーティングされているので、
濃厚さに拍車をかけています。
この点はもしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれませんが、
カップ焼きそばの落とし穴である麺の結着を防ぐという意味では２重の効能を出しているとも言えます。
麺自体の味としても酸味が強めのソースにも負けておらず、
高次元でバランスが取れていると思います。
一般的なカップ焼きそばよりも量はやや少なめですが、
食べ応えとして考えればむしろ適正な量ではないかと思います。
完食して思うのは
僕はこの系統の焼きそばを食べたのは初めてではないと記憶をたどってみると
静岡県で売っている高級版の富士宮カップ焼きそばと同系統な感じです。
当時のブログ↓
『静岡からの刺客』
https://blog.goo.ne.jp/seiki-v8/e/5bdd86692b4c2b767b65790e71f743e4
こちらもノンフライ麺の食感や
強い味わいのソースなど、味の狙いは同心円上にあったと思います。
ちなみにこの富士宮焼きそばは４００円台だったと思います。
まとめとして、
味は確かに美味しいです。
しかし究極を目指すあまり『カップ焼きそばではないジャンル』で闘おうとしているような感じがします。
それが全体としての『ぬるっと感』なんですね。
構造上仕方ない面もあると思います。
しかしラ王焼きそばは生麺タイプできっちり焼きそばをやり切っていますし、
食感という面では正直なところラ王の方が僕の好みでしたが、こういった試みは良かったと思います。
究極を名乗ったことによるハードルの上昇はありましたが
あえてそこを狙う潔さは、材料費に糸目を付けないという好事家の目を覚まさせたという面もあったと思います。
もちろん十分に美味しかったです。
しかし
僕はヤキソバンとして
究極を名乗るからこそ今回単発の挑戦で終わることなく
更なる高みに達した次回作を期待します。
ごちそうさまでした。
運転免許取消処分の回避＆軽減専門で２５年の内村特殊法務事務所
代表：行政書士：内村世己
URL：http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町２丁目４５－５永谷ビル７０３
TEL03-5285-1840：090-9341-4384