トレーニングで最も大切なのは『個別性』

イチロー診たトレーナーが警鐘「我慢ストレッチが関節壊す」

この記事でも言ってますが
開脚ができるようになる本がバカ売れしているそうな・・・

僕が仮に「開脚できるようになるにはどうしたらいいですか？」と聞かれたら
「毎日お風呂上りにストレッチしてたらすぐにできるようになりますよ」と
とてもじゃないですが一冊の本になるほどの分量は作れません

とはいえ、
体が柔軟になって悪いことはありませんので
スポーツ選手じゃなくてもストレッチはやった方が良いと思います。

しかし、一つの理論が流行ると少し視点を変えた新理論が流行りに乗っかろうとするもので
上辺だけで判断してしまう人は新しいから良い物と思いこんでしまって失敗する人も沢山います。

例えば
少し前から出回っている理論で『ストレッチはしない方がいい』というものがあります。
意識高い系の人たちはしたり顔で実践している人も目につきます。

でもこれって
元々はパワーリフティングの選手が入念にストレッチした場合と、ストレッチよりもウォーミングアップを重視した場合では
前者の方が挙上重量が下がる傾向があるということから生まれた理論だそうで。
普通の人が限界筋力に挑戦するようなトレーニングなんてしませんよね

かと思えば少し前のラジオでは、横綱白鳳が好調の原因について「本人のインタビューでも入念なストレッチが良かったと話していました」のようなこともありました。

運動って結局は目的と相性に尽きるんですよ。
そこに触れずに単に目新しい理論を換金手段くらいにしか思ってない風潮って、いつか問題になると思うのです。

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