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きっかけは何でも良い

2015年09月24日 | 格闘技とかスポーツとか
僕の所属道場ヒデズキックのキックボクサーがいまして。

10月にプロデビュー戦を控えています。

彼はもともとダイエット目的で入門したものの
体型の変化などで結果が出てくると強くなった自分を試したくなったのか
アマチュアの試合に出場するようになりました。

練習も真面目ですし
それなりに結果も出し、
アマチュアのランキングでは1位、
全日本クラスのトーナメントでも準優勝と好成績を収めていました。

しかし
センスも良く頑張る子ではありましたが
プロデビューには会長もやや二の足を踏んでいたのは『厳しさが足りない』という事を感じていたからです。

きつい時には休む、仕事が忙しいから練習時間はそれほど取れない
それはある意味当たり前のことですし、アマチュアまでなら、あるいは体力づくりやダイエットなら全然OKです。

ですが
プロはそれではいけません。
『それで食べていけるか』というのもプロの指標ではありますが、
それ以上に重要なことは『お客さんを納得させられるような技術や体や気持ちを見せられるか』つまり『感動を与えられるような何か』をもっているかが重要になります。

そしてそれ以上に大切なことは
【大怪我をしない最低限のスキルを身に付けているかどうか】です。

プロの試合はみんな人生をかけてリングに上がっています
極端に言えば『結果的に死んでしまっても仕方ない世界』です。

長く格闘技に関わっていると
大怪我した選手も見ますし、自分自身でも大なり小なり怪我はしています。

また怪我をさせたことだって数え切れません。
練習の怪我は不注意であったりアクシデント=運であったりすることがほとんどですが
試合の怪我の大きな原因は『弱いから』です。

仮にそれが運やアクシデントだったとしても
プロの試合ではそれも含めて『弱い』ということになります。

だからこそ
練習の質はもちろん絶対的な量の面でも厳しいことは言ってしまいます。

ある日の練習後に
その選手と今後について
僕ら先輩連中も交えて会長が少し話しました。

本人の回答は
やっぱり自分がどれだけできるのか試したいということでしたので
周りもこれからはプロとして扱うと宣言しました。

それからしばらくして
道場には練習に励む選手が一人増えました。

デビュー戦が決まって相手をイメージできると不安感も高まるようで、
朝走って、会社の昼休みにも練習して、終わったらもちろん練習して、残業で遅くなって日付が変わる頃でも道場に顔出して少しでもやっておく、
そんな『プロなら当たり前の練習』もできるようになっていました。

試合が怖い
大怪我するかもしれない
そんな不安を払拭するために必死に練習しているというのももちろんですが、
それとて本当に嫌なら自分から望まなければいいだけの話です。

恐怖心以上の
自分自身への期待感があるからこそ
限界以上の追い込みができるんだと思います。



ちなみに
練習量を増やしたら仕事の方でも成績が上がって良い流れができているそうで
違う意味でも喜んでましたね(笑)



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