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『美魔女に感じる違和感』に感じる違和感

2012年12月21日 | 雑談
ここしばらく、
正確な起算日はよく分かりませんが
『美魔女』という女性をよく拝見します。

なんでも
年齢を感じさせない美貌やスタイルを持った女性だそうです。

なるほど美人だなと思っていると
やはりアンチと言いますか

年齢にそぐわないという声も上がっています。
あからさまな整形だったり、
常人には耐えられないようなハードなトレーニングだったり
アスリート並の食事管理だったり
湯水のようにお金を注ぎ込んだり、

あの手この手で
時間に抗おうとしている姿を見て『美魔女に感じる違和感』などと言い始める始末です。

メディアが扇動していたにもかかわらずです。

言われることは決まって『年齢相応の美しさ』ですが、

それならば『時間に抗う向上心や執念の美しさ』もあるはずです。

かつてタ〇リ氏は『等身大の〇〇』という言葉が流行した際
「等身大ならそれを幸せとは言わない」とバッサリでした。

綺麗になることも
マッチョになることも不自然な姿を求めること
それが美しいかどうかは時代と本人の価値観が決めること、
命の危険があるような筋肉増強剤や
スポーツの公平性を覆すような薬物は言語道断ですが
害にならないものであれば、使うことを否定するのは科学&化学技術の進展の妨げでしょう。

三島由紀夫は肉体の衰えを認められずトレーニングに没頭していきました。
多くの武道家が老いという自然な流れに抗い、
生涯を賭けて強さを求めてきました。

自然な姿だけをありのままの姿=正しい姿と評するなら
それは才能至上主義あるいは素材万能主義であって努力の否定だと思います。

整形しようと
お金を突っ込もうと
自己管理ができなければ維持することはできません。

あらゆる生き物のなかで
不自然を求めることができるのは人間だけなわけで、
100%自然な姿以外ダメといっても
生き物だって世代を重ねるごとに進化していくわけです
結局はどこで線引きをするかでしかないと思います。

その時代ごとの不自然に挑むことこそが
生物進化の歴史だったはずです

ギリシャ神話のイカロスも
『人間は飛べない』という自然な姿に逆らいました。
この部分だけを切り取れば無謀な挑戦で死んだということになるかもしれませんが

イカロスの翼を作ったダイダロス(イカロスのお父さん)は
ちゃんと目的地まで飛んでいますので
イカロスの故事は決して無駄な挑戦という意味ではなく
きちんとやってれば成功したのにという教訓としてとらえるべきだと思います。
※ダイダロスはイカロスに
「低く飛び過ぎると海からの飛沫で重くなって飛べなくなるし高く飛び過ぎると太陽の熱で羽を固めた蝋が溶けてしまう。」
と、ちゃんと教えています。



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