食感の話

「好きな料理漫画は？」
と、聞かれると
「鉄鍋のジャンです」と答える僕です。

さて
『鉄鍋のジャン』はいわゆるお料理バトル漫画ですが
先に出したら負けるとか
心を込めた料理が勝つだとか
そういうセオリーを全く無視した規格外の料理漫画で
どうせやるならこのくらいぶっちぎってくれという僕の好みに合致して
連載期間も毎回読んで楽しめました。

そんな中
登場するライバルの一人に
『次世代の味は食感だ』という相手が出てきます。

単なる味に加え食感のコントロールによって新しい味を開拓する強敵です。

さて
僕自身も食べ物の食感はやはり大きいと思います。

寒くなってくると肉まんが恋しくなりますが
僕は肉まんの中に入ってるタケノコにどうも釈然としない思いを持ち続けています。

というのも
お肉の肉感がタケノコの歯触りに対してどうしても
後に来てしまうんですよ。
理由は簡単で
同時に噛んだ場合、タケノコの方が小さくても肉よりタケノコの方が最終的に歯に触れている感覚を強く残すからです。

味の浸みたタケノコは確かに美味しいです、
それは否定しません。
ですが
肉まんである以上
肉が主役でなければならないと思うのです。

『でもゆるキャラは【たけのこまん】だよね』
と分かっていただけたら
「おはにょっきり」と挨拶しながら
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