内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

警察では『ふかざけ』と呼んでました。

2011年04月01日 | お仕事全般
31日は
バーの開業届を出しに行ってました。
正式には『深夜酒類提供飲食店』といいます。
今日行った警察の窓口では「ふかざけ」と業界っぽく呼んでました

こういう書類って住所表記などは揃えないといけないんですよ。
3丁目と三丁目とか5『番地』と5『番』とか

んで
お店の場所はビルの賃貸契約書を見れば正確な住所表記は載っているしそれに合わせればいいだけの話なのですが
今回は急ぎということもあって、飲食業の許可(こっちを先に許可とります)を申請する際には
賃貸契約書は依頼者の手元にはなかったんです。

(はい、この賃貸契約書の話、後でも出てきます)

更には法人名義で届け出るのですが
定款(会社の決まりごとをまとめた書面)も出さなくてはいけないにもかかわらず、
会社自体も転売されたりするなかで定款の原紙は行方不明に・・・

というわけで
登記簿を取ったところ
設立が比較的最近の会社である事が判明。
公証人役場に行けば設立当時の定款を出してもらえるのですが
どこの公証人役場かが分からないと何日もかかってしまうので
まずは法務局にいき、『原始定款の閲覧請求』をすることに、
簡単に言えば新しい会社なら法務局に行けば
会社を作るときの定款を見せてもらえるのです。
ただ写真を撮るのは良いんですが、コピーはダメです。

なので担当した公証人役場を調べるために
法務局にある定款の最後のページに押してあるハンコで担当公証人を割り出すのです。

その結果
23区内のさほど遠くないところだと判明
急いで電話をすると
担当公証人は休みだったが
すぐに発行可能との事、
喜び勇んで電車に乗ろうとすると、また公証人役場から電話

なんでも『電子認証』なので、紙の定款は物体として存在していないとか・・・
警察へ行く時間は迫ってきているのでどうしようかと思ったものの

電子認証なら電子認証のIDを持っている行政書士が法務局に出向かなければならないので
そこの公証人役場に申請出した行政書士を教えてもらい電話、

初めは「午後になります・・・」
という返事だったのだが、そこをもう一踏ん張りしてほしい旨伝えると
頑張ってくれるとの事

特別な扱いなので
事務所名は出せませんが
実に男気が感じられる事務所さんでした。

しかし今度は
公証人役場の方でなかなかプリントアウトできない事態が

予定より大幅に遅れることに

しかしその事務所の担当の方
今日は新宿でお客様と会う予定だったから持ってきてくれるという話だったんですよ
そっちの時間が迫ってきたため僕の定款を待っていられない状況に

とっさに
「依頼者からは定款請求の委任状もらってるわけだから、〇〇さんとそのまま交代すれば・・・」
などと善後策を講じているとその事務所の先生から
「別の担当に引き継いで向かわせます」とのこと

いや、この先生『漢(おとこ)』ですよ。

そして無事定款を受け取り警察署へ、
警察の届出自体はスムーズでした、しかし

さてここで冒頭の『飲食業の許可』が・・・
なんと依頼者様から聞いていた住所表記が契約書と違うのです。

いやはや
今朝受け取ったもんだし、法務局やら公証人役場やら走り回ってたもんだから
スカッと忘れてましたよ

指摘されてるのは
警察の窓口だし、

まぁ
そこは動じずに
「あ、そこは差し替えで、明日持ってきます

警察も「センセしょーがねーなー」みたいな感じで
いったん受理してくれて、また持ってくる形でOKもらいました。

んでその足で保健所行って
飲食業の許可証の記載事項を変更して
明日って話でしたが、10分ほど時間が余ったのですぐ警察に持って行って
一件落着と相成りました。

飲食業許可証の記載事項変更はすぐにやってもらえますので
前日に受け取れていたなら気付いて補正かけることもできたでしょう。
スピード重視の依頼だったのでいろんな部分を絡ませなければならないところもありました。

訂正箇所がその日中に完了するところだったり
定款が上手く取ってもらえるようになったり。

そもそも
僕も何度も行ってる警察署なのでやりやすいということもありました。

批判が趣味みたいな人種からは色々言われることもあるかと思いますが、
お客様のご希望に叶う結果は出ました。

いろんなラッキーが重なった部分はあるでしょう。
ですが
ゴルフの帝王こと、ジャック・ニクラウスはインタビューに以下のように応えています。

【(優勝という結果に対して)私はラッキーだったんだ。そして、
一生懸命練習すればするほど、ラッキーはたくさん起こるものなのさ】

金言ですぜ旦那

ちなみに
ゴルフつながりで僕的金言がもう二つ
『ネバーアップ、ネバーイン』
=届かないボールは絶対に入らない

『迷ったならまっすぐ打て』
=右曲がりだと思ったら左曲がりだったり、あるいはその逆だったり
まっすぐならどっちに外れてもむしろ被害が少ない

出自は
『プロゴルファー猿』です。

けっして格闘家のバイブル
『民明書房@呉 竜府』ではありません

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