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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

伝言ゲームは続かない

2011年04月27日 | 雑談
原発の作業って
2次下請けだの3次下請けだのってよく聞きます。

つまり
下請け→孫請け⇒ひ孫請け・・・・・

もちろんその間でお金は抜かれていきます。

丸投げする側にしてみれば
『俺のおかげでお前ら仕事にありつけるんだぞ』
という意識でしょう。

請ける側は
立場が弱いので断れません。

市場原理といえばその通りですし
需要と供給のバランスといてしまえばそれまでです。

日本的なそういう風潮が間にかかわる人数を増やすことで
結果的に多くの人が『何も考えなくても』『企業努力をしなくても』
仕事にありつけてきたわけです。

普通の企業であれば
単に値段が上がるなど、割を食うのは消費者です。

嫌なら買わなければいいし
お客様から求められないなら市場から消えるだけです。

ですが、ライフラインにそんなことをしてはいけないと思うのです。
ましてや
わずかなミスが大事故につながるものを扱うのです
大元の人たちは
高度な技術を持っているでしょうし少なくとも現場では高い志を持っていると思います。
もちろん、下請側に志がないとは思いません。

ただ、技術の絶対値に厳然たる差は存在しますし、
なにより情報というやつはどんなに完璧に引き継いだって100%伝わることはありません。

僕の好きな革ジャンのブランドは
職人が『一人一着縫い』で一着の注文を作ります。

それは引き継ぐ際の誤差を嫌ってのことです。

仮に1mmの誤差だったとしても
10個のパーツで生まれたなら1cmになってしまう。

そこに現物がある仕事でさえこれです。

情報なんていう不確かなものは
絶対に完全に伝えることはできません。

また、権力は情報を独占する力でもあるように
伝えない情報も存在します。

下に行くほど発端からは加速度的に金額も下がっているでしょう。

お金がすべてではありませんが
世間からの賞賛は社外の出来事で、
社内の評価はお金でしか出せません。

自分たちだけでなく
世の中の人たちの命を預かる作業は
最も責任あるところが
自分の手で任に当たって欲しいものです。

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