そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

平成29年ソバの育成記録 その2 播種

2017年08月28日 | ソバ栽培

8月26日(土) 静岡では最高気温37度となるらしい。 「らしい」と言うのには、温度計を持ち歩いていないので良くわからないためである。

カミさんは、東京より静岡の方が暑いことに、全国の天気でも静岡が一番暑い予報であることにいたく憤慨していた。

 

暑くなるのが判っているので、起きてすぐに飯をかっ込んで、畑に向かった。

畑に着くと8時半。

巻き尺で縦横を計ると、畑の面積は目算のとおり9mなにがし四方あったので500gの種を全部播くことにする。

畝を作ると水はけが良くなるので良いのだが、富士川の河岸段丘にできた土地の為、50cmほど下は砂利であると思われる。

ボーリング調査等をした訳ではないが、子供の頃に裏の畑を掘ったら、玉石がザクザク出てきたのを覚えている。もちろん子供だったので目的は「落とし穴」を作るためであった。

30cm間隔で糸を張り、竹ざおで筋を深さ10cm程度付けると、周りが崩れて出来高は深さ5cm程度の溝となる。

後は9m/0.3m=30本

500g/30本=17g を計り取りできるだけ均一に、9mに渡って条播きすると、5cm間隔に3粒ほど(2.5cm間隔に1粒程度の割合)を頭で考えるより遥かに適当に、ものすごく適当に播いた。

 

別角度から(意味は無いが・・)

 

里芋の脇に残地が8m×2m程度あったので、ついでに平成26年秋に山のミカン畑で収穫したソバの種もこちらはバラマキにしておいた。3年前の種であるが、冷蔵庫に入れておいたのと、粒が揃って大きいので、多少の期待を持っている。

作業を終えると9時半

家に戻って、シャワーを浴びて畳の上に大の字になると30分ほどはいい心持ちでいた。

次第に気温が上昇し、10時半ごろには寝転んでいるだけでも暑い。

 毎年この時期は扇風機しか無いことを悔やむが、一日二日で厚さのピークも過ぎてしまう。またピークを過ぎると、途端に涼しい風が吹いてくる事もあり年間一日二日の為にエアコンを購入する気にならない。静岡のどこも同じという訳ではないが、家が段丘の上で、前が比較的あいているため風が抜けるだけである。

 こうなると、家の中に居るより、外の日陰に居ると誠に気持ちのいい涼やかな風が吹いて凌ぎ易い。

案の定、26日(土)はコテツ(柴犬♂5歳)もベロを出してハアハアとしていたが、27日(日)には涼しい顔で昼寝をしていた。

ここまで書いて、コテツの寝顔を撮影しておけば良かったと思い至ったが、後の祭り。