伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

閑話休題

2010-01-16 00:42:04 | 町づくりって楽しいかも!
カッセイカ関連や密かに“まちおこし”と思いながら参加する会議って結構あるんです。
そして、会議の中で意見が出る、続々と、ああしたらこうしたら?、こんなことしてたら駄目だ、ああやるんだ・・・とかおっしゃる。

例えば、「まちなか市」を考えるとして、「イマイチ盛り上がりに欠けるねぇ」「もっと早く広告を出さなきゃ」「今度は○○をしたらどうだろう」とか意見は出る。
それはそれで有難い貴重な意見です。出された意見をみんな実行できたら・・・
苦労はいらん!のです。

提案してくれた人が、最初から最後まで責任をもって実行してくれさえすれば、それでいい、それだけのことです。

何が駄目なのか、「言いっ放し」なんです。「理想論」ばかりなんです。

実際に、出店者を募り、ポスティング用のチラシを作って、配って、前日の準備、当日の準備、ブースの位置取り・・・ささやかに市を盛り上げようと小さなイベントを打つ、この準備も行いながら・・・です。(まちづくり会社の使命は、これだけではないんですけどね。いつの間にか言いだしっぺの人間が、成功させなければという結果まで引きずりながらやってますけど…)

先般、「市」を手伝ってくれた知人は「今度は、こんなことをしよう、ちゃんと準備から責任持ってするから」と言ってくれた。そう、この言葉なんです。万が一、諸事情でできなくなったとしても、それはそれで仕方がないんです。「ごめんなさい」と言えばいい。
「野菜があると書いてあるのに、売ってないじゃないの。広告に偽りあり、すぐに外しなさい」と言われても、「ごめんなさい、野菜は明日なんです」と謝るしかない。今日はなくても、明日があるさ、と開き直ちゃう、こんな根性も芽生えたりする。(その日にしか来られなかったかもしれないお客様には申し訳ないのですが…)
そんなこんなの「市」ですが、実際に「やってやろうじゃん」という協力者がいなくては、何事も前には進まない!!と思うわけです。

まちづくりって、「有言実行」しなければ意味がない!と思います。

とある商店街の方が、「本当は自分たちでやらなければいけないことを、(まちづくり会社に)してもらってる。自分たちにできることは何か?と考えないといけないと思う」と、おっしゃってました。この言葉をいただけただけでも、続けてきてよかったな、と思います。でも、これから先のことを考えると、人任せでなく、自分たちのことは自分たちで真剣に取組んでみる価値はあるのかな、と。

一つの商店街だけで考えるのではなく、それぞれの団体が連携を取りながら、取組めればいいなぁ・・・。そんなことを考える会議が、今日もある。