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伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

中活認定後の初事業?

2008-11-14 00:18:14 | 町づくりって楽しいかも!
と、今回の「街なか住宅をつくる勉強会」の講師、COM計画研究所の高田先生はおっしゃいます。


なぜ、今、住宅?

国から認定された「基本計画」のなかに(参考
『(1)現状分析
 中心市街地の人口減少が進み、昭和35年から比べおよそ半減している。その要因は、市街地内での住宅供給不足や、まちなかでの古いしきたりや風習、近所づきあいなどから離れたいという若い世代を中心とした郊外への人口流出と流入人口の減少である。そのため、中心市街地の高齢化率は3割以上となっており、小さな子どもを持つ世代が極端に少ない。400年の伝統を誇り、本市で最も大きな祭りである上野天神祭では、だんじりを引く若者がいないことから地域行事の存続が危ぶまれるなど、地域づくりの中心となる世代の不在は、コミュニティの形成に支障をきたしつつある。
人口の高齢化が進んでいるものの、中心市街地には商業・業務施設、公共施設、公共交通などが集約されており、今もなお日常生活での利便性は高いまちであるといえる。アンケートなどによる市民ニーズからも多世代が住みたくなるまちづくりへの期待を読み取ることができる。
(2)街なか居住の推進の必要性
 上記を踏まえ、人口減少と高齢化に対応するためには、まちなかでの住宅供給が必要である。しかし、地域住民ニーズ調査からも分かるように、今すぐに住宅供給を行なったとしても、中心市街地に居住を求めるニーズは少なく、直接的な供給よりも、まず居住環境を整えることに力を注ぐことが急務となっている。そこで、歴史的なまちなみに調和した建物への誘導を図るための「町家等修理修景助成事業」とともに、「町家情報バンク整備」を行なう。また、次のステップへスムーズに移行できるよう、住宅供給に向けた関係団体の情報共有や協議を行なう「街なか住宅供給促進会議」を立ち上げる。』 とあります。

でも、いきなり「立ち上げる!」といっても理解を得られるわけもなく、「地道」にしかし「本気」になって考えよう!と。
都会に出て行った人たちが帰りたくなる家、城下町に住みたいという人のために、これ以上「空き地」や「空家」を増やさないように・・・

例えば

戦前長屋が軒をつらね路地が入り組んだ地域にあり、長屋に住む人達に声をかけ、グループ分譲制度により実現した集合住宅です。この家に入る人の思いで設計されていて同じ間取りは、ないとか。


2軒長屋を改修。





「誰がやるんや」
「自分たちがするんや」
そのためのお勉強会でした。
次回は、街なか住宅を推進するために「何かいい助成制度はないかいな」という勉強会。手厚い助成は無理でも「そっと、背中を押してくれるような制度があればいいな」ということを勉強できれば・・・